先っちょマンブログ

20170625-1

乳がんを公表して闘病中だった小林麻央が亡くなった。34歳だった。
ステージ4の末期で自宅療養を行うということは、大体どういうことか想像がつくので今さら驚きはしないが、34歳という若さで死んだことは不憫に思う。

とはいうものの、「若いのに可哀相」というくらいで、小林麻央にも旦那の市川海老蔵にもなんの思い入れもないから特にそれ以上思うことはない。
ネットではなかなかの騒動で、産経ニュースでは大見出しを付けて記事を配信していたが、それほど騒ぐ話なのだろうか。
私はこの海老蔵夫婦が好きではなかったので、正直どうでもいい。

市川海老蔵のウザい感じが元々嫌いだったが、特に嫌うようになったのが悪い酒癖の話を知ってしまったからだ。

10年ほど前、「ジャイケルマクソン」という番組で芸人の陣内智則が阪神の選手らと飲んでいたときの話をしていた。
酔っぱらいが来て、当時阪神の選手だった赤星に腕相撲をやれと絡んできた。赤星はプロ野球選手のなかでは体が小さい方だから勝てると思ったのかも知れない。赤星は断っていたが、酔っぱらいがあまりにもしつこく絡んでくるので、「先輩に迷惑かけさせられない」と鳥谷が自分から相手を名乗り出て、一瞬で倒したという話だ。

「鳥谷カッコイイ」という話だったのだが、陣内はここでひとつ隠してたことがあった。その酔っぱらいは実は市川海老蔵だったのだ。赤星自身が関西のテレビ番組で語って明らかになった。
海老蔵は赤星にいくら貰っているのか年収を尋ね、「自分は60まで国から2億貰える」などと散々自慢話をしたあと、腕っ節にも自信があるといって赤星に腕相撲を挑んだのだという。
泥酔した海老蔵がなんとかリアンとかいう不良に殴られて大怪我をしたというのがあったが、この話を聞いて心底嫌いになった。ただウザいだけでなく、性格もねじ曲がっている。

その後、小林麻央と結婚しておとなしくなったが、今度は酒とは別にブログに楽しみを見つけたようだった。
芸能人は中身がスカスカのブログを書いてもそこそこ人が集まり、広告収入を得ることができる。海老蔵は1日に何度もショートメールみたいなブログを書き、アクセス数を集めて毎月数百万円を稼いでいたという。今では1千万円を超えているかも知れない。

小林麻央が闘病日記に準ずるブログをやり始めたのも、どう考えても海老蔵の影響だろう。閲覧している人は小林麻央の闘病生活のなにを見るのが楽しみで見ているのか知らないが、話題になればなるほどアクセス数が増え、毎月の広告収入も上がる。
私には死に際の嫁さんにブログを書かせて金儲けしているようにしか見えなかった。そのうち、嫁さんが死んだことを本にするに違いない。

「ブログで勇気を与えてもらった」などという声もあったが、がんの闘病をしている人のブログでなんの勇気が貰えるのか。やつれた顔を見てどんな勇気が湧いてくるのだろう。
最後にがんに打ち勝てばよかったのに、結局死んでバッドエンド。がんの闘病を続けている人、その家族を見守っている人はそれをどう思うのだろう。「やはりこうなるのか」と思っただけではないか。

配偶者をなくすということは大変なことではあるが、交通事故で突然死ぬのとがんで死ぬのではわけが違う。
日本人の半分くらいはがんで死に、終末に大変な苦しみを与えるが、がんも悪いことばかりではない。がんの放射線治療専門医がコラムで書いていたが、がんは死ぬ人に死ぬ準備をさせてくれる病気である。私の父親も、死ぬ前にいろいろ準備して、契約関係なども全部対処してから死んでいった。

がんは本人に死ぬ準備を家族にも心の準備をさせてくれる。私の場合、父親ががんで死んで病院に行ったときにあまり泣かなかった。がんは死ぬ前に危篤になるし、そうなる前に何度もいろいろ考える。
前に飼っていた猫が交通事故で死んだときは人生で一番泣いたが、父親のときはそうでもなかった。父親に悪い気がするが、これはしょうがない。

市川海老蔵や小林麻耶が当日や翌日にも仕事をしていたことについて称賛の声があがっているが、これもどうも違和感を感じる。嫁さんや妹が死んだら悲しいだろうが、先に述べたようにがんで死んだのだから事情が違う。
それにこの人たちは、葬儀の準備など誰かがやってくれるから仕事くらいできるだろう。

日本のマスコミは、死んだ芸能人やその家族が気丈に振る舞っていることに対して美談にするのが好きだが、市川海老蔵程度なら同じ以上のことをもっとほかの人もやっているだろう。
嫁さんの病気までメシの種にしていた海老蔵が単にキライなだけでもあるが、芸能人のこの手の仕立て上げられた美談は好きではない。

20170623-1

昨日発売の週刊新潮を読んでいてニヤニヤしてしまった。安倍首相が深刻な病気だとするトップ記事の次に、豊田真由子とかいう埼玉4区選出の代議士がいかに凶暴であるかを告発する記事が掲載されていて、その内容は見出しよりもメチャクチャだったからだ。
「豊田真由子 その女、凶暴につき」という北野武の映画をもじった記事だったが、想像以上に凶暴で、絵に描いたようなヒステリーな女だった。

豊田真由子は42歳で当選2回目の代議士で、告発したのは元政策秘書の55歳の男性。豊田代議士は日頃から罵声を浴びせられ、殴られるなどの暴力を受けていた。通常国会の会期末までガマンしていたが、国会が終わったと同時に政策秘書をやめ、やりとりを録音したICレコーダーを週刊新潮に持ち込んだ。

その録音によると、5月20日の夜、政策秘書は自身が運転する車内で「このハゲーーー」などと罵声を浴びせられ、後部座席から豊田代議士に頭部を何度も殴られた。原因は、支持者に送ったバースデーカードのうち47枚で宛先とカード文面の名前表記が間違っていて、その支持者に謝罪しに行かねばならなくなてキレたのだそうだ。

その前日、豊田代議士は政策秘書に対し、「鉄パイプでお前の頭を砕いてやろうか」「お前の娘も危害が及ぶ」と絶叫されて恐怖を覚え、その翌日から録音するようになったのだという。

この豊田代議士は日頃から秘書や事務所のスタッフをいびり倒しており、キーキー喚き、絶叫しながら人格攻撃をするというとんでもない政治家だった。いや、人間としてどうかしている。

これ以外にも、春の園遊会で招待されていない母親を連れていき、本人と配偶者しか入れない決まりなので母親の入場を断られると、入れろと絶叫し、「母親は配偶者だ」と強弁して強引に入って行ったのだという。
警備もへったくれもないが、国会議員という立場を利用してメチャクチャしている。

絵に描いたようなパワハラ女だ。豊田代議士は東大を出て、厚生省に入ったエリートで、2012年の民主党政権崩壊後に安倍サンが支持されて当選した自民党の議員だ。エリートかなんか知らんが、年上の人に対して利くような口ではない。年下でもダメだろう。

「スカッとジャパン」に出てくるようなウソみたいな人間で、今回の告発によって評判が地に落ちた。番組のVTRと同じく、悪い女が転落してスカッとしそなもんだったが、内容が酷すぎてスカッとできない。
都議選を控える自民党がさっさと離党させたこともあり、こうやって悪い目立ち方をしてしまった議員は、次の選挙に立候補しても確実に落選するだろう。
政治家は国民の鑑だとは誰も思っていないが、いくらなんでもクズ過ぎる。

自民党の当選2回の議員は「魔の2回生」などと呼ばれている。金銭問題を起こしたり未成年の男性を買った議員がいた。妻の妊娠中に不倫した自称イクメン議員がいて、結婚しているのに別の女性と結婚式を挙げた不倫議員もいた。
豊田議員も「魔の2回生」に仲間入りである。

どうすればこうなるのか分からないが、公募で適当に集めるとこうなるのだろう。候補者を選ぶ自民党の関係者が、議員候補の本性を見抜けないのだから、有権者が候補者の人となりを見抜けるわけがない。「とりあえず民主党や共産とはダメだから自民党の候補に入れるか」という消極的票が集まることによって、こういうバカ議員が誕生してしまう。
票を投じた有権者の落胆が目に浮かぶようだ。

こういうのがあると、市議会などから叩き上げでない公募の議員を当選させることがよくないように思える。親の地盤を引き継いだ二世議員はよくないと言われるが、政治家の経験もなくぽっと出で国会議員になって、調子に乗ってしまうヤツの方がよほど悪い。ただ、二世議員にもクズが多く、一概にはなんとも言えないが。

こういう豊田代議士みたいなのがいると、政治家はクズばかりに思える。実際はクズばかりがフューチャーされるからそう思うだけかも知れないが、似たり寄ったりの政治家も多いだろうし、政治家は総じてクズなのではないかと思えてならない。
とは言うものの、一般人でも豊田代議士ほどではないにせよ、下の立場の人に対して偉そうに振る舞う人間がいる。仕事で下請けをいびったり、脅したり、リベートを求めてくるヤツらは山ほどいて、そいつらは豊田代議士を責める資格などない。

日本人のうち、どのくらいの割合が人格を疑うような人間なのかは知らないが、上の立場になればなるほど増えていくのだろう。元々そうだったのか、上の立場になることでそうなったのかは知らない。
仕事では付き合う人を選べないが、幸い政治家は選ぶことができる。しかしながら、どのような人格であるかを見抜くことは難しい。結局、問題を起こしたヤツを次に当選させないという手段しかない。
このやり方はいかにもマズイが、これを続けていくしかないのだろう。

20170622-1

今日は日曜日までプライベートで滞在していた台湾の台中市に仕事できた。中1日で台湾にとんぼ返りすることなどもう二度とありそうにない。
土曜日に台中に入ったときは、名古屋あたりで新幹線を止めた梅雨前線があり、呆れるほどの大雨が降っていたが、今日はめちゃくちゃ晴れていて33℃くらいあった。

移動移動の連続でウンザリしたが、夕方には客先に入っていきなり打ち合わせを始めた。私が勤める会社の製品を使っているのは台湾の大企業で、半導体工場でのトラブルだった。
観光だけしていると台湾人はテキトーな性格だと思えてならないが、一流企業に勤める人は非常に厳しい。これは韓国にもいえることだが、一流企業の社員は優秀で、いちいち細かくて、口うるさい。

日本では誰もが羨むような一流企業に入ったら、最悪子会社に飛ばされることはあっても、そこそこの人が定年までグループ会社内には留まることができる。台湾や韓国、中国の企業では結果が残せない人はわりとすぐにクビになる。40までに管理職になれない人はいなくなる。逆に40までに管理職になった人は競争に生き残った優秀な人だ。

ここでいう優秀な人とは、会社の業績のために実績を残した人だ。人当たりがいいとかそんなもんは関係ない。生産ラインでトラブルが起これば、管理者の責任になる。だから、管理職も担当も自分の悪い評価を残さないために必死だ。
日本なら「代理店が対応悪くて」とか「メーカーがサポートしなくて」で通じるような内容が通じない。日本では人の責任にできるが、台湾ではムリだ。だから、めちゃくちゃ厳しくなる。社員に厳しければ、よその会社にも厳しい。

東証二部に落ちたシャープが鴻海に買収され、業績が改善して東証一部復帰が見えてきたのも頷ける。台湾の一流企業のは厳しいだけでなく、仕事の効率もいい。日本のようにちんたら仕事をせず、即結果を求められ、難しい決定もトップダウンで即降りてくる。
これまで、シャープの経営陣がいかに無能だったかがよく分かる。

東芝の半導体部門買収の交渉先が日米韓連合に決まったというニュースがあった。日本の官民ファンド・産業革新機構が株式の3分の2を所有し、いろんな決定権があるから安心だという意見があったが、それで本当によかったのかは疑問だ。
ネットでは韓国のSKハイニクスが入っているからダメだという意見があるが、正直、東芝の再建からすればそんなことは小さいことに思える。東芝の技術など、技術者を蔑ろにしたせいで引き抜きされまくり、NANDフラッシュなどの技術がサムスンに流出しまくった。そんな会社なのである。SKハイニクスには大した議決権もなさそうだし、親会社になったからといって簡単には技術情報は流出しないだろう。

そんなことより、日本式経営のままで立て直せるのかという方が問題だ。東芝本体は死んだも当然で、東芝の半導体は生き残って欲しいが、これまで通りちんたらしていたら、きっとそのまま沈んでしまうに違いない。シャープのように劇薬の投入してこそ、生まれ変われるのかも知れない。

東芝の交渉先から外されたことに鴻海の会長が激ギレしているらしいが、このオッサンも経営者としては優秀かも知れないが、本当に胡散臭い。
かといって、ウエスタンデジタルもブロードコムもいいとは思えない。おいしいとこだけ吸われ、残りカスだけ転売される未来が見える。
だから、大して変わらないのかも知れないが、日米韓連合が独占交渉権を得たのが一番無難だったのかも知れない。しかし、前途は多難だ。

台湾の一流企業を見ると、世界で戦うにはこういう会社でなければならないのかと常々思うが、常にギスギスし、ギラギラし、社内で競争ばかりしている企業は日本人の肌には合わないのだろう。

だとすれば、日本企業の多くは没落していくしかないのか。しかし、日本企業のバカではないから、日本式でうまくやっているところがいくらでもある。
よそのいいところは吸収し、悪いところはマネをしないのが日本人の特徴だ。台湾や韓国、中国の急成長企業をマネするのもいいが、いいところだけ吸収して欲しいものだ。

このページのトップヘ