先っちょマンブログ

20190716-1

島田紳助がちぐはぐな行動を取るバカタレントに対して、「脳みそどうなっているのか。腹減ったら右手が上がるとかなるんか?」という趣旨のツッコミをしていた。意味不明な行動をする人に対する的確で笑えるツッコミだと思う。
紳助のこのツッコミを都度に思い出すのが、今の韓国人の行動だ。ホワイト国からの除外や半導体素材の輸出制限に腹を立て、ビールやタバコ、日本車、ユニクロ、無印良品などの不買運動を展開して、ビールの売り上げが2割減ったと喜んでいる。

「半導体素材を無条件で輸出しません」→「ビールを不買するニダ」となるのがよく分からない。日本が「すぐには売りません」と言っていることに対し、ビールを「買いません」と言っていることが一種の禅問答のように思える。「半導体素材を売らない」、「じゃあビールを買わない」では、精神分裂病患者の思考のように見える。

この反応は、韓国にケンカをふっかけきた日本を生意気だとし、ムカつく日本が困ることをしてやろうと考えているのだろうか。だとすると、母親の小言に腹を立ててオモチャを壊したり、父親に叱られて家の壁を殴って穴を開ける子供みたいだ。
売り上げが0%になるわけではなく、一時的に2割3割減るくらいなら大した影響などないのではないか。これまでの実績から、韓国の不買運動は続きそうな気がしないが、仮に日韓の問題がこじれて不買運動が長期化したところで、アサヒビールやJT、レクサス、ユニクロが潰れるわけがない。韓国法人の売り上げが落ち、クビになるのは韓国人従業員であり、先に影響が出て困るのは韓国人の方ではないのか。

これらのよく分からない対応は、日本旅行の中止も同じである。半導体と何の関係もないうえ、訪日観光客の2割超を占める韓国人が例えゼロになったところで、日本の観光に与える影響は限定的だろう。
韓国からの訪日観光客の多くは安く済ませるために格安航空で来る。日本と韓国を結ぶ格安航空便は韓国企業のものが多いので、登場率が下がるともろに影響が出そうだ。そっちの方の心配はしないでいいのか。

非論理的な反日活動が韓国で展開されているわけだが、それは大統領が音頭を取っているからだろう。
文在寅大統領は昨日、日本政府に対して「結局、日本経済により大きな被害が及ぶ」と警告を発し、「日本はさっさと対話の席につき、輸出規制措置を取り下げろ」と言ってきた。めちゃくちゃ強気の発言で、韓国紙は「宣戦布告」と報じた。
文在寅は日本と戦って勝ったとされる李舜臣の12隻の船を引き合いに出し、国民が一丸となって日本と対峙しようと呼びかけており、反日活動の陣頭指揮を取っているような状態だ。

どう考えても、素人目に見て韓国経済が受けるダメージの方が圧倒的に大きそうだが、韓国ではしきりに日本のダメージも相当あると報じられ、政府も同様の警告を日本にしてきた。
根拠がよく分からないが、日本政府の措置発表後、サムスン電子やSKハイニックスの株価が上昇し、日本の半導体素材企業の株が下がったことが念頭にあるらしい。サムスン電子やSKハイニックスの株が上がったのは、1年ほど前から市場でメモリやNANDフラッシュなどの在庫がだぶついて半導体価格が下がっているためで、半導体の製造ができなくなることで不良在庫を吐きつつ、半導体価格も少し上げることになるので短期的にはメリットがあると市場で判断されたからだ。

また、文在寅の日本への警告は、今回の問題を機に半導体素材の国産化を進めることになるので日本が打撃を受けるというロジックもあるらしいが、日本から買っている半導体素材が一朝一夕で開発できるとは思えない。基礎的な技術は金さえつぎ込めば習得できるものでもないのだが、そこらへんを分かっているのだろうか。20年かかったとして、いや気合いで10年でやったとして、10年間も日本との対決に耐えられるものなのか。
「日本の方が損をする」という大統領の発言や韓国の報道は希望的観測に過ぎない。その可能性があることをチラつかせれば日本政府が怯えて手を引くかも知れないという浅知恵だろう。

とにかく韓国の国民も政治家も激怒しているわけだが、やっていることがただ怒るか、よその国に告げ口するかの2パターンしかない。しかも、意味の分からない不買運動と、禁輸ではなく国内の輸出管理の見直しなのにアメリカやWTOに訴えたり、めちゃくちゃだ。WTOの訴えについても、「信頼できない国になったから、普通の扱いに戻す」として、台湾や中国と同じ扱いになるだけなのに、「信頼できないとはなにごとか。元に戻せ」と暴れていて、キチガイじみたチンピラのような主張だ。
「あなたが信用できないので、これからは友人ではなく知り合いとして普通に接します」と言われて「なんで信用できひんのじゃー」と暴れているわけだが、そういう行動が信用ならないことを分かっていない。

文在寅は思っていたより愚直というか、日本に対しては一切の妥協を許さない人物のようだ。韓国世論を見ての反応かも知れないが、中国や北朝鮮にはヘコヘコして、日本に対してだけファイティングポーズを取るのだから、完全に舐められている。レーダー照射問題で強気に出てくる韓国にちゃんと対応せず、うやむやにさせてしまうことを許したせいかも知れない。
雨上がり決死隊の宮迫が反社会勢力から謝礼を貰った云々で最初にごまかそうとしたのは、浮気報道で「オフホワイト」とか言って強引にうやむやにさせた成功例があったからだろう。口先でのごまかしが世間に通用すると勘違いしてしまったため、同じようにできると安易に考えたに違いない。
文在寅も安易に考えそうなタイプだから、日本に対してだけは強気の姿勢で攻められると思っているのだろう。どこから湧いて出てくるのか分からないこの自信は不気味だ。

個人的には今回の問題は韓国国内で不買運動などの反日祭りがひとしきり行われ、韓国政府が国民に隠すように譲歩してきて、なんだかよく分からないまま韓国に影響を与えずにうやむやになり、さらっと終わるのかと思っていた。
ところが、文在寅が真正面からぶつかって来るのだから終わりが見えなくなってしまった。安倍首相も瞬間湯沸かし器で有名な御仁だから、怒り心頭に発するという感じだろう。韓国にチャンスを与えてやったのに、振り上げた拳の下ろしどころがなくなってしまった。

わけの分からない不買運動に、大統領と韓国政府のケンカ腰の対日政策は、彼らの高すぎるプライドから来るのだろう。中国や北朝鮮には向けられない分、日本に対しては相対的に高くなるわけだが、高すぎるプライドはクソの役にも立たない。
日本も今回だけは「あまりにも舐められすぎた」というプライドのために韓国をつついているわけだが、綿密に計画して冷静に対応していることを考えると、日本の方が有利な立場にあると信じたいし、ここまで来てしまった以上は、日本から矛を収めず絶対にいい結果を残さねばならない。

日韓の争いはプロレスみたいなもんだ。観客として傍から見ている分には面白い。ただ、それを最後まで楽しむには日本が勝つ必要がある。試合の途中で多少殴られたとしても、最終的にヒール役の相手を痛めつけてフォール勝ちすりゃいい。今のところそうなる見込みが強いが、展開によっては両者リングアウトで引き分け、もしくは相手の反則勝ちもあり得る。それだけは絶対に許してはならない。
安倍首相、世耕経産相、経済産業省の人たちには絶対に気を緩めず、最後までしっかりとやってもらいたい。プロレスなら贔屓の選手が途中でピンチになるくらいが面白いが、できることなら最初から最後まで一貫して相手をボコボコにする試合が望まれる。

20190715-1

ついに4Kテレビを購入した。ソニーのBRAVIAでX9500Gシリーズの55型だ。
5月にImpress Watchで下の記事を見てX9500Gが欲しくなり、発売まで待っていた。

【AV Watch】ソニー'19年の有機ELと液晶BRAVIAはどう進化したのか。狙い目機種は? (2019/05/06)

消費税が10月から10%になることや、日韓のいざこざで液晶パネルの価格が上がりそうとか、そういうのは一切関係なく、単になんとなく買い替えたいという理由で買った。「アメトーーク!」の家電芸人で毎回言われているが、「買いたいときが買い替えどき」である。6月発売だったが、先月は忙しく、7月に入ればボーナス商戦で多少は安くなることを期待していた。

ネットでいろいろ見ていると、アマゾンがもっとも安そうだった。55型のX9500Gが21万2000円。そこにポイントが1%で2000ポイントついて、さらに1万円引きのクーポンがあるので20万2000円になる。
15日、16日のプライムデーに合わせて買えば、最大で5000ポイント付くので実質19万7000円くらいだ。アマゾンは消費税込みというか、消費税を払っていないのでその価格が購入価格である。

それで買おうとかと思っていたのだが、念のためヤマダ電機に行ってみた。ヤマダ電機はネットで悪く言われるが、私が勤める会社の製品を採用してくれた会社なので、家電はヤマダ電機で買うことにしている。
店頭で見ると22万4800円で、ギフト券などが付くので店員と交渉してねと書いてある。高い家電は店員と交渉しないと損だ。
声を掛けてきた店員に「55型のX9500Gが欲しいんですけど、ネットの方が安くて」と言うと、店員が「ポイントやギフト券での割引でもいいですか?」と聞いてくる。別に構わないと答えると、「ネットの価格を確認してきます」と言うので、「自分が見る限りアマゾンが一番安くて、ポイントとクーポンとプライムデイで実質19万5000円くらい」と告げると、了解したと言って去っていった。

しばらくすると価格を提示しに来て、「本体を税込み21万円、ポイントを1万ポイント、ギフト券を8000円付けて実質19万2000円にします」と言ってきた。もうちょい粘って端数の2000円を引けそうな気もしたが、粘って値引き交渉するのが嫌なのでそれで買うことにした。アマゾンのクレジットカードで買うため、19万2000円の1%がポイントで付くのでもう既に19万円に近い。
店員がネットで確認できるターゲット価格を決め、それを基準にして直球で買うかどうか伝えた方が早い。駆け引きなんかは一切不要だ。ネットの特売セールが相手で本当に無理なときは「無理」と言ってくるが、あまりそうならない。アマゾンより店舗を展開しているヤマダ電機の方が不利だと思うが、まあ彼らなりの意地があるのだろう。

これまで家のテレビは、東芝のREGZA Z8000というフルHDの液晶テレビを使っていた。地デジのテレビも対象に含まれていた家電エコポイント制度が始まったときに買ったものだから、ちょうど10年使っていた。
当時、東芝のREGZAは他社が禁止してきた他社製の外付けハードディスクへの録画を可能にしていた。今では当たり前だが、他社は自社製の高い増設ハードディスクしか認めていなかった。それに対して東芝は何でも繋げられることを売りにしていた。
結局、それを評価された東芝が売れて他社がそれに追随することになるわけだが、先導する形になった東芝のテレビは非常によかった。

本来なら業界に風穴を開けた東芝を評価して買い替えもREGZAでよかったが、東芝の家電部門は中国のハイセンスに売却されたため、今のREGZAブランドのテレビはハイセンスのテレビである。
IBMのThinkPadがレノボに売却されてもXシリーズが評価されているように、ハイセンスのREGZAでもいいのかも知れないが、初めてソニーのテレビを買うことにした。Blu-rayの録画機はソニーのものを使っていて、操作性とかCMカットの能力に満足しているので、メーカーが合うからちょうどいい。PlayStation 4も使っているし、AV機器をソニーで統一するのは悪くない。

とはいうものの、ソニーのBRAVIAは液晶パネルを自前で作らずに他社から購入しているので、主要部品が全部ソニー製というわけではない。X9500Gはパネルをどこから買っているのか知らないが、最近のだと台湾かも知れない。そんなことをいちいち気にしていたらキリがない。

4Kテレビを買ったのは、来年のオリンピックを見るためだ。多くの競技が4Kで放送されるらしいので、一生に一度しかないであろう日本での夏の五輪だからどうせならキレイな映像で見たいと思う。我が家はeo光テレビなので、チューナー付きテレビさえあれば4K放送を見られる。

4Kテレビを買うとして、問題はいつ買うかだろう。10月に消費税が10%になるからといって、テレビごときで駆け込み需要などあまりないかも知れないが、それでもそこそこあるためか、値下げは限定的だ。そういう意味では、需要が落ち込むであろう10%後の方がお安く買えるかも知れない。

ただ、忘れてならないのが日韓の貿易問題である。韓国で高級機向けの液晶パネルの減産が行われる可能性はゼロではない。もし仮に大幅な減産が行われた場合、液晶パネルや有機ELパネルの価格が上昇し、テレビ自体が高くなる可能性もある。最近のテレビはどれも定価がなくてオープン価格だ。しかしながら、日本政府が禁止した液晶パネルの生産で使われるフッ化ポリイミドの規制の影響は限定的になると見られており、あったとしてもLGにパネルを作らせているメーカーがちょっと困るだけだ。おそらく、日韓の問題がテレビの価格へ影響を及ぼすことはないように思う。

まさかテレビを買うときに日韓の貿易とか通商とか外交関係を気にすることになるとは思わなかったが、どっちにしてもこのあとメチャクチャ揉めても国民の生活には何の影響もないだろう。
韓国のサムスンやLGのパネル事業の連中が死ぬ気で奔走しているからだろうが、韓国政府は日本との問題をWTOの理事会で取り上げることにしたという。中国はもちろん、台湾もホワイト国ではなく、輸出ごとに認可を受けねばならず、韓国もそれと同じになっただけだというのに、特別扱いを続けろというわけだ。

福島近隣の水産物の件のように、WTOではどんな裁定が下るか分からない。日本政府には気を引き締めて臨んでもらいたい。
それにしても、韓国がここ半月以上にわたって日本の揺さぶりでバタバタしているのを見ると愉快だ。新しいテレビでその混乱ぶりを報じるニュースを見ることにしよう。

20190714-1

先週の水曜日、休日出勤の振替休日だったので嫁さんと映画を見に行った。嫁さんが見たいと言っていた「アラジン」だ。
私はアホな男が好きそうな戦争とか暴力とか爆発とかカーチェイスの映画が好きで、女が好きそうな映画は好きではないのだが、嫁さんが見たいというのだから仕方がない。本当に興味がなかったので嫁さんに字幕と吹き替えのどちらのチケットを取ったらいいのか尋ねた。自分が好きな洋画を映画館で見る場合は字幕だが、「アラジン」はランプの精の吹き替えをアニメと同じ山寺宏一がやる。彼は声優界の至宝と言ってもいいくらいの天才だし、「アラジン」は字幕も吹き替えもどっちもいいというネットの声が多かった。
嫁さんは迷った挙げ句、「何年かしてテレビで放送するときは吹き替えだろうから、今回は字幕で」という理由で字幕に決まった。

いつも利用するイオンシネマでは、2D上映なのに吹き替えが4回上映、字幕が1回上映だった。いつも思うが、吹き替えの映画の方が上映回数が多く、字幕の方が先に上映が終わってしまうことが不満だ。それほど吹き替えでみたい人ばかりなのだろうか。家でワイシャツにアイロンかけながら見るなら吹き替えがいいが、映画館で集中して見るなら字幕でいいではないか。

それはともかく、「アラジン」は字幕で見てよかったと思う。ヒロインのジャスミン演じるナオミ・スコットが可愛いうえに歌がうまい。吹き替えは客寄せパンダの有名女優ではなく、ミュージカル女優が務めており、そちらもいいらしいが、やはりミュージカルは元の言語で聞くほうがいいのかも知れない。

映画も面白かった。ただ、嫁さんに「アニメのアラジン知らんかったけど、あんな話やったんやな」と言うと、「は?見たことないの?」と言われた。ディズニーのアニメなんかほとんど見たことがないのに、アニメ映画の「アラジン」を見ているわけがない。有名なメインテーマ曲くらいは知っているが、そのほかはランプをこすったら、ハクション大魔王のようにランプの精が出てくることくらいしか知らなかった。しかも、ランプの精ではなく魔神らしいが。

この話を会社の先輩にすると、「アラジンってどんな話か自分も知らない。開けゴマってやつだっけ?」と言う。先輩はボケたわけでもなんでもなかったが「そらアリババと40人の盗賊やがな」とツッコんでおいた。ちなみに、「アリババと40人の盗賊」もどんな話なのか知らない。
どちらも千夜一夜物語(アラビアンナイト)の話だと思っていたが、Wikipediaで詳しく調べると、有名なそのふたつは千夜一夜物語とは無関係らしい。

映画を見て家に帰るとき、嫁さんと「アラジン」はどこの国の話かという話題になった。私はなんとなくペルシャ人かと思ったので、現在のイランあたりだと思った。嫁さんは「アラビアンナイトっていうくらいだから、アラブの国じゃないの?」と言う。実際、架空の国の話なのでどこというわけではないが、中東のイスラム教の国であることは間違いない。

主演女優のナオミ・スコットは母親がインド系でインド系イギリス人のようだ。主演俳優のメナ・マスードはエジプト出身のカナダ人だ。調べても大して参考にならなかったが、ナオミ・スコットがインド系なのに、アラブ人またはペルシャ人の役をやってもあまり違和感はないようだ。

「アラジン」は主演のふたりも、魔神役のウィル・スミスもあまり違和感がなかったが、ほかでの人種的な違和感は若干あった。冒頭の町中のシーンで、中東風の女性に混じって黒人女性が同じように暮らしていた。アラブ人やペルシャ人の黒人に対する偏見は白人よりはだいぶ薄いものの、アラブ人は大昔から黒人を奴隷にしていたし、一般人と同じような格好で同じような暮らしをしていたとは思えない。
この違和感は「美女と野獣」を見たときにも感じた。「美女と野獣」もアニメ映画を見ずに実写版を見たが、宮廷でのダンスシーンでたくさんのドレスを着た黒人が踊っていた。「美女と野獣」は18世紀のフランスが舞台だと思うのだが、その頃に宮廷で黒人がきらびやかなドレスを着て白人と一緒にダンスをしているわけない。

最近、ディズニーは不自然に黒人をねじ込んでくることが多くなったと思う。
少し前に、「リトルマーメイド」の実写版の主役の人魚のアリエル役にハリー・ベイリーという黒人歌手が抜擢され、ネット界隈で喧々諤々の議論になっていた。

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人魚のイメージは下半身が魚の白人だが、上半身が黒人でもいいのかも知れない。ただ、元のアニメ映画ではアリエルは白い肌に赤毛で、ドレッドヘアの黒人歌手のイメージとはぜんぜん違う。
いかにもディズニーが「私たちは肌の色で配役を決めていません」とアピールしているかのようで、めちゃくちゃあざとく感じてしまう。

原作がどうであっても人種なんか関係ないのなら、これまた実写化が進められている「ムーラン」のヒロインも黒人女性にしたらいいのに、リュウ・イーフェイとかいう中国人女優が演じることが数日前に発表された。ついでにいうと、ジェット・リーが皇帝役らしい。

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どうやら国や地域、登場人物の人種がハッキリしている作品の実写化は、大体そのとおりにするらしい。その代わり、アリエルのようにとんでもないところで黒人をぶっ込んでくるのがディズニーのやり方らしい。

出演者がハッキリと決まっていないディズニーの実写映画では「ピノキオ」がある。トム・ハンクスがゼペットじいさん役でオファーされたらしいが、主役級のじいさんが白人になったら、あとはピノキオが黒人になるしかない。黒い木で作られたピノキオが、最終的に黒人の少年に生まれ変わる。
ポリティカル・コレクトネスが幅を利かす世の中では、人々のイメージを壊すためにブラックウォッシュが行われるのだ。

「ピノキオ」でいうと、ずる賢いキツネがびっこを引き、ネコがめくらのふりをして物乞いをし、ピノキオを騙して木に吊るして金を奪うという話が出てくる。これに対してある市民団体が「障碍者差別だ」と大騒ぎして絵本の回収騒ぎが起こった。40年以上前のことである。
その団体は、物語に「まぬけおとし」という名前の町が出てきて、毛の抜けた犬、とさかのないニワトリ、飛べない蝶、尾のないクジャク、大勢で群れをなす乞食と貧乏人が出てくることにも文句を付けていた。
19世紀にイタリアで作られた原作がそうなっているのに、それを現代の尺度に合わせて話を変えろと主張する団体がいて、その主張が通って出版社が回収する現代の焚書坑儒が40年前に既に行われていたわけだ。
今の「ピノキオ」もイソップ寓話や日本昔ばなしの逸話と同様に改変されている。現代風アレンジとすれば聞こえがいいが、本当にそれでいいのかと思ってしまう。

黒人のアリエルとか、黒人のガンスリンガーとか、黒人のハーマイオニーとかの話はもう慣れた。キリストが白人として描かれるように、何でも黒人にすりゃいい。びっこやめくらもなかったことにすりゃいい。それが現代人の感覚なのだろう。
現代の文化人は昔のことを何でもかんでも差別というが、今のこの現状も100年後には差別になっているのかも知れない。

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