先っちょマンブログ

20170426-1

今村雅弘復興相が電撃辞任した。25日夜に開催された自民党二階派のパーティでの講演で、次のように発言したという。
皆さまのおかげで東日本大震災の復興も着々と進んでいる。
社会資本などの毀損もいろんな勘定の仕方があるが、25兆円という数字もある。これがまだ東北で、あっちの方だったから良かったけど、これがもっと首都圏に近かったりすると莫大な、甚大な被害があったと思っている。
おかげさまで、いろんな道路であるとか、住宅の高台移転など着々と進んでいる。本当に皆さんのご支援のおかげということで、改めて厚くお礼を申し上げる次第だ。
東日本大震災のおかげで25兆円の損害を被ったが、これは東北だからまだよかった。首都圏だと比べものにならないくらいの損害が出ていたという内容の発言だ。
安倍首相が激怒し、即刻辞任となった。

以前に記者会見でフリー記者から自主避難者のことについて散々煽られてブチギレしたとき、気持ちは分かると擁護してやったのにこの発言である。気が短い議員なのではなく、単にアホな議員なだけであった。

普通に考えれば「被災地が東北だったからまだよかった」などと発言すれば顰蹙を買うに決まっているのに、舌禍事件を起こす政治家というのはなぜこうも問題発言をしてしまうのか。お調子者が口を滑らせたわけでもなく、講演で話す内容は事前に準備していたはずでこれなのだから、もう救いようがない。

政治家の発言はいちいち揚げ足を取られるのだから、発言は慎重になる必要がある。答えが遅くなろうとも、一旦頭のなかで咀嚼して、いいと思ってから発言するくらいでないと足元を掬われる可能性が高い。
そういう意味では、金田勝年法相が国会の質疑でなにも答えないのはある意味正解なのかも知れない。どう考えても法務大臣の器ではないが、適当に答えて問題を起こすくらいなら、自分の口で答えずに、官僚の手助けを借りて答えたり、代わりに答えて貰った方が間違いが少ない。

それにしても、重要なポストに据えられるダメ政治家がいかに多いことか。論功行賞とか各派閥の割り当てで分不相応な身分が与えられるからなのだろう。
キレまくったり、口を滑らせまくる大臣。好きになった女性のパンツを盗んだことがバレた大臣。自分ではなにも答えられない大臣。責められるとすぐに泣く大臣。よくこんなんで政治家をしているもんだ。
デキの悪い政治家のなかからマシなのを選ばないといけないのだから、総理大臣も大変だ。

この今村雅弘復興相の舌禍事件は東北の被災地の人たちの怒りを買ったが、逆にこれを逆手に取った「#東北でよかった」ハッシュタグがツイッターで増えているという。東北に生まれてよかったとか、東北に住んでいてよかったという内容の書き込みに使われるハッシュタグだ。
このくらいの余裕が欲しいものである。

私が最近ハマっている米ドラマ「メンタリスト」で、昨日見ていたシーズン4のエピソードで冒頭にこんなやり取りがあった。宗教的な差別者だと罵られた主人公が「Sticks and stones may break my bones, but names will never hurt me.」(棒や石は僕の骨を折るかも知れないけど、呼び名では僕を傷つけることはできないよ)と返していた。
これは、英語の諺である「Sticks and stones may break my bones, but words will never hurt me.」(棒や石は骨を折るかもしれないが、言葉は少しも傷つけない)に由来する。英語で「Sticks and stones」という慣用句もあったりするが、元はアフリカンメソジスト監督教会の出版物に書かれていたという。
どんなことを言われても傷つかないという心持ちを表したものだ。

世の中、「傷ついた」だの「差別だ」だのいう文句が多いが、なにを言われても言葉で傷つくことはない、言葉で人を打つことはできないと考えて、心ない言葉など受け流すことが重要だ。
だから、「首都圏じゃなくて東北でよかった」と復興大臣に言われても、「そうですか。ところで、東北にはいいところがありますよ」という余裕は素晴らしいのである。

20170425-1

今日25日は朝鮮人民軍創建85年の記念日だということで、今度こそ北朝鮮がICBMの発射実験や核実験を行うのではないかと警戒されていたが、結局は海辺に長距離砲などを300門から400門集めて砲撃訓練を行ったという。「過去最大規模」などとニュースになっていたが、どうということはない。38度線から長距離砲を撃てばソウルに余裕で届くが、アメリカが危惧するICBMや核爆弾ではないから、どれだけ用意して撃ちまくっても関係なかろう。アメリカに届かない武器はアメリカにとって大した脅威ではない。

トランプ大統領は北朝鮮が核実験を強行するならば、実験をする前に核実験場を攻撃すると明言していた。化学兵器の使用をレッドラインとしたシリアにトマホークがたくさん撃ち込まれたのを見て、核実験やICBM発射実験というレッドラインを超えてしまうとなにをされるか分からないと金正恩がビビってしまったので、長距離砲をドンパチ撃つにとどめたのだろう。
トランプと金正恩のチキンレースは、余裕でトランプの勝ちだった。

北朝鮮の核実験場の動きから、いつでも核実験できる準備をしていたと見られているのに、金正恩は肝っ玉がかなり小さいことが露呈してしまった。この4月、金日成の生誕記念日など核実験などを行う名目を持つ記念日が3回もあったのに、いずれもビビってなにもできなかった。小さいミサイルを撃ったり、長距離砲を撃っただけ。

このエントリを書いたあと、世界中の人々から腰抜けだと嘲笑された金正恩がキレて核実験をしたり、ICBMの発射実験をしたらイヤだが、多分そんなkともないだろう。
金正恩は腹違いのアニキを殺すことはできても、トランプに逆らうことはできなかった。メチャクチャだが、自分の保身だけはしっかり考えることができるらしい。

そんななか、韓国がまたもアメリカに無視されたと地団駄を踏んでいた。日本時間の24日にトランプ大統領が安倍首相、習近平と相次いで電話会談を行ったが、当然のように韓国の政治家とは電話会談を行わなかった。それが気に入らない。

【中央日報】習近平主席・安倍首相と電話して韓国は除外したトランプ大統領 (4/25)

大統領不在の韓国で、与党から陥落することが確実な正当の大統領代行なんぞと話をしても意味がないと考えるのは当然だし、未だに駐韓大使も決めていないなかで、韓国と密にやりとりしている場合ではないのだろう。
それでも月末まで米韓共同で軍事訓練を行っているそうだが、韓国の軍人は信用できても政治家は信用ならないということもありそうだ。

ひとまず朝鮮半島有事の危機は遠のいたように思われるが、それでも韓国には行きたくない。訪韓中国人観光客が激減するなか、日本人観光客は逆にかなり増えているようだが、呑気に韓国観光なんぞに行っている場合だろうか。万が一なにかあった場合、とてつもないほどの面倒に巻き込まれそうである。ちょっとしたことですぐに大騒ぎする国で、そこの国民が落ち着いて行動できるわけがない。
ある顧客の都合で韓国に呼びつけられそうな気配があるが、まったく行きたくない。海外出張はいつも行きたいと思うが、韓国は行き先としてややつまらないし、面倒に巻き込まれたら最悪だ。まだ中国の方が100倍マシに思える。

それでも、北朝鮮のことをなんとも思っていない韓国人のように、日本人観光客がこの大型連休にたくさん韓国を訪れるのだろう。なにもなければいいが、敢えてなにか起こるかも知れないところに行く気が知れない。既に旅行会社にカネを支払っているので行く人も多いだろうが、なにもないことを祈るばかりである。

日本が朝鮮半島有事に心配していることについて、韓国メディアは「過剰反応しすぎだ」と怒っている。日本の放射能について過剰に煽る韓国がどの口で言うのだろうか。
安倍首相や稲田防衛相が有事の際の邦人保護に言及したことについても、「北朝鮮危機を煽ることで森友学園の問題から目を逸らそうとしている」と批判している。ハッキリいって、森友問題が政権を揺るがすほどの問題とは思えないのだが、韓国にはそうあって欲しいらしい。

森友問題で安倍首相が失脚しそうとか、それから国民の目を逸らすために朝鮮半島有事を煽っているというのは希望的観測でしかない。
朴槿恵と異なり、外交でうまく立ち回り、国民からもある程度支持される安倍首相が羨ましくて仕方がないのだろう。しかし、こうあって欲しいという願望をさも事実であるかのように報道している場合ではない。
韓国はアメリカに袖にされていることを恨み、日本の外交ばかりに目を向けて文句を垂れるのではなく、北朝鮮だけ見ていればいい。金正恩が無慈悲な攻撃として、長距離砲やミサイルを撃ち込まないという保障などなにもない。地震と同じで、危機への想定や備えは必要なのである。

20170424-1

航空母艦を中心とし、巡洋艦2隻、駆逐艦1隻、潜水艦1隻、補給艦1隻で構成されるアメリカ海軍の戦闘部隊を空母打撃群(Carrier Strike Group)というらしい。打撃群というあまり聞き慣れない言葉がなんとなくカッコイイ。
昨日から海上自衛隊と共同訓練を行っている第1空母打撃群は、空母カール・ビンソンを中心とした空母打撃群だ。任務を終えてアメリカに帰還する予定だったが、急遽朝鮮半島近海に向かい、海上自衛隊と訓練を行っている。

北朝鮮はこれをアメリカによる挑発行為だと主張し、米海軍の空母などミサイル1発で撃沈できると豪語した。空母は想像よりも遥かに大きく、長さが333メートル、最大幅は76メートルもあり、サッカーのフィールドを縦に3面くらい並べたサイズで、乗員は5600人、航空機が66機も入っている。そんなもんを1発で撃沈するには、弾道ミサイルを当てないとムリだろうが、北朝鮮にはそんな芸当はムリだろう。

ここ数日のニュースでカール・ビンソンの話がよく出ているが、日本には米海軍の横須賀基地を母校とするロナルド・レーガンがある。第5空母打撃群を率いるロナルド・レーガンは、外国の基地を母港とする唯一の空母だ。横須賀にはジョージ・ワシントンという空母が配備されていたが、定期点検ならびに原子炉燃料棒の交換のためにアメリカに帰り、代わりにロナルド・レーガンが配備された。

私の嫁さんが横須賀市の出身で、実家が横須賀市にあるので、結婚してから年に1回くらいは横須賀に行っていた。横須賀には海上自衛隊の基地と米海軍の基地があり、基地の近くで海上自衛隊の艦船や米海軍の空母や巡洋艦を見たことがある。
さっきも書いたが、空母は思っているよりもめちゃくちゃ大きく圧倒される。昔の戦艦もカッコイイが、空母もカッコイイ。

横須賀市内は米兵や米軍関係者でいっぱいだ。横須賀中央駅近くで待ち合わせをしていたとき、何気なく行き交う人を見ていたら、ナンパ目当てのアメリカ人と日本人の女が結構いることに気がついた。屈強な米兵なら誰でもいいという、「イエローキャブ」と呼ばれる日本人女が多いことにウンザリしたが、アメリカ人男と日本人女で互いにWin-Winの関係ならそれでいいのだろう。

20数年横須賀に住んでいた嫁さんに、「米軍のことはどう思ってんの?」と訊いたことがある。答えは「別に、なんとも」だった。
米海軍の横須賀基地には、原子力空母の配備に反対する反原発派や、核持ち込みの疑いを糾弾する反米サヨクがちょこちょこ出没するらしいが、沖縄のような反米運動はないらしい。嫁さん自体、基地内に住む米兵の奥さんが暇つぶしのためにやっている英会話教室に子供の時分に通っていて、「基地のなかは本当にアメリカと一緒」と憧れのように話していた。憧れといっても、アメリカ本土と同じスケジュールで映画が上映されていたり、アメリカと同じファストフード店が並んでいて、バカでかいハンバーガーが出てくるとかそういったものであるが。

嫁さんの実家の近くにも米軍関係者と見られる黒人家族が住んでいて、Yナンバーの車を所有していた。週末に関係者を呼んで庭でバーベキューをしていて、そこだけアメリカの風景のようだった。
近所付き合いもあるらしく、普通に暮らしていた。
嫁さんが「まあ別に」というのも頷ける。

沖縄の米軍関係のニュースを見ると、沖縄県民の憎しみのような感情ばかりが伝わってくる。実際、沖縄県民全員が米軍や米兵に憎悪の感情を抱いているわけではなかろうが、地元紙2紙や朝日新聞の報道を見ると、米兵だという理由でぶっ殺しそうな勢いだ。
嫁さんから聞いた横須賀の雰囲気とはまるで異なる。

横須賀は米海軍で、沖縄は米海兵隊が中心だという違いがある。海兵隊にはグリーンカードだけ所有する外国人がかなり多いようで、そういうのが沖縄で事件を起こすケースが多いようだ。また、沖縄の方が基地が圧倒的に多く、米兵も多いので、事件が起きる件数もそれに伴う増えてしまう。
米兵が強姦事件などを起こすと、それに対する憎悪が巻き起こるのは当然であるが、それでもあそこまでの米軍憎しは本当なのだろうか。

沖縄の市長選で、アメリカが憎くて仕方がない翁長雄志を支援する「オール沖縄」の候補が与党推薦候補に3連敗した。1月の宮古島市長選で、3月の浦添市長選、そして昨日のうるま市長選だ。
沖縄の地元紙2紙は反米や反基地こそが「沖縄県民の総意」としているが、「オール沖縄」は全然オールではない。「相違」の間違いではないのか。
与党系候補が市長になったところで米軍基地の容認というわけでもないだろうが、少なくともアメリカに敵意むき出しの「オール沖縄」への支持ではないことが分かる。

翁長雄志を始めとする「オール沖縄」の連中がやっていることを見ると、アメリカと日本の本土に憎しみを抱けという煽動に見えて仕方がない。「アメリカ人は酷い」「本土の人間は沖縄県を差別する」と吹聴し、中国には目をつぶる。
「沖縄県民へのヘイト」だと叫んでも、結局は自分たちもアメリカや日本にヘイトを垂れているだけであり、そんな連中が支持を集めるわけがない。

なにが県民の総意なのか知らないが、こういうヤツらばかりが目立ってしまう現状に一番問題がある。
沖縄県民の意見が完全に一致するとは思えず、「オール沖縄」は沖縄県民の相違でもなんでもないだろう。県民の相違とか民意とかを謳う政治団体ほどアヤシイものはない。

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