先っちょマンブログ

20171117-1

今日の産経ニュースの記事に、大阪府警の警察官が高齢女性に対する安否確認相談の届け出を放置していて、翌朝にその女性が死にかけの状態で発見されたという記事があった。

【産経WEST】巡査長、高齢女性の安否確認相談の届出に動かず、翌朝に意識障害で発見 「電話番号しか分かっていなかったので…」大阪府警 (11/17)

女性の知人から相談された巡査長は「女性の電話番号しか分からなかった」と意味不明な言い訳をしている。聞き取りした段階で住所や名前を確認せず、なぜか高齢女性宅の電話番号だけ聞いて、詳細はおって知らせろと知人女性任せにしていた。
結局、その知人女性が翌朝に高齢女性の元を尋ね、別の警官の手を借りて高齢女性は救助された。救助された高齢女性には後遺症が残る可能性が高いという。前の日の晩に助けられても同じだったかも知れないが、酷いもんである。

酷い話だが、警察のやることだからそんなもんだろうと思う人も多いのではないか。私もそのクチだ。頼りになるはずの警察官だが、実際はイラつかされることの方が多いし、適当な仕事しかしないイメージがある。
これらは桶川ストーカー殺人事件を始めとする警察の怠慢による事件のイメージによるものだろうか。警察に相談しても事件と確定していない限りなにもしてくれない。

逆に、事件性がありそうなものは熱心に捜査するようだ。

今年の夏だったが、夕方に家の前で水やりをしていたら、中学生か高校生くらいのクソガキが家の前の道を通るときにこちらを睨みつけてきた。そいつをまじまじと観察していたのだが、後ろ手にしていた手にエアガンの拳銃を持っていた。さらに、我が家を通り過ぎたところでズボンのポケットからバタフライナイフを取り出してカチャカチャしながらどこかへ行ってしまった。

中二病全開のバカに思えるが、本当にやばいヤツなのかも知れない。事件ではないが警察に相談したいとき、110番ではなく#9110という番号がある。そこに初めて電話してみたら、平日の9時から17時しか受け付けていないとアナウンスが流れた。その日は確か土曜日だった。
イラつきながら、しょうがないから110番に電話した。電話口で「緊急ではないが、#9110の時間外だったので110番に電話した」と伝えたら、「どうぞ」と言われた。

そこで、ヤバそうなクソガキがいた話をすると、警察官を家に寄越すと言ってきた。面倒臭いことになってしまった。
また、「空気銃を持っていた」と言ったのが悪かったが、受付の警察官に「何センチくらいなのか?」としつこく訊かれた。あとになって嫁さんに言われて納得したが、「エアガンを持っていた」ならオモチャのエアガンだと思うが、空気銃だと競技用のライフルタイプもあるので、警察官はそちらを想像したのかも知れない。
「何センチかなんか分からない」と言っても確認してくるので、「オートマチックのハンドガンだった」と伝えると、ようやく伝わったようだった。

電話を切って30分くらいすると警官がふたり来た。電話でした話をもう一度させられ、見回りしますと告げられた。別に見回りして欲しいとは思っていなかったのだが、2時間ほどしてまた家にやって来て、「見つからなかったので引き上げますが、見かけたらすぐ連絡ください」と言って帰っていった。
やらせておいてなんだが、そこまで大層にするから人手が足らなくなるのだろうし、ほかの面倒な仕事を蔑ろにしてしまうのではないか。

警察の人員の割き方には問題があるように思う。
今週の日曜日の晩、近所で自転車に乗っていたら横断歩道でキーホルダーを拾った。ルイヴィトンのキーホルダーで、家の鍵と思われるディンプルキーが付いていた。
家の鍵なんか落としたら帰ってから大変だろうと思ったが、駅前にある最寄りの交番まで自転車で15分くらいかかる。そのままにしておこうかと思ったが、私は人がいいのでわざわざ駅前の交番まで持っていくことにした。

駅前の交番についたら、扉が閉まっていて、「警察官が全員出払っているのでどこそこに電話しろ」という札がかけてあった。
緊急ならば110番に電話しているだろうし、落とし物を電話でどのように伝えるのか。落とし物を交番に届けて書類を書くだけでも面倒なのに、電話したらもっと面倒なのは容易に想像がつく。
交番のポストに鍵を突っ込んでいってやろうかと思ったが、そうなると落とした人は絶対に見つけられないだろうから、イラつきながら元あった場所に返してきた。
それで正しかったのか知らないが、警察のせいである。

住宅街や公園そばにある交番なら別だが、乗降客が多い駅前の交番から警官が全員出払う状況が分からない。よほどの大事件でもない限り、誰かひとり残しておくべきではないのか。その日は大事件なんぞなかった。
警察は本当にサービスが悪い。

こんなことなら、地域の巡回や交番に立たせるのをロボットにできないのか。ロボコップみたいな半分人間の警察官とは言わない。ソフトバンクのペッパーみたいなロボットでも交番よりいないよりマシだ。
年配の警察官はタメ口を利くことが多いが、ペッパーくんならタメ口は利かないだろうし、もしかすると人間の警察官より賢いかも知れない。外国語での受け答えもできるだろう。

必要なときにいないのが警察官である。
警察の仕事がそれほど忙しいのなら、代替手段を考えるべきだろう。AIとロボットを駆使すればそこそこ役に立ちそうではないか。
なにより、ロボットは仕事をめんどくさがらない。年寄りの安否確認はするし、書類仕事を面倒だと思って隠すこともないだろう。
それで警察の仕事がはかどり、市民も満足できるのなら、積極的に進めてもいいのではないか。

20171116-1

仕事中に知らない会社から私宛に電話がかかってきた。聞き覚えがない会社だったので、なんの会社なのかと聞くと、とある商社の子会社で、人材をスカウトする会社だと電話口の人物が答えた。
意味が分からなかったが詳しく尋ねてみると、とある技術に関する特許の申請書に私の勤め先と私の名前があり、その分野の技術者が求められているので11月か12月の週末のどこかで話を聞いて貰えないかという内容だった。
要するにヘッドハンティングのようなものらしいが、新卒で入った今の勤め先に転職したいほどの不満があるわけでもないので、そういうのは結構と答えて電話を切った。

私の名前が検索できるその特許というのは本当にしょーもない特許で、当時の社長が各部署に特許の申請何件というアホみたいなノルマを課したので、しょうがないから捻り出して申請したものが通ったというものだ。申請のためにむりやり捻り出した特許なので、新規の顧客獲得ができたわけでもなく、ライバル製品の販売に影響したわけでもなく、なんんと意味もなかった。特許取得で貰った1万円の報奨金は部署の飲み会の足しにした。

特許の内容がどうこうというわけではなく、使えそうな技術者を青田買いしているような状況らしい。
この話を上司との雑談で出したところ、「取り敢えず話を聞けばよかったのに」と言われた。上司も似たような話があって、自分がどの程度評価されているのか話だけ聞いたらしい。

私は別に会社に忠誠を誓っているわけではないが、なんか胡散臭さを感じたので即断った。会社が裏切り者を探すために仕掛けたトラップなんじゃないかとも思っていたが、そういうことがたまにあるらしい。
私が勤めている会社でもあるのだから、一流企業に勤めているならもっとあるのだろう。

いずれにしても、私は転職には否定的である。転職サイトの宣伝で「転職すれば年収アップ」とかやっているが、あれはウソだ。技術者が転職する場合、会社のランクが下がることが普通だ。よくて同程度。「転職して年収200万円アップ」などという話がゴロゴロ転がっているわけがない。
特に私くらいの能力の人間など、他社でいうほど活躍できると思えない。今の環境を変えて、どうなるか分からないところに行くにはリスクが大きすぎる。

にも関わらず、転職サイトの甘言に騙された若いヤツが会社を辞めていく。「よそに行ったところで、お前みたいな経験のないヤツを誰が評価するのか」とか、「お前みたいな堪え性のないヤツが転職先でどう見られるのか分かっているのか」と思うわけだが、そういうことは黙っておく。転職してよければそれでいいし、後悔しても個人の責任だ。

そういうことを考えると、脱サラして会社を立ち上げて成功したとかいう人の話を聞くとある意味尊敬する。私にはそのような思い切ったことはできない。脱サラはもちろん、転職もしないのだから、現状維持のままサラリーマン人生を終えることになる。
今の勤め先がそれまで続けばの話だが、現時点で給料で大きく不満があるわけではない。昔は超絶ブラック企業で、2か月で超過勤務200時間超でも1年も手当を支払わない会社だったが、今ではちゃんと残業代を出し、休日出勤すれば振替休日が取れるようになったので、労働環境にも文句はない。ならば、ほかに移る理由はない。

転職をする人というのは、多分前の職場に不満があったからだろう。人生を賭けて転職するのだろうが、脱サラして起業するほどではないにしても、なかなか思い切ったことをするとは思う。
人として、少しでも安定して、満足できる環境の職場に移りたいと思うのは当然なのだろう。

だから、政治家としてフラフラしている連中も少しは同情できる。特に、前原誠司が解散を宣言した民進党の議員がそうだ。ある日突然、出社したら会社が倒産していたようなもので、下っ端議員にとっては青天の霹靂であり、先行きに不安しか感じなかったことだろう。
有名議員で選挙地盤を持ち、資金も豊富なヤツらは無所属で選挙を戦うことができるが、それ以外の下っ端はどうしようもない。よさそうに見えた希望の党に飛びつくのも仕方がない。
希望の党では立候補にあたっていろんな条件をつけられたが、適当にあしらったのは採用面接で嘘八百を並べるのと同じだろう。

なんとか希望の党に"転職"できたと思いきや、その希望の党が地盤沈下して支持率を大きく落とし、当選できる議員が少なくなり、党の目玉だった小池百合子も今さら「都政に専念する」と言って去ってしまった。
希望の党に残されたのは、民進党から這い出てきた下っ端の残りカスばかりだ。残りカスになにができようか。

希望の党をよさそうな"転職先"に見せ、うまくいかなかったら党を放り出してしまう小池百合子は罪深い。甘い見込みで希望の党に飛びついた議員らも問題だと思うが、会社倒産という憂き目にあったのと同じだから同情の余地はある。小池百合子は政治家を騙しただけでなく、有権者も騙したのだから罪は倍である。

「こっちの水は甘いぞ」と簡単に釣られ、その挙句に希望の党で不満を垂れている民進党議員を見ると、転職サイトで釣られて転職先でも不満を口にしているサラリーマンに見えて仕方がない。
自分の元の就職先がよくない組織で、転職先もやはりダメだったというだけ。見る目がなかった。

破綻した旅行会社のてるみくらぶに就職した学生を社会学者の古市憲寿が「見る目がなかった」と論評して炎上していた。銀行が見抜けない粉飾決算を学生が見抜くことなどできるわけないが、それでも結果的には見る目がなかったのだから間違いではない。よさそうに思えて実はダメだったというのは、結局は選んだ方の見る目がなかったわけだ。

そういう私も、会社を見る目も人を見る目もマトモなものを持ち合わせていない。結婚はまあよかったし、就職先もそこそこ。これ以上いいものがあるかと問われても、そういいものは転がっていないだろう。これで満足するしかない。
見る目がないヤツが、もっといいのがあると考えてしまうと失敗する。そうやって失敗した人が山ほどいるのだから、それを教訓にすべきなのである。

20171115-1

ここ最近、時間があればアマゾンプライムの「有田と週刊プロレスと」という番組を見ている。くりぃむしちゅーの有田哲平が過去の週刊プロレスをネタにプロレス談義に花を咲かせるという番組だ。
VTRなど一切なく、ただ有田がゲストを相手にプロレスを語っているだけで、プロレスを知らないとちっとも面白くないだろうが、プロレスを知っているならすごく楽しめる。

放送第1回は、新日本プロレス(新日)の1995年10.9東京ドーム大会だった。新日から派生したUWFが分裂してできたUWFインターナショナル(Uインター)との団体抗争戦で、メインイベントで武藤敬司が高田延彦をドラゴンスクリューからの4の字固めで破った伝説の一戦が行われた。

当時Uインターは「最強」を謳って格闘技路線を進んでいた。そのUインターを伝統的なプロレスをしていた新日がトータルで5勝3敗で破り、しかも大将の高田延彦からプロレス技でギブアップを奪ったことは大きな意義があった。10.9東京ドームはプロレスファンには強い思い入れがあるイベントなのである。

有田がそれを詳しく語っていたのだが、Uインターが新日と団体抗争を展開するきっかけについて第20回で語られていた。

前年の1994年、当時アメリカの総合格闘技UFCで無敵のチャンピオンだったホイス・グレイシーの兄、ヒクソン・グレイシーは400戦無敗でもっと強いと日本でも話題だった。そのグレイシー一族を試合に呼び込もうとしていたのが格闘技路線を走るUインターだったが、グレイシー一族がなかなか話に乗ってこない。業を煮やしたUインターの安生洋二が1994年12月、アメリカのヒクソン・グレイシー柔術アカデミーへ道場破りに行き、完膚なきまでにボコボコにされて失神KOをするという事態になってしまった。

この道場破り事件以降、最強を謳っていたUインターも大したことないとプロレスファンに思われるようになり、興行的に苦しくなったUインターが新日本プロレスと団体抗争戦を行うわけである。
私のプロレス人生のなかで、新日とUインターの団体抗争は一番面白かったと思うのだが、それが新日の最後のピークだったかも知れない。同時期に総合格闘技ブーム、K-1ブームが起き、プロレス人気が下火になってしまう。新日本プロレスから橋本真也や武藤敬司が離れたり、全日本プロレスのゴタゴタも相まった結果かも知れない。

そのあとしばらくプロレスブームはくすんだ状態だったが、5年ほど前に新日本プロレスの経営母体がブシロードというカードゲーム会社に変わってから一変し、女子人気を取り込むなどして再びブームの火を燃やすようになってきた。テレビのバラエティ番組でプロレスラーをよく見かけるようにもなった。

一旦人気が落ち込むとそれを回復させるのは大変だが、あの手この手で頑張って乗り切るしかないのである。

プロレス界と同じように、相撲界も人気が著しく落ち込んだことがあった。千代の富士やら若貴やらブームが何度もあったが、若い力士を親方がビール瓶で殴って翌日の稽古中に死亡させるという事件が起こったり、朝青龍が知人の一般男性に暴力を振るうなど暴力事件が相次いで、見限られるようになってしまった。
私は元々相撲には興味がなかったのでどうでもよかったが、ここ最近は落ち込んだ人気も回復し、満員御礼が続くようになったようだ。

せっかく人気を回復した相撲界だったが、スポニチが昨日報じた横綱・日馬富士の暴行事件で全部吹き飛びそうな様相を呈している。
報道によると、貴ノ岩(貴乃花部屋)というモンゴル出身の力士が、鳥取巡業の際に「モンゴル人飲み会」で一緒に飲みに行った日馬富士(伊勢ヶ浜部屋)にビール瓶で顔面を殴られ、馬乗りになられて20~30発拳で殴られたのだという。貴ノ岩は顔の骨を折るなど大怪我を負った。

その後の報道では、日頃から先輩への敬意が足りないと怒っていた日馬富士が、飲み会の席で自分が喋っているのに貴ノ岩がスマホをいじっていたとか、「あなたたちの時代は終わった」と発言したとかで激昂し、ボコボコにしたのだという。
もし貴ノ岩が先輩への敬意を蔑ろにしていたり、生意気な口を効いていたのなら誰かがシメていいのだろうが、横綱が激キレして傷害事件を起こしてはならない。横綱には品位とか品格とかいうものが求められるらしいから、そんなことくらいで後輩をボコボコにして病院送りにしてはいけないのだ。

どういう理由だろうが、先輩が後輩をボコボコにしてしまうのは問題だ。ましてや、横綱ならなおさらだ。朝青龍が事実上横綱の地位を追われて出ていったのだから、日馬富士も同じ憂き目に遭うのは間違いない。まあ、身から出た錆というやつだ。

しかも、貴乃花親方は10月29日に鳥取県警に被害届を提出しており、取り下げることも考えていないらしい。ややこしそうな貴乃花親方が相手だから、相撲協会が火消しをすることもムリだろう。
その相撲協会にしても、事実を知っておきながら隠蔽していたフシがあり、間違いなく相撲ファンの反感を買う。それに、飲み会には白鵬と鶴竜の両横綱も同席しており、白鵬は暴れる日馬富士を止めに入ったそうだが止められず、鶴竜は日馬富士から罵声を浴びせられたそうだ。結果的になにもできなかったわけであり、それの責任も問われそうだ。

同じような暴力事件を何度も起こすのだから、相撲界はもう終わりだと思う。プロレス界はなんとなくの雰囲気で人気が下火になったことがあったが、大した理由がないから盛り返した。
相撲界の場合、暴力親方が実刑判決を受けて牢屋に入ったり、横綱が後輩をビール瓶で殴打して大怪我させる刑事事件を何度も起こしている。相撲は日本の伝統競技であり、相撲協会は文部科学省が監督官庁のはずだが、責任感のカケラもない。同じような問題を何度も起こすのは、それを改善する気がないからだろう。暴力事件を起こせば相撲界がどうなるか日馬富士は理解していなかった。これは個人の問題であるが、酒癖が悪い横綱のお目付け役くらい付けておくべきだった。そこらへん、軽く考えていたのだろう。

相撲界の踏ん張りどころは数年前になんとかやり過ごしたのかと思っていたが、またもややって来てしまった。現役横綱の逮捕となれば大変な騒動になるし、ならなくてもファンの失望を買い、大量のファン離れを引き起こすことは間違いない。
ここで離れていくのはファンではないのかも知れないが、ファンはそんなものである。

相撲協会みたいな世間を舐めた団体は、もっと苦労をすればいいし、なんだったら解体すればいい。文部科学省が相撲協会を見放して、相撲協会が派閥で分裂するとか、その後に団体抗争を繰り広げるとかすれば、人気も少しは回復するかも知れない。相撲に興味がなくてプロレス脳の私はそう思ってしまう。

とにかく、なにも変わらないことが証明された相撲協会は今のままではダメだろう。甘やかされている組織なんぞが勝手によくなるわけがないのである。文字通り、一から出直すしかない。

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