先っちょマンブログ

20180222-1

19日に行われた平昌五輪女子団体追い抜き(チームパシュート)で、韓国代表チームで前代未聞のイジメ問題が起きた。
キム・ボルム、パク・チウ、ノ・ソンヨンという3選手が出場したのだが、キム・ボルムとパク・チウだけ先にゴールし、遅れること4秒、置き去り状態にされたノ・ソンヨンがかなり離された状態でゴールするという、チームパシュートではあり得ない事態が発生した。チームパシュートは最後尾の選手のゴールをもってタイムが計測されるため、ひとりだけ遅れてゴールすることなどまずあり得ない。

キム・ボルムは敗退が決まった試合後のインタビューで「自分とチウは2分59秒でタイムがよかったが、最後の選手が遅れた」という趣旨のコメントをした。自分たちふたりは準決勝に進めるようなタイムだったが、ノ・ソンヨンだけ4秒も遅れたから負けたと言っているのに等しい。

チームパシュートは3人の選手が並び順を変えながら滑るスケート競技だ。一番前の選手は空気抵抗による負担が大きいので入れ替わる必要がある。
ノ・ソンヨンのようにほかより力が劣る選手がいる場合、先頭を滑ってから入れ替わるときに真ん中に入るようにする。先頭の選手を風よけにし、遅れそうになったら後ろの選手から押してもらうためだ。ところが、韓国代表チームはノ・ソンヨンが先頭で滑ったあと、一番後方に付かせて遅れるだけ遅らせた。

オリンピックの場で、自国の代表選手が劣っていると世界中に知らしめるための公開処刑が行われた格好だ。
試合後、ひとりだけ遅れて滑らされるという辱めを受けたノ・ソンヨンはベンチで泣いていたが、彼女を置いてけぼりにしたキム・ボルムとパク・チウは意に介さず、代表チームのコーチらも全員ノ・ソンヨンを無視していた。ノ・ソンヨンに声をかけて慰めていたのは、オランダ人コーチだけであった。

ノ・ソンヨンに対してこのようなイジメを行った側には、いじめた側なりの理由があるようだ。

先月、ノ・ソンヨンは韓国スケート連盟が五輪出場規定をよく理解していなかったことによる手違いのため、平昌五輪の個人種目と団体追い抜きに出場ができないことが判明した。出場資格を失ったことで選手村を追われたノ・ソンヨンは、SNSで韓国スケート連盟を非難した。
しかしその後、ロシアのドーピング問題によって出場できなくなったロシア選手の代わりにノ・ソンヨンが出場権を得るが、連盟を強く批判したことで、復帰した韓国代表チームから歓迎されなかった。ノ・ソンヨンはメダル獲得の可能性ゼロの選手であったが、非難されたことを恨む韓国スケート連盟はノ・ソンヨンのサポートをほとんど行わなかった。

さらに、韓国スケート連盟には学閥に似た派閥があり、国立の韓国体育大学でエリート教育を受けた選手とそれ以外の選手では扱いが違うという。
キム・ボルムとパク・チウは体育大学派閥で、ノ・ソンヨンはそうではなかった。
エリート教育を受けず、実力的にも劣るノ・ソンヨンは、チームメイトに会うこともままならず、一緒に練習を行うこともできなかった。団体競技なのに、最初からいい成績を残すことを考えていないかのような対応だ。

露骨で、かつ陰湿なイジメは女特有のイジメに思えるが、いくら陰険な女でもオリンピックの舞台で気に入らないヤツを公開処刑にすることなどしないだろう。韓国人特有のイジメとしか思えない。実力が伴わない選手がいるために最初から勝つことを諦め、その選手に恥をかかせるために全力を尽くすのだから尋常なことではない。
これだけ見ても韓国が普通の国でないことはよく分かる。

さらに韓国が普通の国でないことが分かることが試合後にあった。オリンピックで露骨な選手イジメを行い、国家の品格を傷つけたとして、キム・ボルムとパク・チウに対して青瓦台(大統領官邸)に対して代表資格没収の請願が行われ、賛同者が1日で30万人を超えた。
陰湿なイジメは自分たちの国民性によるものなのに、その恥を世界に晒すことは許されないらしい。

韓国では青瓦台に20万人以上の署名を集めた請願が寄せられると、なにかしらの対応をせねばならない国民請願と呼ばれる決まりがある。なにかしないにしても、政府はその請願に対するコメントを出さねばならない。
最近では、1月に仮想通貨の取引禁止に反対する請願や、贈賄容疑でサムスントップに執行猶予判決を下した裁判官の罷免や特別監査を求める請願が20万人を超えた。
このオリンピックでも、女子アイスホッケーの南北合同チームに反対した国会議員を五輪組織委員会から追放しろという請願も36万人の署名を集めた。
ほかに、女子ショートトラックで韓国選手を失格にした審判に対する懲戒を実施する請願など試合結果に対する請願が多数寄せられ、規定数には届いていないものの、数万の署名を集めている。

「韓国には国民情緒法という法律がある」などと言われる所以はこのへんにあるのだろう。国民がワーワー騒ぐと政府がなにか対応せねばならないという決まりが社会のシステムとして存在するのだ。
国際競技で国際団体所属の審判に韓国政府が懲戒を下せるわけがないが、このようなバカ丸出しの請願が実際に存在し、賛同者が多くなれば政府がそれに対応せねばならないのである。国民がアホなら、その対応をする政府もアホである。
気に入らない判決を出した裁判官はすぐさま国民から罷免を求められ、凶悪犯が出所しそうになったら出所させるなと請願を出す。法治国家がなんたるかもまったく分かっていない。韓国政府はそんな請願を無視することができない。

今度の女子チームパシュートの問題は韓国国内の問題であるが、韓国がいかほどの国であるかを世界に知らしめてくれた。
オリンピックの場で露骨な選手イジメをして恥をかかせるメチャクチャな代表選手がいる。それに激怒する国民は、どんなことでも気に入らないことがあればすぐに青瓦台にチクって処罰を求めるような国民だ。選手から国民まで恥知らずばかり。

これだけ見ても、竹島はおろか、日本から盗まれた仏像が返ってこない理由がよく分かる。国民が気に入らないことを韓国政府はやりにくい。慰安婦問題も未来永劫解決しないだろう。
韓国はかような国なのだ。こんな異常過ぎる国とまともな交渉ができるわけがない。

20180220-1

安倍首相が先月の年頭記者会見で、「今月召集する通常国会は働き方改革国会だ。子育て、介護などそれぞれの事情に応じた多様な働き方を可能にすることで、一億総活躍社会を実現する」と述べていた。そのとおり、今国会では安倍政権が進める働き方改革に関する法案審議が行われていたが、政権側の不手際によって思わぬところでつまづいてしまった。

安倍政権は、働き方改革として裁量労働制の対象となる労働者を増やそうとしていた。裁量労働制とは、実際の勤務時間とは無関係に、予め決められた時間を働いたと見なして給与が支払われる仕組みだ。結果さえ出せば仕事の仕方や量は従業員のやり方、裁量に任せるということである。研究開発に携わる人や雑誌の編集者、デザイナー、コピーライター、弁護士や建築士など、ごく限られた専門職に限って裁量労働制が採用できるようになっていた。

安倍政権では「高度プロフェッショナル制度」を進めていて、年収1075万円超の金融ディーラーなどを労働基準法の規制対象から外すとかやってきたが、裁量労働制の対象の拡大はそれよりも遥かに影響がある。事務などを行うホワイトカラーの多くにも適用できるように今の政権が進めているのだ。

労働者が自分の働く時間を勝手に決められる裁量労働は聞こえがいいが、実際に会社勤めをしている人間には嫌な予感しかしない。普通に考えれば、就業時間はそのままで、個人の裁量として残業させられるパターンしか思い浮かばない。「個人の裁量で勝手に会社に残って仕事をした」と見なされるだけになるに決まっている。
企業の中間管理職、特に課長クラスになることを嫌がる人が結構いる。私もその部類だが、課長になって年俸職になると、年俸にみなし残業として固定の残業代がいくらか含まれるようになるものの、基本的に残業代が出なくなる。定時に帰っても夜遅くまで残っても同じ。
同じ会社に遅くまでいるのなら、係長で残業代を貰っている方が時間単価では多くなることが多い。

会社員の100%がそう思うから、裁量労働制の拡大などいいニュースでもなんでもなく思える。経営側からすれば、無理難題の仕事を与えれば、残業代を抑えつつ、死ぬほど働かせることができるのだからメリットが多いが、会社員にとってはデメリットばかりに感じる。
その疑念を払拭するため、安倍首相が1月29日に厚生労働省の資料を元に「裁量労働制で働く人の方が、一般労働者より労働時間が短いというデータがある」と答弁した。

ところが、このデータがメチャクチャだった。裁量労働制の人に対しては「1か月間の1日あたり平均労働時間」を調査し、一般労働者に対しては「1か月のうちでもっとも残業時間が長い日」を調査していた。裁量労働制では労働時間の平均時間である9時間16分、一般労働者では労働時間の最長時間9時間37分を出し、それを比較していたわけである。
ついでにいうと、一般労働者については1万以上の事業所の「平均的な労働者」に対する調査であり、労働者全員の平均ではない。これでは平均の意味合いが大きく違い、簡単にいえば平均でもなんでもない。また、裁量労働制の実労働時間はしっかり把握されているわけではないので、それを一般労働者の労働時間が仮に平均値だったとしても比較することに無理がある。
異なる基準、異なる調査での結果を比較していたのだから、どれだけメチャクチャであるかは誰でも分かるだろう。

安倍首相は2月14日になって答弁を撤回し、加藤厚労相も不適切だったと19日に陳謝したが、とき既に遅しである。
このやり取りを見ると、どう考えても裁量労働制をゴリ押ししたいために、比較対象ではないデータを持ち出して比べてみたようにしか思えない。データを根拠として提出する場合、その内容を精査するのは当然である。そんなこともせず、厚労省の役人や政治家といったいい大学を出た賢い人たちが間違えたとは考えにくい。これを単に「間違えた」で済ますならば、役人も政治家も本当のアホである。そんなヤツは仕事を辞めてしまえばいい。

今国会は働き方改革国会と銘打たれているが、安倍政権のこの体たらくによって全部パーになったと考えていい。誰が見ても、政権が「残業代を支払わずに長時間労働させたい」という経営者の望みを叶えるためにやっているようにしか見えない。こういういい加減なことをやっているから、安倍首相は「驕り高ぶっている」と批判されるのであろう。答弁にまつわる根拠の取り扱い方が甘いし、脇が甘すぎる。ハッキリ言って、仕事をする立場の人間からすればバカにしか見えない。

安倍政権がこれまで進めてきた働き方改革や一億総活躍社会というのは、とにかく国民を働かせるためにケツにムチを打つものである。配偶者特別控除を変更して、主婦をパートに出させようとしている。最終的にはなくしてしまい、夫婦共働きを当然の社会にするつもりなのだろう。そうすれば、会社員やパートからは少しの漏れもなく所得税が徴収できるし、人手不足も解消される。

私はこれに反対だ。安倍首相は保守を気取る政治家のくせに、日本の社会や家庭のあり方を大きく変えようとしてる。移民の受け入れはさすがに諦めたようだが、その代わりに国民を働かせようとしている。日本の社会を、共働きが当たり前の台湾や中国のようにしたいのだ。仕事柄、台湾人や中国人の仕事の仕方や家庭をある程度知っているが、決していいものではない。割とマシになってきた日本の労働環境や家庭環境を逆戻りさせたいのか。
安倍首相が衰退する日本社会に危機感を抱いていることは理解できる。その日本を救うのは移民でないことは明らかだし、主婦を働かせることでもない。そうかといって、国民を死ぬ間際まで目一杯働かせることで日本が救えるのだろうか。

日本の衰退はある程度受け入れるしかない。そのうえで、労働力不足は機械やらAIやらでカバーしていくしかなかろう。社会をもっとコンパクトにし、あまたあるムダを排除していかねばならない。今の生活レベルや国家予算をそのまま維持しようと思うから、おかしくなるのではないか。

人々が死ぬほど働かないと維持できないような社会などあり得ないし、それをごまかすためにデタラメなデータで政府が国民をだまくらかそうとすることもあり得ない。
働き方改革は終わりだ。もっと多くの人が納得できるよう、一から出直すべきだろう。

20180219-1

小平奈緒がスピードスケート女子500メートルで日本女子初となる金メダルを獲得した。TBSの中継を見ていてハラハラドキドキしたが、勝ててよかった。

小平の次の組には五輪2連覇で世界記録保持者の韓国の李相花(イ・サンファ)がいた。小平は500メートルでW杯15連勝中で2年間負けなしの絶対女王であるが、地元開催でのアドバンテージがある。しかも、500メートルではインコーススタートの選手の後ろにつくことができて優位なアウトスタートだった。李は出だしは小平よりタイムがよかったもの、最後の第2カーブ直前でインコースの日本の郷亜里砂を追いすぎたために外側に膨らんでしまい、タイムロスしてしまった。おかげで小平にタイムで負けてしまった。
正直、テレビの前でホッとした。

国民的英雄である韓国選手を打ち負かした小平であったが、韓国では意外にも叩かれていなかった。小平は五輪新記録を出して盛り上がる会場で、滑り終えた直後に指を立てて口に当て、静かにするよう促すジェスチャーを取っていた。次の組で控える郷と李の邪魔にならないようにした気遣いだった。
さらには、銀メダルを取った安堵からか期待を裏切る結果がショックだったのか、涙する李相花を抱きしめて声をかけていた。ふたりはライバルであり、親友でもあったという。
元々、小平が強すぎたというのもあったが、「日本人だから」という理由で叩く韓国世論を彼女の人柄が変えた。

一流アスリートの美しき友情はさておき、平昌五輪で毎度気になるのがメダルセレモニーだ。いつもの五輪なら結果が出たあとすぐにメダル授与式に移行するが、平昌五輪では競技場ではフラワーセレモニーだかなんだかが行われ、選手は凸型の台に登って受け取るのが白いトラのマスコットのぬいぐるみだ。
メダル授与はすべてメダルプラザという専用の特設会場で行われる。

IOCがいうには、「屋外競技で天候に影響される場合があるため」というよく分からない理由でそうなっている。スケートなどの屋内競技も一貫性を保つためにメダル授与式が別に行われる。
マスコットのぬいぐるみを渡している暇があれば、その場でメダルも渡せばよさそうなもんだが。
選手にしても、試合に勝った余韻が冷めやらぬ状態でメダルを貰った方がいいだろうし、なにより昼に競技をやって、夜にメダル授与式に出なければならない。翌日に別の競技が控える選手にとっては迷惑な話だろう。
しかも、メダルプラザは競技によっては20キロ以上の移動が必要になったり、選手にとっていろいろ面倒なことが多いという。

IOCがゴチャゴチャと御託を並べているわけだが、単に2回中継させて2回旨味を得たいだけではないのか。競技をやってすぐにメダル授与式では1回の中継でおしまい。2回に分ければ注目も2回得られる。

メダルを獲得した選手が寒風吹きすさぶクソ寒い屋外の会場でインタビューを受けているのも気になる。平昌五輪には「選手ファースト」という考えは一切ないのだろう。「あとでメダルを受け取りに来い」、「寒くてもガマンしろ」なのだから。

平昌五輪のメダル授与でいうと、もうひとつ気になることがある。日本人選手が着ているアシックスの公式ウェアだ。6万3720円もするアウターであるが、「サンライズレッド」とされる色はメダル授与式の会場の照明を浴びて蛍光ピンクのようにしか見えない。メダルを授与される選手の顔より、眩しすぎる蛍光色ばかり目立っている。写真で見るとそうでもないが、我が家の東芝のテレビで見ると色がトンでいるような感じだ。
「サンライズレッド」だけに日が昇るときの色を表しているのだろうが、テレビで見ると眩しすぎる。

ネットで見ても公式ウェアを眩しすぎると思っている人が皆無なのだが、これは我が家のテレビの問題なのだろうか。
メダル授与式を改めて見させられるのも不満だが、日本の公式ウェアも不満に思えてならない。こういうちょっとした不満が積もり積もって、最終的にどこぞで炎上しなければいいのだが。

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