先っちょマンブログ

20170912-1

漫才コンビのブラックマヨネーズの吉田敬が「実話ナックルズ」とかいう雑誌を購読しているとテレビで語っていた。芸能界のスキャンダルや犯罪者、裏社会などをテーマにしている実話誌らしい。それ読んでヤクザの世界をいろいろ知ったと語っていた。

実話誌でヤクザ社会の実態を知ることができるのかは疑問だが、実話誌がヤクザの話題を好むことは間違いない。読んだことはないのだが、ヤクザの組織がどうなっているかとか、組織ごとの相関図とかがよく出てくるので、ヤクザに詳しくなるという。
主要な暴力団として、山口組、住吉会、稲川会などは聞いたことがあるが、誰が組長なのかもよく分からない。山口組の6代目組長の通称・司忍とかいうのがたまにニュースに出るので知っているくらいだ。幹部なんか知らないし、そもそもヤクザ組織がどういう風に構成されていて、上下関係がどうとか普通の人はまったく知らないだろう。

ヤクザの小さい組織が集まって中くらいの組織になり、それが集まってさらに大きな組織になっているということも知らなかった。昔の東映のヤクザ映画を見ていた人は知っているかも知れないが、私がそれを知ったのは「龍が如く」というテレビゲームのシリーズだった。
ゲームに出てくるような弱きを助け強きを挫くようなヤクザが実際にいるとは思えないが、大きい組織のなかで中くらいの組織同士が跡目やシノギを巡って抗争をすることは理解できた。

大きい組織同士の抗争は分かるが、同一組織内での抗争が現実のものに思えなかったが、近年の山口組の動向を巡るニュースを見ていると実際にあるのだと学んだ。

山口組の6代目組長・司忍は、弘道会という二次団体のトップで、本部が名古屋にある。元々山口組は神戸に本部を置く暴力団だったが、名古屋の弘道会の構成員が幹部として重用されることが多くなり、反撥が出て2016年に神戸山口組が分裂した。さらに、今年に入って神戸山口組から任侠山口組が分裂した。
この3つの組織が互いに抗争を繰り広げていて、今日も任侠山口組の代表が銃で頭を撃たれて死亡するという事件があったという。

なんでも、任侠山口組の織田絆誠という代表の家から車が数台出てきたところに別の車がぶつかってきて、現場で小競り合いをしているうちに「撃ってみんかい」と啖呵を切ったところ、実際に撃たれたのだという。
「撃ってみんかい」と言ったのが死んだボディガード本人かは知らないが、北野武の「アウトレイジ」みたいな死に方だ。

少し前に日本映画専門チャンネルで「アウトレイジ」と「アウトレイジ
ビヨンド」が放送されているので見てみた。関東一円を支配する巨大暴力団内部の抗争を描いた映画で、登場人物がヤクザかヤクザに通じた悪い警察かのどちらかで、映画のキャッチコピーどおり「全員悪人」だった。
北野武の暴力映画は深作欣二やクエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲスといった監督が撮る暴力映画と共通していて、登場人物があっけなく死ぬ。普通の映画なら、重要な登場人物は死ぬ間際にごちゃごちゃセリフを言って死ぬが、北野武の映画ではそうではない。めっちゃ怖そうだった椎名桔平が、なんの抵抗もできずにあっけなく無残な殺され方をしていた。

「アウトレイジ」はストーリーはあってないようなものの、なかなか面白かった。これと同じようなことを山口組の連中がやっているのかと思うと、周辺のカタギの人はたまったもんじゃないかも知れないが、外野から見ている限りは面白そうに見える。「アウトレイジ」に出てくるザコヤクザのように啖呵を切って、映画そのままに呆気なく殺されたのだ。
映画なら、組員を殺された方が復讐するのが次の展開だろう。実際にそうなるに違いない。

ヤクザが殺し合ってどうなろうが構わないが、巻き込まれることは勘弁願いたい。映画やゲームでは一般人はあまり巻き込まれないが、現実は下手するとヤクザが死なずに一般人だけ死んだりする。
現実はそう甘くはない。

そういう意味では、映画やゲームに登場する筋を通す格好いいヤクザや、正義のヤクザなんてのもいないのだろう。ヤクザのイメージは、飲食店からみかじめ料をむしり取り、中国人窃盗団の手先となって移動車の運転手や下調べを行うようなチンピラだ。特に中国人犯罪者の手先となって強盗の片棒を担ぐヤクザが情けない。カネのためにプライドを捨て、中国人にアゴで使われているのである。

それを思うと、周囲の迷惑を顧みずに抗争で殺し合いをしているヤクザもけしからん存在だ。カタギに迷惑かけまくり。
この世の中で、ヤクザが社会の役に立つことなどあるのだろうか。警察が本気で潰さないところを見ると必要悪と捉えられているのかも知れないが、一般人からすれば問題しか起こさない連中は不要でしかない。ヤクザが存在することで外国の犯罪組織の流入を阻止できているならまだしも、逆に強盗に手を貸すくらいだからそうとうも言えない。
ヤクザは映画やゲームの中だけで十分だ。

20170911-1

曽野綾子氏の著書「アラブの格言」に、「一夜の無政府主義より数百年にわたる圧政の方がましだ」という格言が記されている。今のイラクやリビアを見れば、この格言が間違いないことがよく分かる。
フセインやカダフィが逮捕されたり殺されたりしたあと、イラクやリビアには混沌だけが残された。シリアのアサド大統領の圧政が弱まると、テロリスト集団のイスラム国が台頭して国中が混沌となった。

国民が怠け者のアラブやアフリカの未開な国では、独裁者や独裁者と変わらない国王が国を治めるくらいでちょうどいいのだろう。そんなところに西側先進国が民主主義を持ち込んだところでうまくいくわけがない。
アジアもそれと似ていて、アジアの未開な国を収めるには独裁者か軍事政権しかない。中国では習近平、北朝鮮では金正恩が独裁者として君臨する。韓国も少し前まで軍事政権下にあった。東南アジアも似たような国ばかりだ。

アジアには、韓国のように軍事政権下の国から民主化したミャンマーのような国がある。ただ、ミャンマーが民主化されたといっても、実際の民主化からはほど遠い。
イギリスで学んだアウンサンスーチーは、ミャンマーのような未開な国には独裁が必要と考えた。自身が率いる国民民主連盟 (NLD)が選挙で圧勝したことをうけ、スーチーが大統領に就任できない決まりの現行憲法を変え、自身が大統領に就任しようとしたが失敗した。
ミャンマーの憲法は、改正に議会の4分の3以上の賛成が必要だが、議会の4分の1は軍人が占めるように決められている。すなわち、軍人の賛成がなければ憲法の改正は叶わない。
憲法改正を諦めたアウンサンスーチーは、国家顧問や外務大臣、大統領府大臣など主要閣僚を務めることで政権の実験を握り、自身も「大統領を超える存在になる」と宣言した。

ノーベル平和賞を受賞したとはいえ、現行憲法を無視するような発言をし、法令遵守の精神の欠片もないようなアウンサンスーチーが権力を握るのは間違っていた。
ミャンマーでは2012年頃から、少数民族でイスラム教徒のロヒンギャの虐殺事件が相次いでいた。ミャンマーで多くを占める仏教徒との宗教対立から来る虐殺だが、当初はアウンサンスーチーはやめるようたしなめたものの、有権者からの反撥を食らって口をつぐんでしまった。

この独裁者の誕生が問題になりそうだとこのブログに書いたのが2015年だ。

独裁者誕生 (2015/11/20)

「一部のマスコミは彼女の勝利を喜んでいたが、数年後にはそれを後悔することになるかも知れない」と書いたが、現にそのとおりになってしまった。ロヒンギャの虐殺は止むどころかどんどん増し、ミャンマー国内で何万人も殺され、バングラディシュへの国外脱出が70万人を超えたという。
アウンサンスーチーはロヒンギャの迫害や虐殺を認めず、「偽情報に踊らされている」などと主張した。

これに対し、署名サイトのchange.orgでアウンサンスーチーのノーベル平和賞の取り消しを求める署名が始まり、今日11日の時点で40万人を超える署名が全世界から集まっている。

【change.org】Take back Aung San Suu Kyi's Nobel Peace Prize

ノルウェーのノーベル委員会は、これについて「受賞に至るまでの功績が評価されたもので、のちの行動は考慮しない」としている。
元々、かなり問題があったノーベル平和賞がこれでいかにダメかが分かった。北朝鮮にカネを渡して実現させた南北首脳会談で金大中が受賞し、核廃絶を訴えただけでオバマ大統領も受賞した。今度は受賞者が祖国で少数民族の虐殺に加担しているのである。

ミャンマーの軍事政権下ではこのような問題はほとんど起きていなかった。軍事政権の圧政が緩んできたところでロヒンギャの虐殺が始まり、民主化されてアウンサンスーチーが指導者になってから一気に加速した。民主化政権が舐められているからこんなことになるのだろう。

それを思えば、アウンサンスーチーの独裁が甘いのかも知れない。独裁者然としているが、独裁者になりきれていない。独裁者としてもっと厳しくやれば、ロヒンギャへの迫害や虐殺くらいすぐに止めることができるだろう。
なまじ民主化された国だから、仏教徒の票を失うことができなくて国民に従ってしまうのだ。

有権者の顔色ばかりを伺って、およそあり得ないような政治をする大統領が隣の国にもあるが、このような衆愚政治をしているような国はダメだ。絶対にうまくいかない。政治は国民がボトムアップで主導するのではなく、政治家がトップダウンでやるものだ。
有権者の票を気にして、当たり前のようなこともできない国であってはならない。日本はそこまでではないものの、似たようなことになるかも知れない。ミャンマーや韓国の政治を他山の石とし、そうはならないようにしていかねばならない。

20170910-1

金曜日の仕事終わりに大阪駅界隈にたまに行く。買いものをしたり、ポケモンGOをしたり、理由はいろいろだ。
阪神百貨店の近くに来たら、地下で売られている名物のいか焼きを買う。私の嫁さんや実家の母親が好きなのでお土産として買って帰る。

阪神百貨店を地下から出て地下街でスマホなんぞを眺めて立ち止まっていると、外国人観光客からよく声をかけられる。どこぞに行くにはどう行けばいいのかという内容だ。
大阪駅周辺の地下街は「梅田地下ダンジョン」などと呼ばれるくらい複雑で、私ですらたまに迷うことがある。
梅田地下街は無計画に地下街が作られ、拡張されたので、すごく広い上に作りが信じられないくらい複雑だ。碁盤目状になっているならまだしも、斜めに突っ切る通路があり、さらに地下街のなかで高低差があるので、複雑さが増す。地上なら建物を目標にすればいいが、地下はそれでもできないので迷いやすい。

よく訊かれるのがヨドバシカメラ梅田までの道で、これの説明が本当に鬱陶しい。地上から行くのが迷わなくていいのだが、JRの大阪駅の3階まで上がって、2階に降りてヨドバシのビルの真ん中くらいに通路ができたからそこを行けとか、中国人や台湾人、韓国人などに説明できない。今は大阪駅とヨドバシを繋ぐ通路ができたからまだいいが、少し前まで一時的にグランフロント大阪という施設まで抜けて、そこを1階まで降りてヨドバシへ行けという必要があって、説明不可能だった。
だから、地下にいるなら地下街を通って行くよう説明した方がいいかも知れないのだが、地下街は地下街でヨドバシに行くまでがなかなか複雑で、結局「あっちの方」と方向を指すだけになってしまう。

梅田地下街をキャリーケースを転がしてウロウロしているのは中韓台の外国人であるが、数年前のビザ緩和でタイ人も増えた。タイ語はよく知らないが、中国語でも韓国語でもない言葉を話していて、浅黒い肌の男がいればタイ人ではないかと思ってしまう。
タイ人もよくヨドバシカメラを目指していて、電化製品だけでなく、靴や服などもよく買っているようだ。

梅田界隈をカップルや家族でウロウロしている外国人観光客はほぼ個人旅行の人たちだ。そこそこカネを持っている人たちで、なかなかの量の買いものをしている。
外国人がたくさんカネを使うことで日本の外貨獲得に繋がってありがたいわけだが、外国人観光客はよく分からないところでカネをケチることがある。

特に顕著なのが中国人だ。普通海外に行けば、現地の食事を食べたいと思うものだが、中国人が海外でも中華料理を食べたがる。食にこだわりがあるのかと思いきや、安く済ませるためにコンビニで買った弁当を夜に食っていることもあり、本当に意味不明だ。
コンビニ弁当を食うくらいなら、お土産をひとつ減らしてもっといいもんを食えばいいのにと思うのだが、価値観が違うのだからしょうがない。

そこまでケチだといろいろ問題がある。個人旅行をするにも関わらず、旅行代をケチるために旅行保険に入らないのが多い。だから、数が多い中国人が日本で病院にかかり、無保険なので治療費が高くて払えず、踏み倒して帰国するというケースが多いようだ。
アメリカあたりの病院なら、保険もカネもない患者の診療はしないが、日本の病院は良心的なのが多いので、外国人でも有無を言わず診療し、踏み倒されるという。

先日、無保険のタイ人旅行者が日本で緊急手術を受け、治療費が1800万円もかかったというニュースがあった。タイなら死んでいたかも知れないケースだ。

【withnews】大好きな日本で背負った…1800万円の医療費 本当に怖い旅行中の病気 (9/4)

掛け捨ての旅行保険をもったいないと思ってしまう外国人の感覚がよく分からない。記事にもあるように、タイ人の9割が加入していないという。

私が先日、個人で台湾に行ったときは、たびほというサイトで4日間の旅行保険を申し込んだ。死亡保険1000万円、治療費用5000万円、個人賠償1億円などがついて1990円だった。
2千円くらい出せよと思わずにはいられない。

タイ人女性のように海外で重病になったときも大変だが、死んだときも大変だ。「死んだら死んだでええわ」と思う人がいるかも知れないが、本人は死んだら終わりだが、苦労させられるのが残された家族である。
例えば交通事故で死んだとして、家族が旅行先へ行って遺体を冷凍して空港まで運び、空輸して、さらに国内で葬儀場まで運ぶだけで数百万円もかかってしまう。だから、現地で荼毘に付されることが多いのだが、親族ひとりだけに見守られ、葬儀もせずに知らない土地の火葬場で燃やされるわけである。日本の火葬場のように遺骨をちゃんと扱ってくれるかも分からない。

それでも、日本人の殆どは個人旅行でも旅行保険に入っているだろう。だからカネだけはなんとかなるに違いない。
問題は、日本に来る外国人である。これから先もどんどん増えそうだが、増えるのはそこらへんの感覚がいい加減なアジア人ばかりで、日本で病気になったり怪我をして、治療費が払えずに踏み倒すなんてことがもっと増えるに違いない。結局その埋め合わせは日本人がすることになる。

だから、外国人の入国に際して旅行保険の加入を義務付けるようにした方がいい。人に迷惑をかけないよう2千円3千円を出すのも惜しいという人には、日本に来てもらわなくて結構だろう。

このページのトップヘ