私は10年以上ずっと週刊新潮を買っていたのだが、先週から買わなくなった。誌面が嫌いになったからではなく、タブレットで読むようにしたからだ。
これまでまったく知らなかったのだが、ドコモがやっている「dマガジン」というサービスに入ると月400円でかなり多くの雑誌が読めるようになる。そのなかに週刊新潮があり、「dマガジン」に加入したからだ。
「dマガジン」はドコモの契約者しか入れないと思っていたのだが、アカウントを取れば誰でも入れるらしい。週刊新潮は1冊400円だから、月400円ならそれだけで得である。
それ以外にも、買っている雑誌では「SAPIO」(月刊/700円)があった。
買わなくなった「週刊アスキー」(週刊/Amazon Kindleで324円)、「DVD&ブルーレイでーた」(月刊/550円)もあった。
購読はしていなかったが、「週刊文春」「週刊ポスト」「週刊現代」「FRIDAY」「SPA!」「NEWSWEEK」もあって、タダなら読む気がある。
嫁さんは「関西ウォーカー」「オレンジクラブ」「レタスクラブ」を読むと言っていた。
これで月400円ならめちゃめちゃお得ではないか。
【dマガジン】参加雑誌一覧
制限はある。例えばヌードグラビアのページは掲載されない。週刊新潮の巻末の西原理恵子の漫画など、一部の漫画は掲載されない。
ジャニーズのタレントはシルエットになるし、「DVD&ブルーレイでーた」でどういう基準か知らないが俳優や監督の写真が一部シルエットになる。
ただ、誌面とほぼ同じでなんら遜色はない。もっと早く知っておけばと思ったくらいだ。
「dマガジン」を契約したおかげで、24日(木)に韓国から帰国するときに仁川国際空港の無料Wi-Fiで週刊新潮をダウンロードして、チェックインするまでの暇な時間に週刊新潮を読むことができた。海外赴任している人にもいいかも知れない。
そのときたまたま週刊新潮が久々に世間を賑わすスクープ記事を掲載していて、乙武洋匡が5人の女と不倫していたという記事を読んで韓国の空港で驚いてしまった。
乙武の不倫がどうのというよりも、乙武とセックスをしたいという女がたくさんいることに驚いた。世間の関心もどちらかというと、不倫というより乙武とセックスする女がどういうヤツなのか、どんな体位でセックスするかとかいうものではなかろうか。
昔からよく聞く都市伝説で、中国などアジア諸国で誘拐され、手足を切断されてダルマにされて性の道具として売られるというものがあった。そういう性的嗜好の人間が少なくともいるのだ。
乙武は顔は普通だし、話もうまい。そんな彼に引きこまれて体を許してしまうということがあるのだろうか。少なくとも奇妙なカラダの人間とセックスしたいというヤツがこの世の中にいるということの方が興味がある。
話がめちゃくちゃそれたので元に戻そう。「dマガジン」で雑誌を読むと便利な世の中になったものだと思う。出版不況に拍車をかけるものなのか、書店の売上減につながって業界が悪い方向に向かうものかよく分からないが、とにかく便利だ。いちいちキオスクやコンビニで買う必要がなくなったし、安価で雑誌を読むことができる。
「dマガジン」のアプリ自体、いちいち読み込んだりして動きが悪いが、その程度の不便はガマンできる。
スマホやタブレットで便利なことをできるといえば、韓国から帰国してから知ったのだが、スマホ版のGoogle翻訳がめちゃくちゃスゴイ。Google翻訳はブラウザでアクセスするWEB版しかないと思っていのだが、スマホアプリがあって、カメラで撮影した外国語を翻訳してくれるのだ。
韓国の飲食店でメニューが読めずに困ったと書いたが、Google翻訳のアプリを知っていればそんなことにはならなかった。
試しに韓国のスーパーで買ってきたコチュジャンを翻訳してみた。
スーパーでコチュジャンなのかどうかも分からず買ったのだが、Google翻訳にかけてみるとちゃんと表示された。
文字を認識し、指でなぞった部分の翻訳をしてくれる。なんのなのかさっぱり分からなかったが、「私たちの米で作った 太陽酢コチュジャン」であるらしい。
中国語でもやってみた。中国語は漢字だから日本人ならなんとなく意味が分かるし、Google翻訳は中国語から日本語への変換の精度がよくないが、それでもあるのとないのとでは大違いだ。
しかもこのGoogle翻訳、必要な言語をネット接続がないオフライン環境でも翻訳できるように予め言語パックをダウンロードしておくことができる。中国や韓国語などメジャーな言語はオフラインでも使えるようになっている。
だから今回の韓国出張のように、プリペイドSIMを買えなくてネット接続がない場合でも翻訳することができたのだ。
試していないが、音声入力からの翻訳もあるし、もちろん文字入力からも、手書き入力からも翻訳ができる。なんという素晴らしいアプリであろうか。
Googleマップに行きたい場所をマークして海外で迷わずそこに行ったり、海外で日本の雑誌を読んだり、現地の言葉をまったく知らなくても翻訳アプリで知ることができ、通話アプリで日本と音声通話やビデオ通話もできる。
海外旅行や海外出張のハードルがますます下がるというもんである。世の中、これほど便利でいいのかと思わずにはいられない。