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この4月のオバマ大統領のアジア歴訪は、日本に2泊3日してから東南アジアに行くはずだったのだが、素通りすることを韓国が許さず、横やりを入れてきた。
おかげで、韓国の1泊が追加され、日本が1泊2日になるところだったが、日本側の働きかけでなんとか2泊3日にすることができた。韓国のせいで、実質的な滞在時間は短くなったわけであるが。

日本が2泊3日にこだわったのは、アメリカの国家元首であるオバマ大統領を国賓として迎え入れるためらしい。韓国が横やりを入れてきた当初、1泊でも国賓扱いにすることが検討されていたが、やはり日程の都合から何とか2泊3日になった。

外国の要人を国賓で迎えるということは、天皇陛下のお客様として迎えることである。陛下に出迎えられ、陛下と共に歓迎式典、食事会を過ごし、陛下にお見送りされて国を発つ。それが国賓だ。
オバマはこれまで2度来日していたが、いずれもパッと来て、サッと出て行くだけで国賓扱いではなかった。3度目の来日にして、初の国賓扱いである。

国賓の割に、オバマの嫁のミシェルが「子供の学校の都合で行かない」と言い張ったり、迎賓館に宿泊しないなど、異例なことづくめであったが、そこまでして国賓として迎え入れたオバマによって日本が得たものは何だっただろうか。
オバマ大統領自身から「尖閣諸島は日米安保の適用対象」という言質を引き出したことにより、アメリカ好きが大喜びしているが、"世界の警察"を気取るアメリカのオバマ大統領は、これまでシリア問題やクリミア問題に懸念を示し、介入する姿勢を見せておきながら、結局弱腰になってシリアを放置し、クリミアに侵攻したロシアも放置した。
このパターンで行くと、中国が尖閣諸島に侵攻したからといって、アメリカが何かするという期待など寄せられないと思うのだが。同盟国の日本は、ウクライナとは違うのだろうか。例え違っても、オバマではどうなるか分からない。

結局、オバマに高い寿司を食わせ、明治神宮で流鏑馬を見せて、アシモが蹴ったサッカーボールを受けさせただけなのかも知れない。
しかも、3万円以上するその高い寿司のコースは、20貫あるうち14貫しか食べなかった。コースで出される寿司は、職人が食べる順番を考えて出しているのに、もったいない野郎である。

そのオバマ大統領は、国賓として天皇皇后両陛下に迎え入れられたときに、前回と違って深々としたお辞儀をすることはなかった。前回、腰を90度曲げてお辞儀していたことに対して、アメリカ国内から批判の声が出たので注意したに違いない。

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とにもかくにも、国賓として天皇陛下に迎え入れられ、宮中晩餐会でフランス料理が振る舞われたわけだが、これらについて、あの鳩山由紀夫が「天皇の政治利用だ」と言っているらしい。

【産経新聞】 「トラスト・ミー」は食事の勧め 鳩山氏、説明変更も矛盾 オバマ氏と陛下との会見にも難癖 (4/25)

出演したTBSラジオの番組での発言だが、小沢一郎と画策して、国家主席になる前の習近平と天皇陛下の会見を強引に予定としてねじ込み、まさに天皇陛下を中国との外交に政治利用したことを忘れての発言なのだろう。

また、上の記事にもあるように、TBSのラジオで「トラスト・ミー」の真意を世間が誤解していると説いた。
普天間基地の移設について、オバマ大統領に「トラスト・ミー」(私を信用して)と言ったと自分の口から説明していたくせに、この期に及んで「実はそうではなく、腹一杯だから食べようとしないパンケーキを食べさせるために言った言葉だ」と説明した。
「トラスト・ミー」は、世間でよく聞く「騙されたと思って食ってみろ」というわけだ。

何というアホすぎる弁解だろうか。自分がどこで何を言っていたのか全く憶えていないボケ状態なのだろうが、これではまるで、「尻を触ったわけではありません。手の甲があたっただけです」、「強姦ではありません、合意の元です」などと弁明している猥褻男と同じではないか。

民主党政権時代の鳩山由紀夫と菅直人は、間違いなく日本の憲政史上、最も悪い総理大臣の1位と2位だ。どちらも甲乙付け難いのだが、総理大臣を辞めてからのバカすぎる発言を見ると、鳩山由紀夫が歴代1位に君臨するのではなかろうか。
最もバカな総理大臣1位は間違いない。

よくこんなヤツが日本の総理大臣をしていたもんである。本当に、恐ろしい話だ。