20170223-1

民進党にはクソみたいな政治家しかいないなとつくづく再認識させられることが起きている。
昨日、安倍首相がFacebook上で菅直人が起こした訴訟に勝ったと高らかに勝利宣言していた。安倍首相のメールマガジンで福島第一原発の原子炉への海水注入を止めたのは当時首相だった菅直人だと指摘したところ、自分が決断して海水注入をさせたとウソを撒き散らしていた菅直人が名誉毀損だとして損害賠償などを求める訴訟を起こした。
高裁が菅直人が東工大での知識を元に「再臨界するだろうが」と喚き散らし、東電を恫喝して海水注入をやめさせたと認定し、それを不服として上告したが、最高裁で棄却された。
ヒステリーを起こした菅直人が、原子炉を冷やすための海水注入をやめさせようとしたのが事実だ。福島第一原発の吉田所長がそれを無視して海水注入を続けただけである。

小モノがある程度の権力を得るとパワハラや恫喝をしたくなるようだ。菅直人のように総理大臣にならなくとも、国会議員になっただけで調子づく議員もいる。

民進党の後藤祐一議員は、南スーダンのPKOにおける日報問題で、防衛省の女性職員に対して「上司に言ってお前の人事評価を下げてやる」「お前なんかクビにできる」などと恫喝したという。
日報に「戦闘」の記録があったのは今の自民党政権時代だけでなく、民主党政権下の南スーダンPKOでも同様だった。ブーメランに慣れっこの民進党議員は、過去のことはさておいて政権批判のために日報問題を連日国会で取り上げている。稲田防衛相が一度ないと言ったものがあとで出てきたことが気に食わないらしいが、その日報問題を追求していた議員が大臣を責めるだけでは飽き足らず、自身の立場を利用して公務員をいじめるのだから恐れ入る。

パワハラや恫喝、イジメは民進党でもご法度のはずだが、実際は民進党の議員が総理大臣のときに恫喝しまくったように、実際は問題ではないらしい。
ただ、このままだと世間のイメージが悪いので後藤祐一議員は謝罪してみせた。「スミマセン」で済むのも民進党議員の特徴である。

民進党の下っ端がこうなのは、総理大臣経験者がロクデナシであるばかりではなく、現在のトップもメチャクチャだからであろう。
民進党代表の蓮舫は二重国籍問題をうやむやにしたまま知らぬ存ぜぬを通している。秘書のせいにしてガソリン代をごまかした山尾志桜里のように、まるでなにもなかったかのようだ。
そのくせ、ターゲットに決めた人物をいびり倒し、いじめ倒すが得意だから、稲田防衛相が泣くまでウジウジネチネチ攻撃する。これが民進党の代表である。代表がこれなのだから、その下の連中がどのようなものなのか、おおよそ想像がつく。

基本的に、民進党の連中は弱いものイジメ体質である。後藤祐一議員が防衛省職員を恫喝したように、恫喝やイジメが党是のようになっている。
弱い人間をターゲットに絞り、一点突破で攻めようとした結果が稲田イジメだ。大臣でないときは保守論客として威勢がよかったのに、押しにめっぽう弱くてすぐにメソメソする稲田防衛相もどうかと思うが、やりすぎの感がある。
なにも答えられない能力不足の法務大臣を延々と責めていた件を見ても分かるように、とにかくしつこい。
一度食いついたら離さないのが民進党かも知れないが、陰湿さやしつこさに辟易せざるを得ない。

それでもこんな民進党を支持する奇特な人たちがいる。政治家は政治家を責めるのが仕事かも知れないが、自らの非は棚に上げ、なんら建設的な議論をせずに相手をただひたすら一方的に責め立てるだけ。しかも、たまに相手を責めたことが自分に返ってくるというブーメラン付き。
こんな政党に一体なにを期待するというのか。

政権担当能力がなく、総理大臣がヒステリーを起こし、代表は自分の問題を説明することもなく、下っ端の議員は公務員を恫喝する。これが民進党だ。一言でいうならば、能なしである。
自民党にもなにも答弁できなかったり、すぐに泣いたり、過去にパンツ泥棒をした能なしの議員がいるが、それでもデキる議員は遥かに多そうだ。
本来ならば、民主党は反自民党の人たちの受け皿にならねばならないのに、その器ではないのが現状である。
二度と民進党が政権を取ることはない。能なし政党が野党の代表のフリをしているせいで、このまま自民党政権がずっと続いていくのだろう。