20170714-1

あれほど頑なに拒否してきたのに、蓮舫が戸籍謄本を公開するという。理由はもちろん自身の二重国籍問題である。

これまで蓮舫は、家族のプライバシーを理由に戸籍謄本は公開しないとしてきた。そのくせ、子供と一緒に雑誌の取材を受けたりして、家族のプライバシーとはなんなのかと思っていたのだが、子供が成人したことと、東京都議会選で民進党が惨敗したことを受け、身辺をサッパリさせるために公開を決めたらしい。

ここで蓮舫の二重国籍問題について間違えないようにしたいが、国会議員の要件として二重国籍を禁止しているわけではない。公職選挙法によると、「日本国民で満25歳」(参院議員は30歳)となっているだけで、蓮舫のように二重国籍でも国会議員になることはできる。

ただ国籍法では、重国籍者は一定期限までに国籍選択をしなければならないと決められている。
国籍選択届を外国の日本大使館または本籍地の役場に提出するか、外国で国籍喪失手続きをした場合はそれを示す外国国籍喪失届を同じく提出する必要がある。

蓮舫の場合、父親が台湾人、母親が日本人で、生まれたときは当時の国籍法の決まりで日本国籍が取得できずに台湾籍だった。1985年、蓮舫が17歳のときに国籍法が改正され、母親が日本人ならばその子が日本国籍を取得できるようになった。そのため、1985年に蓮舫は日本国籍を取得したとされるが、台湾籍が抜けていなかった。

蓮舫親子は台湾の大使館に相当する台北駐日経済文化代表処で台湾籍喪失の手続きをしたそうだが、台湾では20歳になるまでそれができないので手続きが完了するわけがなく、蓮舫は二重国籍になっているはずだった。

日本国籍を持つ重国籍者は22歳までに国籍を選択しなければならない。それにより、法に定める国籍選択の義務は果たした。ただ、日本国籍を選択するために国籍選択届を出した場合は、外国籍離脱の努力義務が発生する。
その努力義務ができていなかったとして、改めてやり直したのが自民党の小野田紀美議員だ。参院選出馬にあたって日本国籍選択と米国籍放棄手続きを役場で済ませたが、米国籍放棄がちゃんと完了していなかったので、手続きが完了するよう経過を観察していると報告していた。

小野田きみ Facebook

蓮舫の二重国籍問題で、蓮舫は最初から「二重国籍ではなかった」という見方がある。これは、中国の国籍法では重国籍者が外国籍を選択した段階で自動的に中国国籍を失うと決められているからだ。
日本政府は正式には台湾(中華民国)を国として認めておらず、台湾政府も認めていない。そのため、蓮舫のルーツは台湾にあるといえど、中国の国籍法を適用するならば日本国籍を選択した時点で中国籍を自動で失っているのだから問題ないという考えだ。
日本政府の立場上そうなっているわけだが、実際には法務省は台湾出身者に中国の法律は適用していないとしており、実際に2006年には法務大臣が「国際司法上、台湾籍保有者には台湾の法律を適用すべき」と国会答弁している。

蓮舫が長年二重国籍状態にあったことは間違いない。金田法相はこれについて「違法状態」であると指摘した。努力義務を怠ったという点では違法のそしりを免れない。ただ、程度問題を考えればそれほど悪質とはいえないのが現状だ。
一方で金田法相は「台湾当局が発行した外国国籍喪失届は受理しない」としている。実際に蓮舫が区役所に取得し直した外国国籍喪失届を出したら受理を拒否されたという。
だとしたら、台湾籍という外国籍は中国国籍のように自動で消えず、届け出も受け取ってもらえないことになるが、その矛盾はどうなるのだろうか。

蓮舫が18日にどのようにして戸籍謄本を公開するつもりなのか分からない。これまで散々批判していたいわゆる「のり弁」状態で戸籍謄本を塗り潰して出してくるのだろう。蓮舫に日本国籍がないのなら大問題だが、日本国籍を持っているのは間違いなさそうだ。
自民党の小野田議員のように国籍選択の日付だけを出してくるのかも知れない。しかし、それだけあっても二重国籍疑惑は晴れない。なぜなら、前述したように台湾での手続きが完了していなかったら、日本国籍を選択しても台湾籍を喪失したわけではなく、二重国籍状態であるからだ。

ただ、蓮舫としてはそれは大したことないし、自分は日本国籍を持っているから大丈夫だろうと高を括って戸籍謄本公開に踏み切るのだろう。

結局、蓮舫が戸籍謄本やパスポートの一部を公開したところで、疑惑はなにも晴れないに違いない。蓮舫は「台湾籍を有していないことを伝える」としているが、本当だろうか。仮に台湾籍が抜けていなかったからといって、それがなんだと思っているように感じてならない。
確かに二重国籍状態だったから法的になんだということかも知れないが、蓮舫の二重国籍問題は国籍法の問題だけではなく、公職選挙法にも関わってくる。

蓮舫は成人する前に日本国籍を取得して日本人になったと主張していたが、メディアで度々二重国籍者であることをアピールしている。25歳のときに週刊誌の対談で自身を「二重国籍者」とし、同年の朝日新聞のインタビューでは「中国籍保有者」としていた。
しかし、選挙公報に「1985年に台湾籍から帰化」などと書いたり、日本国籍のみを保持しているかのように書いた。

蓮舫は都合のいいときに二重国籍保持者になったり、日本国籍のみの保持者になったりした。ウソだらけの経歴である。学歴詐称が問題なった議員や芸能人がいたが、蓮舫もそれと同じだ。
国籍について軽く考え、その都度その都度テキトーにやり過ごしてきた。

こんなヤツのなにを信用すればいいのか。
蓮舫はウソつきであり、そのウソつきが代表に就任しているのが民進党である。

蓮舫は自身について「私は多様性の象徴」と強弁しているらしい。日本に帰化した外国人で女という矜持があるのだろうか。
多様性の象徴の前に、ウソつきの代表という言葉が頭をよぎる。民進党の代表だけでなく、ウソつき議員の代表が蓮舫ではないか。