20170917-1

たまにテレビに出てくる金子勝とかいう慶応大学の教授がツイッターでめちゃくちゃ言っていると産経ニュースがWEB用に記事として取り上げていた。

金子勝・慶応大教授が「ミサイル発射は安倍首相のせい」 ツイッターに投稿 (9/16)

本人はまさに言いたい放題で、安倍政権に批判的なアカの経済学者がとにかく安倍首相のやることなすこと批判ばかりしている。「Jアラートで電車を止めるなら、原発を止めろ」などと書いていた。


サヨクは口を揃えて原発は爆発し、オスプレイは墜落すると主張するが、北朝鮮のミサイルが発射に失敗して日本に堕ちてくるとは思わないらしい。発射に失敗しても遠隔でミサイルを爆破するのだろうが、発射に失敗したうえに自爆もさせられなかったら日本に堕ちていくる可能性がある。だから、青森と北海道の間くらいを狙ってなるべく日本の国土に重ならないように弾道ミサイルを打ち上げているのだろう。
金子に言わせれば金正恩の思いやりかも知れないが、ミサイルが日本の国土に堕ちたら北朝鮮がタダで済まないから安全を見て軌道を考えているのだろう。

ミサイルで大慌てするくらいなら原発でも大慌てして止めろと金子は言うが、ミサイルも原発も同じくらい危なくて、根本的なリスク排除として原発を止めろというならば、ミサイルも同じく根本的なリスクを排除せねばならない。ミサイルを撃つ前にぶっ潰すしかないが、どうせそれも許さないのだろう。原発にしても、仮に完璧な避難計画があったところで、稼働させんなとイチャモンを付けてくるに違いない。

とは言うものの、サヨクの苛立ちも分からないでもない。森友学園問題はともかく、加計学園問題でもう少し安倍首相を攻撃できそうだったのに、北朝鮮の問題が起きて話題を全部そっちに持っていかれた。四国に獣医師大学を作る話と、すぐ近くにいる独裁者が核兵器を開発し、ICBMも飛ばそうとしている話では緊急度のレベルが違う。

安倍首相は強運の持ち主だと言われている。最初に総理大臣になったときは悪い運が重なったが、奇跡的に再度自民党総裁になったあと、民主党が勝手に自爆して選挙で大勝して総理大臣になり、その後も敵失で選挙でそれなりを結果を収めている。
支持率が下がり始めたら金正恩が核実験を行い、ミサイルも撃ちまくった。金正恩は日本が慌てふためいていると愉快な気持ちになっているかも知れないが、実際は日本国民の目を北朝鮮に向けさせ、安倍首相を救ったも同然である。下がっていた支持率は回復した。こういうことがあると、北朝鮮問題を支持率回復に使っていると言われても仕方がない。
自信を深めた安倍首相は10月をめどに解散総選挙を考えているという。

【産経ニュース】安倍晋三首相、衆院解散を決断 10・29衆院選が有力 北朝鮮情勢の緊迫化で方針転換 「安保法制の意義問い直す」 創価学会も緊急幹部会 (9/17)

今朝の産経新聞1面トップにドドーンと記事が掲載されていてビックリしてしまった。今が本当に解散に適した時期なのだろうか。
私は安倍首相に批判的ではないが、それほど首相が支持されているとも思わない。北朝鮮がメチャクチャしてきたところで、北朝鮮問題だけで安倍首相や自民党を支持しようとならないだろう。
しかし、離党が相次ぐ民進党がゴチャゴチャしていて、小池百合子の都民ファーストの会が国政に出てくる前に総選挙をやってしまって本当にいいのだろうか。

今は与党と維新などを含めた改憲勢力で衆参ともに3分の2以上の議席を確保しており、憲法改正のチャンスは今しかない。もし次の選挙で議席を減らして改憲勢力が3分の2に届かなかった場合、野党から「国民は改憲を望んでいない」と押されるに決まっている。
解散総選挙で間違いなく勝てればいいが、運が尽きて憲法改正の機運が失せてしまえば目も当てられない。

元々予想されていたとおり、与党が憲法改正を発議し、来年末に国民投票を行って欲しかった。政権運営のため、憲法改正のチャンスまで解散総選挙に賭けてしまっていいのだろうか。
安倍首相の悲願は憲法改正だったはずだが、第一の目標が安定した政権運営に変わったのなら興醒めである。