年末年始は何かと忙しい。年末の休みに掃除をまとめてやると大変なので、今年は12月に入ってから毎週土日にちょこちょこ掃除をするようにしていた。
ベランダやテラスなど、特にめんどくさい外の部分を先にやっておくことで、この年末休みは随分と余裕が持てている。
今日は自分の部屋の掃除と、寝室の本の整理をした。いつの間にか漫画ばかりになっていて、置く場所がなくなり、積み上げているだけだったので、それを片付けた。
本の置く場所がないので、どこかに用意しなければならない。だから、これまで私の部屋の本棚の上に載せてあった「正論」を捨てることにした。
私は雑誌でも、ほかで使えそうなものは残しておく性分なのだが、「正論」はもういらない。
さいならっきょ
以前に書いたが、私は社会人になってから産経新聞が発行している「正論」を買っていたが、2007年の10月号を読んで、アホらしくなって読むのをやめようと思った。それ以来、月刊の「正論」は全く買っていない。
何が書かれていたか、おさらいしてみよう。
その記事は、2007年8月3日に新興宗教である阿含宗の荘本殿で行われた、阿含宗管長の桐山靖雄と、産経新聞お抱えのエロ漫画家・さかもと未明との対談である。
205ページ
207-208ページ
「徳のない子供は、私と縁ができることで救われる」という前科持ちの新興宗教のトップと、それを「釈迦そのものものになってらっしゃる。お目にかかれて光栄です」と持てはやす太鼓持ちの漫画家。
こんなキチガイじみた対談が、一流とされるオピニオン誌で行われているのである。ああ、恐ろしい。
キャンプファイヤーをやって金儲けしている胡散臭い新興宗教の提灯記事を掲げるような雑誌は読むに値しないだろう。「正論」は、創価学会の「潮」と同レベルに成り下がったわけである。
産経新聞は、保守っぽいことを主張する桐山靖雄が金を出すから、「正論」に提灯記事を掲載するし、終戦記念日には阿含宗の宣伝以外の何ものでもない特集記事を掲載する。
産経新聞を取るのをやめると、読む新聞がなくなってしまうので取っているのだが、産経新聞の阿含宗マンセーはいつまで続くのだろうか。
金を出してスポンサーになれば提灯記事を掲載してくれるのだから、朝鮮総連あたりも産経新聞に広告を出してみてはどうだろう。