先っちょマンブログ

2010年02月

私は本格的な味覚オンチで、チルドレン舌の持ち主だ。食材の違いなんか分からないし、ハンバーグやカレーが好きで、高級レストラン行くくらいならファミレスや牛丼屋で安く上げた方がいいと思っている。

だが、寿司だけは100円の回転寿司が苦手だ。100円の回転寿司はたくさん食えば腹一杯にはなるが、満足感がない。なんかシャリは機械押しで四角いだけ、ネタはペラペラしてて薄いし、そもそもどんなもんをネタにしているのか分からない。店自体もなんか不潔な感じがする。

だから、寿司を食いに行くときは、100円の回転寿司ではなく、もうワンランク高い、100円から500円くらいの皿に別れている回転寿司に行く。そういう店ではちゃんと板前が握ってくれるし、寿司自体がおいしい。
100円寿司より高くつくが、満足感を考えると、高い回転寿司の方がいい。

私は寿司ではサーモンが一番好きだ。寿司の中では邪道なのかも知れないが、そんなもんは知ったこっちゃない。トロサーモンもオニオンサーモンも炙りサーモンもうまいから、いつも何貫も注文してしまう。
炙りブリや炙りサバなど、炙り系の白身の魚もうまい。

逆にマグロはいつも食べない。マグロ自体、大してうまいと思わないし、費用対効果で考えると、なんかサーモンの方がいいように思えてしまう。

最近、ヨーロッパでクロマグロの商取引禁止の動きがあるが、個人的にはクロマグロなんぞ関係ないからどうでもいいように思える。クロマグロのような高級魚を出すような寿司屋で食う機会がないからだ。
だからといって日本にそれを受け入れろとは言わないが、本当に大西洋のクロマグロが減っているのなら仕方がない。

欧米人はクジラが可哀想だからと言って捕鯨を禁止し、日本人に嫌がらせをしているが、クロマグロの商業取引禁止は、マグロが可哀想だからというもんではあるまい。日本人への嫌がらせの面もあるだろうけど、クロマグロはなけりゃないでどうにかなるだろう。
そもそも、クジラと違って太平洋では漁ができるわけだし。

クロマグロの漁獲量が減ったとしても、そのうち近大などでやっている養殖がクロマグロでもできるようになるだろう。天然ものに劣るかも知れないが、養殖ものはでっぷりしていて全部トロみたいになるらしいから、それはそれでいいじゃないか。

クロマグロは獲れなくても何とかなりそうだし、そもそもあまり口にする機会がないから、大西洋で欧米人が嫌がらせをしても大して気にならない。それじゃアカンのかも知れないが、そのうち完全養殖できそうなんだから慌てる必要はない。

クジラとは随分と状況が違うのだから、日本はどっしり構えたいものだ。

 

飲み会など酒の席に行くと、大抵喫煙者が何人かいて、四方山話のなかで最近の禁煙運動へのグチが出てくる。
必ずと言っていいほど聞くのが、「肩身が狭い思いをしている」、「たくさん税金を払っているんだから、好きに吸わせろ」というものだ。

他人のグチなんて聞き流すのが一番だから、適当に「そうですねぇ」などと相づちを打って聞き流すわけだが、実際はそうなわけがない。
肩身が狭い思いをしているのは気の毒なのだが、税金を払っているから自由に吸わせろってのは違うだろう。

税金を払っているから好きにできるのだとしたら、累進課税でたくさん所得税を取られる高給取りは貧乏人よりいろいろと権利があってもよさそうだが、実際は金を持っているだけで、国や地域から与えられる権利は金持ちも貧乏人も同じだ。
しかも、タバコは自分の意志で吸っているわけで、生まれながらにして喫煙者だから税金を支払うように決められているわけではない。タバコ税を支払いたくなければ、吸わなければいいだけの話だ。

「税金を払っているのだから好きに吸わせろ」という考えは、「税金を支払っているのだから外国人に選挙権を与えろ」と主張する連中と同じである。税金を払っているか払っていないか、そんなもんは関係ない。

喫煙者は本気でグチを言っているのではなかろうが、タバコ税を支払っているくらいで好きに吸う権利なんかあるわけがない。タバコを吸わない人に嫌われていることを理解して、決められた場所か自分の家で吸うしかない。
可哀想だが、それが今の流れだ。それを受け入れるほかなかろう。死んでも吸わないといけない理由なんてないのだから、それが受け入れられないのなら、禁煙したらいいだけの話だ。

意固地になって死んでもタバコを吸い続けるという喫煙者は多いが、常識の範囲で吸ってくれりゃいい。ポイ捨てをせず、副流煙を人に吸わせないのであれば、誰も文句は言うまい。
「プライベートなスペースでも吸うな」、「タバコはとにかく吸うな」という異常な禁煙運動が出てくりゃ話は別だが、とりあえずは今の流れを受け入れるしかなかろう。

女だって男だって、異性はタバコ吸わない方がいいに決まっている。家も車も洋服も匂わないし、将来の不安要素を少なくできる。だから、この際、喫煙者はタバコが1000円になるまえに禁煙すりゃいい。
タバコを吸っている間は、タバコに取って代わるようないいものはないと思いがちだが、実際禁煙してみると、飯もうまくなるし運動もできるようになるし、いいことが増える。
一度もちゃんと禁煙したことがないのに、禁煙の流ればかりに文句を言っている場合ではなかろう。

 

ここ最近、何年も冬季五輪で日本勢が惨敗してきていて、今度のバンクーバーももれなくそうだった。
金メダルを取れそうな選手がいないから、どうも見る方に力が入らない。

朝日新聞は、石原都知事が25日の会見で「銅メダルを取って驚喜する、こんなバカな国ないよ」と言っていたことを記事で取り上げ、いつものごとく「石原は酷いヤツだ」と訴えたが、正直なところ、それは一理あると思う。

金メダルを取って大騒ぎなら分かるが、銀や銅でバカ騒ぎするのは志が低いような気がしないでもない。もちろん銀や銅でもスゴイのだが、金メダルを獲得した選手には負けているわけで、素直に喜んでばかりではいけないのだ。

当然実力差があるのだから、金メダルなんか最初から狙えない選手が多いのだが、銀や銅、或いは入賞くらいで満足しているのではなく、もっと闘志とか気迫というものを見せて欲しい。

だが、今日のフィギュアスケートは違った。

大方の予想通り、韓国のキム・ヨナが金メダルを取ってしまったが、五輪前まで絶不調だった浅田真央がトリプルアクセルを2度決めるなどして銀メダル獲得となった。浅田真央は自己新記録の得点だったのだが、キム・ヨナはそれを遙かに上回る世界最高得点で圧勝だった。
並の選手なら、そこで微笑んで満足する顔を見せるところだが、浅田真央は違った。大粒の涙をポロポロ流し、「悔しい」と口にした。

後で「ミスがあったのが悔しかった」などと言っていたが、実際はそれもあろうが、やはりここ一番の大勝負で負けたことが悔しかったのだろう。人目もはばからず悔し涙を流すところは、大きな将来性を感じさせる。

銀メダルの結果について「悔しい」と言い、それまで絶不調だったにも関わらず本番で決める勝負強さ、タラソワコーチがロシアに行ったまま何か月も帰ってこず、ダンスの振り付け師にコーチングして貰っていても動じないメンタル面の強さ。

キム・ヨナに負けたことは残念でならないが、19歳とまだ若い浅田真央には大きな伸びしろがあると思う。
次のソチ五輪では、必ずや金メダルを獲得し、この雪辱をはらしてくれることだろう。

 

国連の人種差別撤廃委員会が「重大な差別問題が起こる懸念がある」として、日本政府に説明を求めた。朝鮮学校を高校無償化の対象から外すかどうかで議論していることに対してある。

まだ結論も出ていないのに、余計なお世話だ。恐らくは、どこぞのどいつかが国連にチクって、前もって揺さぶりをかけているのだろう。

国連の何とか委員会ってのは、本当にろくなのがない。偉そうに人の国のことに口出しして内政干渉するばかりで、しかも口出しする内容が大したことないようなことが多いのである。

昨年も、女子差別撤廃委員会が日本に対して「女性差別撤廃が進んでいない」と文句を付けた。
どういうわけか"従軍慰安婦"問題まで出てきて、「日本は女性差別を解消する気がない」などと説教を垂れたのである。

この勧告は、日本のババアや在日韓国人などを中心に、フェミニストどもがわざわざ国連まで出向いて訴えたことが奏功して行われた。「学級会で先生に言いつけてやる」という子供のノリと全く同じ。
言われたとおり国連も動くのだから、アホ臭くて構っていられない。

国連に参加している国の半分は、まともに公正な選挙も行っていないような三流国家ばかりで、そんなヤツらでも多数派になれば幅を利かせることができる国連に何を言われても、適当にやり過ごすのが一番だ。

そもそも、国連の連中に朝鮮学校を高校無償化の対象から外すことについてごちゃごちゃ言われる筋合いなどない。

朝日新聞は、昨日の社説で、朝鮮学校を最大限に庇って見せた。そのことも今回の人種差別撤廃委員会の行動に関係しているらしいのだが、朝日新聞の主張はいかにもメチャクチャだ。

【朝日新聞】 高校無償化―朝鮮学校除外はおかしい (2/24)

朝鮮学校も昔と違って今は普通だと朝日新聞は主張するが、金日成と金正日の肖像画を教室に掲げる学校のどこらへんが普通なのか、納得のいく説明をして貰いたい。
社説の最後で、「朝鮮学校学ぶ生徒は、日本人と変わらない普通の若者だ」と結論づけ、無償化に異議を唱えた中井洽拉致担当相に一度見に行けと言ってのけた。
朝鮮学校に通う生徒は、人間という観点から見れば大して変わらないのかも知れないが、日本の高校生という観点から見れば、どこらへんが普通なのか知りたい。朝日新聞が言うように、勉強して、スポーツをして、悩んだりする人間ではあろうが、日本の高校生は朝鮮語で授業を受けないし、主体思想を学ばないし、金正日に忠誠を誓わないし、拉致問題を正当化するような思想を吹き込まれたりしない。

朝日新聞は「子供に罪はない」と言いたいのだろうが、子供に罪はなくとも、そういう学校に通わせる親に問題がある。高校無償化は子供に小遣いをやるわけじゃなく、親への援助だ。国交を結んでもいない犯罪国家の北朝鮮の体制に傾倒する思想を吹き込むような学校に子供を通わせる援助をしている場合ではなかろう。
普通の国は、そこまで懐は大きくないのだ。それが普通。

異常なのは、そんなことで口出ししてくる国連と、朝鮮学校を日本の高校と変わらないと主張し、朝鮮人にどうしても金をやりたい朝日新聞だ。

 

滋賀の田舎に住んでいるからか、暴走族というのを見た記憶がない。暴走族というと、「警察24時」などで見るような、何十台とバイクを連ねて爆音を響かせながらちんたら走っている連中だと思っているのだが、地元でちらほら見るのは、2~3台で走っているのばかり。
大きな音は立てていて、バイクもちょっといじっているが、乗ってるヤツはヘルメットをかぶっているし、暴走族とは何となく言い難い。

暴走族なんてとっくにいなくなったのかと思っていたが、一部にはまだ残っているらしい。氣志團みたいに冗談で暴走族の格好をやっているのではなく、マジでやっている絶滅危惧種がまだいる。
ただ、昔と違ってスケールが落ちていて、原付を改造しているのが多すぎる。軽自動車を一生懸命改造しているヤツと同じで、セコいと言うか何と言うか、背伸びもせず身の丈にあったことをやっているのかと、ある意味ほほえましく思ってしまう。

私が学生の頃だから、もう10年以上も前になると思うが、2ちゃんねるを中心に「暴走族」を「珍走団」と呼ぼうと訴える「珍呼運動」(ちんこうんどう)というのがはやった。「珍走団」と呼ばれれば、そのメンバーはめちゃくちゃ恥ずかしい。「なんて天才的な考えなんだ」と思ったが、実際にはネット界隈で盛り上がっただけで、「珍走団」はメジャーにはならなかった。
テレビや新聞などのマスコミが珍呼運動を主導してくれれば、一瞬にして国民に広まり、珍走団が一般化すると思われるのだが、実に残念だ。

珍走をして、ほかの車を脅かしたり、近所中に迷惑をかけるヤツは、そういうことで自己顕示欲を満たしている。パラリパラリラと音を鳴らしたり、ブオンブオン爆音を響かせるのは、おもちゃ屋で駄々をこねたり、騒がしくする子供と同じだ。
「ねぇ、僕を見てよ。こんなに騒いでるんだよ」と世間にアピールしているのである。

そのアピールも、珍走団による珍走行為であれば、誰も「見てよ」とは言わなくなると思うのだが。
今からでもいいから、世間で珍走団と呼ぶようにはならないだろうか。
 

 

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