今日の産経新聞朝刊の「産経抄」は、鳩山由紀夫首相のことを「まるでバカボンのパパではないか」と皮肉っていた。
何かツッコまれる度に、「知らなかったのだ」、「誰がそんなこと決めたのだ」と言い訳をするさまはバカボンのパパだという。
確かにバカボンのパパっぽいが、子供じみたヘリクツと言い訳は、バカボンのパパというよりただの漫画である。
しかも、どちらかというと鳩山首相はバカボンのパパより、おぼっちゃまくんに近いと思う。
母親から毎月1500万円貰っていながら「知らない」とのたまう金銭感覚は、御坊財閥の御曹司クラスだ。スケールをやや小さくした"おぼっちゃまくん"なのである。
茶魔は父親に甘やかされ、亡くなった母との思い出に浸っていたが、鳩山由紀夫はその逆で、亡くなった父を思いながら、母親に甘やかされて育ち、今も親のスネをかじっている。
茶魔は何でも金で解決しようとしたが、月々1500万円の小遣いについて贈与税の脱税を指摘されると、修正申告して何億という金をポンと支払って済ませてしまった。庶民にはマネできないおぼっちゃま的対応だ。
金で解決できない問題は、どんどんと先送りをする。米軍基地の移転、朝鮮学校の無償化などなど、答えは決まっているくせに、
また、やたらと「友愛」を持ち出す姿勢は、「ともだちんこ」をやりまくっている茶魔と変わらないし、米軍基地の移転問題などに見られる反米姿勢は、アメリカへの「ぜっこうもん」か。
そんな"おぼっちゃまくん"がこの国の総理大臣を務めている。この状況は、茶魔ならこう言うだろう。
「なんて骨体(こったい)」