先っちょマンブログ

2010年03月

今日の産経新聞朝刊の「産経抄」は、鳩山由紀夫首相のことを「まるでバカボンのパパではないか」と皮肉っていた。
何かツッコまれる度に、「知らなかったのだ」、「誰がそんなこと決めたのだ」と言い訳をするさまはバカボンのパパだという。

確かにバカボンのパパっぽいが、子供じみたヘリクツと言い訳は、バカボンのパパというよりただの漫画である。
しかも、どちらかというと鳩山首相はバカボンのパパより、おぼっちゃまくんに近いと思う。

母親から毎月1500万円貰っていながら「知らない」とのたまう金銭感覚は、御坊財閥の御曹司クラスだ。スケールをやや小さくした"おぼっちゃまくん"なのである。
茶魔は父親に甘やかされ、亡くなった母との思い出に浸っていたが、鳩山由紀夫はその逆で、亡くなった父を思いながら、母親に甘やかされて育ち、今も親のスネをかじっている。

茶魔は何でも金で解決しようとしたが、月々1500万円の小遣いについて贈与税の脱税を指摘されると、修正申告して何億という金をポンと支払って済ませてしまった。庶民にはマネできないおぼっちゃま的対応だ。
金で解決できない問題は、どんどんと先送りをする。米軍基地の移転、朝鮮学校の無償化などなど、答えは決まっているくせに、

また、やたらと「友愛」を持ち出す姿勢は、「ともだちんこ」をやりまくっている茶魔と変わらないし、米軍基地の移転問題などに見られる反米姿勢は、アメリカへの「ぜっこうもん」か。

そんな"おぼっちゃまくん"がこの国の総理大臣を務めている。この状況は、茶魔ならこう言うだろう。
「なんて骨体(こったい)
 

 

国松警察庁長官狙撃事件がこの3月30日で事件発生から15年経ち、公訴時効を迎えた。この15年で投入された捜査員は延べ50万人。警視庁公安部長を本部長とした捜査本部は、最盛期で170名が選任捜査にあたったが、容疑者を起訴することもできずに警察の敗北に終わった。

実際は、敗北と言うより惨敗である。1996年に浮上したオウム真理教信者の警察官による犯行説から、2004年に警視庁公安部が突如オウム信者3人を逮捕するが、結局は実行犯とされた巡査長は支援役になるなど、容疑が途中でむちゃくちゃ変わり、まともな裁判に持ち込めないと判断した東京地検が不起訴処分とした。
警視庁の捜査史上類を見ない、最悪の汚点である。

警視庁公安部は、別のオウム信者を実行犯に仕立て上げ、立件しようと目論んだがそれも頓挫。そして、時効を迎えてしまった。

この件について、新潮社は「週刊新潮」や「新潮45」で、捜査を指揮した元警視庁公安部長で、今年1月まで警視総監を務めていた米村敏朗なる人物の責任だとしている。
捜査1課などは、別の人物を追っていたのだが、米村が指揮する公安部がオウム以外の路線を頑として認めなかったため、このような結果になってしまった。
最初からオウムありきで進めていたため、途中から方向転換などできなかったのである。


警視庁は、警察庁長官狙撃事件が時効を迎えたことについて、異例とも言える釈明会見を開き、「容疑者不詳ではあるが、オウム真理教がやったのは間違いない」などとした。

容疑者を見付けることもできなかったくせに、この釈明会見である。オウムの肩を持つわけではないが、証拠もないのに犯人呼ばわりするのはおかしな話だ。そんなことが警察のやることとして許されるのであろうか。

警察庁長官狙撃事件について、新潮社は今月に真犯人を実名で挙げた書籍を刊行している。新潮社が何年も前から犯人であると名指ししているのは、2件の現金輸送車襲撃事件で無期懲役の判決を受け、服役している中村泰という老人だ。

中村服役囚については、2年前のエントリに書いているのでそちらを参照して貰いたい。

東大中退の天才スナイパー (2008/03/20)

中村はアメリカ滞在時の1987年に事件で使われたものと予想される8インチ銃身のコルトパイソン(.357口径)を購入しており、事件で使用されたホローポイント系のセミワッドカッターと呼ばれる極めて殺傷能力の高い弾丸で、さらにナイロン樹脂でコーティングされた「ナイクワッド」という超稀少な弾丸を入手していることも明らかになっている。

また、実行犯しか知り得ない、警察庁長官の公用車が事件発生の2日前に新しいものに変わっていたという秘密の暴露までしている。

警視庁公安部は、中村のことについて、「取り調べの段階で得た知識をさも自分がやったかのように話しているだけ」とにべもない。
確かに中村泰は何だか得体の知れないヤツで、虚栄心が強めの男のようだが、果たしてどうなのか。

個人的には、時効当日にわざわざ釈明会見を開き、オウムがどれだけ怪しいかなどを警察がいちいち説明する方がよほど怪しく思える。
どう考えても、警視庁公安部を糾弾する新潮社の中村泰犯人説を打ち消し、米村敏朗・元警視総監の捜査の問題点をごまかすためのように思えて仕方がない。

ロクな証拠も出せないくせに「犯人はオウムの誰か」という警視庁。あんたら、それで恥ずかしくないのか。

 

auがようやくコンシューマ向けにスマートフォンを投入する。「IS series」として、6月にシャープのアンドロイド携帯「IS01」、東芝のウィンドウズモバイル携帯「IS02」をリリースする。

これまで、auの小野寺社長は、「日本にスマートフォンは時期尚早」などと言って、ドコモやソフトバンクを尻目にスマートフォンを無視し続けていたが、いくら需要がまだ少ないとはいえ、無視し続けると遅れを取り戻せなくなるとようやく気が付いたようで、ライバルの2社に遅れること数年、本腰を上げたようだ。

注目はシャープの「IS01」だろう。電子手帳のような形で、フルキーボードを搭載している。ディスプレイは960×480 ドットの5インチで、さらにスマートフォン初のワンセグ搭載だ。オートフォーカス付きの527万画素のカメラも搭載。microSDHC も使える。
多分買う余裕なんかないだろうが、「IS01」を見て「これはいい」と思ってしまった。

だが、インターネットでよくよく調べてみると、電話機能に大きな欠点があった。電話としてもちろん使えるのだが、イヤホンマイクなどを接続しない限り、ハンズフリー状態になってしまうのだという。急に電話が鳴って取ってみたら、周囲に丸聞こえ。そんなマヌケな話があるか。
イヤホンマイクを急いで繋ぐにしても、ごたごたしている間に電話が切れてしまうだろう。

「IS01」はパスだ。

まあ、そもそも、高い金出して今の携帯電話を買い換えようと思わないので、元々スマートフォンなんか手に入れる機会なんかなさそうなのだが。

 

リッキー・マーティンが同性愛者であることをカミングアウトしたとして、ニュースになった。前々から言われていたが、昨日、ようやく公式サイトで公表した。
かねてから、リッキー・マーティンはゲイの代表みたいな歌手であった。見るからにゲイっぽいし、ゲイにも好かれそう。
その上、アホの代表のようにも言われていたから本人にとっては散々だが、ゲイであることを告白して楽になったに違いない。

芸能人、とくに海外の芸能人はゲイだらけだから、今さら特に驚くようなことでもない。
私が好きなイギリス音楽のミュージシャンだけでも、エルトン・ジョンは男と結婚しているし、フレディ・マーキュリーも見るからにゲイだし、カルチャークラブのボーイ・ジョージもゲイ、ワム!のジョージ・マイケルもそう。
そして、昔からのファンであるペット・ショップ・ボーイズのふたりもどっちもゲイだ。

イギリスでは石を投げるとゲイに当たると言っても過言じゃないかも知れない。

ただ、ペット・ショップ・ボーイズのふたりがゲイだったと知った当時は、結構ショックだった。一応、ボーカルのニール・テナントだけカミングアウトしていて、クリス・ロウの方は何も語っていないのだが、ファンの間ではふたりがゲイなのは公然の事実だ。

これを知ったのは、アルバム「Very」がリリースされた頃だ。この「Very」というアルバムは、同性愛のことを歌った曲が何曲か入っていて、ゲイを強く意識したアルバムである。
例えば、ゲイのグループであるヴィレッジ・ピープルのカバー曲である「Go West」も、簡単に言うとゲイが自由を求めて西へ行こうという歌だ。
ペット・ショップ・ボーイズ版の「Go West」はヒットしたため、2006年のサッカーW杯ドイツ大会でも会場で繰り返し流されていたし、千葉ロッテの応援団がかつて応援テーマで使っていたし、元巨人の清水が入場テーマに使っていた。
どういうつもりで使っていたのかは知らないが、何か微妙である。

ゲイのカミングアウトでいうと、昔、映画「スピード」でブレイクしたキアヌ・リーブスがゲイをカミングアウトしたと大騒ぎになった。映画雑誌かファッション雑誌かでインタビュー記事のようなものが掲載されていた記憶があるのだが、後の本人がゲイであることを否定した。
ただ、その後も女で浮いた噂がなく、噂になったのもダイアン・キートンみたいなお婆ちゃん女優で、ますます疑わしくなった。

噂が出た当時、「キアヌなら相当モテるのにもったいない」と思ったが、よくよく考えてみれば、ノーマルだろうがゲイだろうが、キアヌ・リーブスくらいのルックスなら、女はもちろんゲイにもモテるだろう。だから、本人にとったら「もったいない」も何ともないに違いない。

まあ、赤の他人がゲイだろうが何だろうが、どうということはないのだが、どうしてこう「ゲイだ」、「ゲイじゃない」という話が出るのだろうか。保守派からゲイは嫌われているので、ゲイ狩りのようなものがあるのかも知れないが、個人的にはどうだっていいように思えるのだが。
 

 

産経新聞の海外支局配信の記事は署名記事になることが殆どなので、海外初の記事のおかげで記者の名前を覚えることが多い。
ソウル支局の黒田勝弘記者は産経の顔とも言える記者なのでお馴染みだが、ソウルでは数年前から水沼啓子記者の名前もよく見る。

ソウル支局の女性記者と言えば、何年か前までは久保田るり子とかいう記者だったが、水沼記者に代わったのだろうか。
そこらへんはよく分からないのだが、毎日のように名前を目にするので、どんな人なのかは気になる。

一応イザにも水沼啓子記者の記者ブログがあるのだが、2008年末から更新されずにほったらかしになっている。
そのブログを読んでも、何歳くらいかも分からない。

今年の1月、外信コラムで、「20歳のときに家族から贈られ、長年愛用してきた外国製の腕時計を韓国の時計屋に壊されて腹が立った」と書いていた。長年というのがどのくらいか分からないから、やはり年齢は分からなかった。

ところが、今日の外信コラム「ソウルからヨボセヨ」で、自分が韓国人男性からモテてしょうがないという自慢話を書いていた。同じビルで働く韓国人男性がどこかで水沼記者の携帯電話の番号をゲットし、そこにデートの誘いをかけてきたというものだ。

そのコラムは、「結婚していてもおかしくない年齢の私にアタックしてくるなんて、若く見られてるのよ」というタダの自慢なのだが、そこから類推するとアラフォー世代に違いない。

まあ、そんなことはどうでもいいのだが、日本人女性は世界で割合とモテる。中国人や韓国人は反日の人間が多いくせに、日本人女性だけは好きという輩が多い。
どうも、日本人女性は韓国人女性や中国人女性に比べて控えめで大人しいのが多く、好感が持てるらしい。
ガツガツ来て、自分の意見をごちゃごちゃ言うような出しゃばりの女はイヤだということだろうか。

あと、新聞ではあまり書かれない理由に、日本のAVの影響もかなりある。欧米人で日本人女性が好きなヤツにはこの手のヤツが多いのだが、日本に様々あるAVを見て、そこに出てくるAV女優のイメージと、報道される日本人女性のイメージを重ねて勝手に想像しているらしい。日本人女性は、昼間は淑女のごとく大人しく控えめで、夜になるとめちゃくちゃエロくなると。

実際、そういう日本人女性がどれだけいるのかは知らないが、日本のAVが、世界中のスケベ男の日本人女性のイメージを変えてしまっている現実がある。
それがいいのか悪いのか判断が付かないが、まあ、いいことにしておこう。

水沼記者が韓国でモテているのも、それと全く無関係ではあるまい。

 

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