先っちょマンブログ

2010年05月

昨日、日本代表がイングランド代表と試合をやっていることすら知らなかった。
夜、寝る前にインターネットを見ていたら、前半で闘莉王がCKからゴールを上げ、日本が1点リードしたとかいうニュースがアップされていた。何チャンネルで放送していたのかも知らないまま寝ることにした。

朝刊には、PKを止めるスーパーセーブがあったものの、結局オウンゴール2発で1-2で負けたとあった。3点とも日本の選手がゴールに叩き込んだわけだ。

先日の韓国戦とは異なり、世界トップクラスのイングランドと互角以上に戦ったこともあって、今度の代表戦の日本の評価は上々だった。その調子でいけばいいのだが、そううまく行くかどうかは疑問だ。諸手を挙げて喜ぶわけにはいかない。

私はどうも陰気くさい監督が嫌いで、阪神や楽天の監督をやっていた野村克也が嫌いだし、サッカー日本代表の岡田監督も嫌いだ。選手にも問題あるのだろうが、とにかく辛気くさい。しかも、陰気なくせに目標だけは異常に高く、未だに「ベスト4」とか言っている。
そういう理解不能なところも、受け入れられない理由のひとつだ。

そんな岡田監督について、今日のスポーツ報知がW杯南アフリカ大会のあと、引退して農業でもやりたいと語っていると報じていた。イギリスのサッカー雑誌のインタビューに答えたもので、「農業でもやって、晴耕雨読のような生活を送りたい」とのこと。

そういえば、私が嫌いなお坊ちゃま総理の鳩山首相も、引退後に農業でもやりたいと言っていた。
理解不能なヘンなヤツは、今の生業を引退したあとに、農業をやりたいと思うのだろうか。悠々自適の生活の中、小遣い稼ぎのために野菜を売ってやろうという魂胆なのかも知れないが、農業ってそんなに楽なもんなのだろうか。脱サラして農業をやって、失敗している人が大勢いるのだが。

それとも、金はあるから、農業での稼ぎはどうでもいいのだろうか。だったら、自分たちが食う分だけ、家庭菜園で作ってりゃいい。

サッカーばかりやってきたヤツ、政治と金のことばかり考えてきたヤツ、いずれにしても、どうもテキトーに将来を考え、農業もテキトーにしか考えていないように見受けられる。
将来を適当に考えられるほど余裕があるということなんだろう。とても羨ましい話である。

 

先月、働けるのに働かず、生活保護だけ貰ってそこそこいい暮らしをしているヤツの文句を書いたら、変なことをコメント欄に書いてきた人がいた。
「ほとんどの自殺者、餓死者、行方不明者のほとんどは、自己破産手続きはおろか、生活保護申請すらしていない、という事実をご存知ですか?」

私の理解力が足りないのか、私にはよく意味が分からなかった。

想像力を働かせて考えると、貰わなくてもいいはずなのに何だかんだ理由を付けて貰っている人がいる反面、貰わずにガマンしている人もいるということを言いたいのだろうが、どう考えても生活保護受給に不適格と思われるヤツの話とは関係がない。働きたくないから生活保護を受けているヤツと、働きたくても働けないとか、働いても貧乏だとかいう人が生活保護を申請するかどうかは、別の話だろう。
そもそも、自殺したり行方不明になった人が生活保護を申請していたとして、無事だったかどうかは分からない。

「自殺と生活保護の関連性が不明じゃないか」と尋ねたら、完全に無視されて、ほかでもやっているように論点のすり替えをされ、「お前も仕事がしたくないだけだろう」とか、イヤミのようなものを言われただけであった。

人を不愉快にさせるのが目的でよく分からない言いがかりを付けてくるらしいので、そんなもんかと思ったわけだが、「不正と見られても仕方がない生活保護受給くらいで、数もそれほど多くないのにごちゃごちゃ言ってんじゃねぇ」と言っているらしいことが、どうも納得がいかなかった。
貰えない人のことについても言及しろという意味だったかも知れないが、そんなことを言い始めたら、ただでさえエントリが長すぎる私の話がもっと長くなるし、第一、そうしていたらキリがない。

その人物は、痴漢冤罪事件について皆が「大変だ」と言っていることについても、いちゃもんを付けていた。「痴漢冤罪の前に、本当の痴漢犯罪がどれほど多くあるのか分かっているのか」とかいうことを主張していた。

これも言わんとしていることは少しは分かるが、大多数の女性が痴漢被害に遭っている中で、痴漢をしてもいないのに痴漢の濡れ衣を着せられている男性のことについて同情したり、被害を主張する女を非難することが悪いことなのだろうか。

例えば、世間の痴漢での検挙のうち、99.9%が本当の痴漢で、0.1%が冤罪だったとする。99.9%が本当の痴漢なのだから、0.1%の冤罪なんか微々たるモンで、99.9%の方に重きを置いて考えろというのはオカシイ。
その考えが通るのであれば、足利事件など、警察や検察の失態による冤罪事件も大したことないことになってしまう。

今日の産経新聞朝刊は、生活保護受給者をダシにして、引っ越しをしたことにして大阪市から敷金や引っ越し代の名目で金を搾取していたNPO法人の人間が逮捕されたという記事があった。
この話も、大阪市の大多数の生活保護受給者は不正なくやっているから、大したことないという考えは間違っている。

「木を見て森を見ず」という言葉のとおりに、不正受給だけを見て「生活保護をなくせ」と主張するのは間違いだが、だからといって見過ごすのはもっと大きな間違いだ。森の中の腐った木を見過ごしていたら、そのうち森の中が腐った木だらけになってしまうかも知れない。

「だから何だ」という話だが、産経新聞朝刊の記事を読んで、そう思った。
 

 

犬を飼い始めて何年かは、1回の散歩が4キロ、45分程度だった。仕事があるので翌日が出勤日の平日は行けないが、休日前と休日に行っていた。夏は夜しか散歩できないので1回だが、夏以外は2回行くこともあった。

だが、ここ1年ほどで、その決まりが破れ、歩く距離がどんどん長くなってきた。私は散歩のときはいつも歩数計を付けて距離を測っているのだが、4キロが6キロになり、9キロほど歩くようになった。
ここ2か月くらいは、1回に3時間、15キロ歩くようになってしまった。

自分でも何だかよく分からないが、だんだんと歩かないと気が済まないようになってきたのだ。これまではパターン化された散歩コースを歩き分けていただのが、距離が伸びたことで未開の地にも踏み込むようになり、散歩エリアが格段に広まった。

犬の健康のためには、犬のkg単位の体重と同じ距離をkm単位で毎日歩くのがいいと言われている。うちの柴犬は体重が9キロなので、毎日9キロ歩くのがいいとか。
じゃあ、体重40キロの秋田犬なら毎日40kmも歩かなアカンわけで、「誰がそんな距離歩くねん」と思ったが、意外と10kmくらいならすぐ歩ける。2時間かかるだけ。

ただまあ、その犬の健康のために歩く距離ってのは、1日中繋がれっぱなしで動けない犬の理想であって、誰もそんな距離歩かない。私も別に犬の健康のためではなく、自分が納得行くまで歩いているだけなのだが。

犬にとっては堪らん話かも知れない。私の犬は、暑い時期になると散歩に出かけるのが夜でも極端に嫌がるようになり、普段も散歩をそれほど喜んでいる感じはない。散歩はそれほど好きではないのだから尚更だろう。

それでも、主人に付き従うのが犬の役目。犬自身の健康のためにも、歩くのはいいはずだ。

ただ、気を付けないと行けないのが、調子に乗って長距離を歩くと、途中で疲れてしまうことだ。家の回りをぐるぐる歩いているだけなら注意は不要だが、そんな散歩はつまらんから、私はいつも自分でコースを決めて、同じ道を2回通らないようにぐるっと回るコースにしている。
だから、絶好調だからと遠くまで行きすぎると、途中で歩くのがイヤになってしまうことがたまにある。1度、8キロほど歩いた時点でやめたくなったことがあったのだが、やめても家に戻れないだけなので、8キロ戻らねばならない。それが辛い。

人間様は帰ってきた時点でヘトヘトだったが、犬の方はピンピンしていて、15キロ歩いても全く疲れた様子がない。帰ってきてすぐ、裏庭で走り回っていた。

よく人間と馬がマラソン勝負をしたら人間が勝つと聞く。人間と犬でも、持久力勝負なら人間が勝つんじゃないかと思っていたが、凡人の人間では持久力では犬に絶対に勝てないことが分かった。

犬の体力は、人間から考えると無限にあるように思える。
長距離散歩をするようになって、それだけ分かった。

 


1万6000歩(11キロ)歩いた今日も、この余裕の表情

 

 

つい数か月前の話。
私が会社で使っているメインPCの調子が悪くなったので、上司にお願いしてマザーボードなどを一新して貰うようにした。
うちの会社は信じられないくらいドケチなので、持ち出しで会社で使用するものを買うことが多い。今使っているPCケースやキーボードなどは自腹で買ったものだ。

さすがにマザーボードやらHDDやらは自腹では買いたくないので、上司から購入の了承を貰った。だが、予算は低いので、最新マザーや最新CPUなどは買えない。

AMDのチップセットを使ったGIGABYTEのマザーボードと、AMDのCPUを買おうとしていたら、その話を聞きつけたもっと上の上司が私のところまでやってきて、勝手にお勧め構成を私に押し付けてきた。
この上司は、以前に書いた、残業代を従業員に払わないくせに「お前ら給料貰いすぎ」だと大幅に社員の士気をを下げる発言を全体会議でした鬼上司だ。

その構成は、マザーボードがFOXCONNの「A7GM-S」というのが含まれていた。おかげでテンションがた落ち。
何故、自分のPCのマザーボードに、FOXCONNなどという二流マザーボードを使わないといけないのか。

FOXCONN は、PS3、XBOX360、Wiiといった据え置きゲーム機器のEMS(生産委託)を受ける会社で、ゲーム業界での EMS事業のシェアはものすごいが、PC業界ではクソみたいなもんだ。所詮は、コネクタなどを細々と作っていたメーカなのである。

しかも、上司が勧めてきたFOXCONNのマザーにはシリアルポートがない。今どき、シリアルポートなんかいらないのが普通だが、ソフトウェア開発の現場では、シリアルポートにデバッグ出力するのが当たり前なので、なくてはならい。あとでPCIエクスプレスのボードを差すのとかもいろいろ面倒が多いのでNG。オンボードが望ましいのだ。

しかし、上司が勧めるものを断るわけにもいかず、仕方なくFOXCONNを買って使うことにした。特にトラブルはなかったが、FOXCONNが気に入らないので、好きになれなかった。

そうこうしていると、部署のファイルサーバのPCが壊れて、それも中身を入れ換えることになった。それをチャンスと見て、次に買うのを自分用に、今使っているFOXCONNをファイルサーバに使うよう企み、鬼上司には知られないように気を付けて、直属の上司に買い換えをお願いした。

今わたしがメインPCで使っているのは、シリアルポートがオンボードのGIGABYTEマザーと、Core2 DuoのCPUだ。今どきのCore i7などではないが、それで構わない。CPUはIntelでもAMDでもいい。マザーボードがちゃんとしたところのであれば、それでいい。

別にFOXCONNに恨みはないが、FOXCONNのドライバダウンロードページなどはぐちゃぐちゃで、常に最新版がアップされているわけでもなく、実に使い勝手が悪い。どうしても安物というイメージも取れないため、使いたくないのだ。
PS3がFOXCONNなのはいいが、自分がPCがFOXCONNというのはやや抵抗がある。

そのFOXCONNが最近何かと騒がしい。FOXCONN(中国語名:富士康)のシンセンの工場で、中国人工員の自殺が相次いでいる。
今年に入ってから、 12人が工場内から飛び降り自殺を図り、2名の重傷を除き、10名が死亡した。

FOXCONNのシンセンの工場での自殺ブームは、昨年に起こったiPhone紛失事件が発端かも知れない。
25歳の男性従業員が新型iPhoneの試作機を紛失し、会社の公安部門(そんなもんがあること事態驚き)の人間に厳しい取り調べを受け、果ては暴行されるということがあった。直後にその従業員は自殺した。

FOXCONNのシンセンの工場では、工員たちは1日15時間の週6勤務で、月の残業も80時間以上という激務をこなしている。しかも、中国の物価があるとはいえ、1か月の給料が3500円ほど。工場敷地内の寮に住み、仕事をして、寝るだけ。
抑鬱状態になるのも仕方がないし、同じ仲間がどんどん自殺するのを見て、つられて自分も自殺をするという気持ちも分からないでもない。

少し前に、テレビでドン.キホーテの690円ジーンズの工場の様子を放送していた。
いかにして激安ジーンズを作るのかの紹介なのだが、工員たちの仕事はすさまじかった。ひたすらポケットだけを毎日12時間、何千個も縫うとか信じられん。中国人工員たちは、人間と言うよりは、むしろロボットのようであった。
その彼らも工場内の寮(4人部屋)に住み、工場内で食事をして、仕事をするという生活。日本の刑務所の方がもう少し快適かも知れない。

自殺者が相次ぐFOXCONNの工場は、それよりももっと厳しいに違いない。テレビの取材なんか受け入れられないくらいの労働環境なんじゃなかろうか。
中国国内では「ひとりっ子政策で、わがまま放題に育った工員たちが自殺している」などという見方があるが、工員の問題ではなく、どう考えても工場側の労働環境の問題だろう。

今や中国では労働者があまりまくっていて、一時期あったように簡単に仕事にありつけるという状況ではないらしい。おかげで、うちの会社の中国支社に勤めている中国人も、技術だけ学んでサヨナラという状況にはなっていない。

FOXCONNの工場で、人生に嫌気が差した中国人たちを気の毒に思う。程度の違いこそあれ、どこの国でも、下っ端で働く労働者は厳しい立場にいるのだ。
今日発売になったiPadが世間を賑わしているが、その裏でFOXCONNの工場で何人も自殺しているのかと思うと気持ち悪い。PS3 やWiiも同様だ。
明るい話題の中にも陰ありということか。

 

日本ユニセフ協会が今日、司法記者クラブで記者会見を開き、「児童ポルノの氾濫は憂慮すべき事態だ」と訴え、協会の大使をしているアグネス・チャンは、「児童ポルノがない世界を目指し、皆が行動すべき」と説いた。

歪んだ性欲の捌け口となっている児童ポルノなんかなくなってしまえばいいと思うが、実際は相当難しいと思う。
アグネスは「国民が行動すべきだ」と言うが、一体何をすべきだというのだろうか。児童ポルノを許さないという風潮を作り上げるべきなのだろうか。そんなもんはとっくの昔からあると思うが。

コンビニで児童ポルノ本が売られているのならともかく、闇で裏取引されたり、ネット上で行き交っている児童ポルノは興味のある人間しか関係しないのだから、ごく普通の人は何ら関与しない。
だから、どうしようもないと思う。

そもそも、エロに対する規制ってのは相当難しいはずだ。男たち(たまに女も)のエロへの飽くなき探求心は底がなく、子供の性という異常性愛であっても、そういう需要があるのならば、どうしても供給する側が生まれてしまうことになる。

それに、エロ画像やエロ動画というものは、核兵器と一緒で、一度出回ったら決してなくならない。欲しいヤツは絶対に手放さないし、隙あらば拡散させようとするヤツ、入手しようとするヤツが出てくる。

政府や警察が主導して、児童ポルノの関連サイトをブロッキングしようとしている。
どんなサイトだろうが、インターネットのアクセスに対して規制を加えるのはよくないとは思うが、児童ポルノのサイトならば仕方がないと思える。しかし、大して意味はなかろう。今やろうとしてるDNS情報の改変などでは抜け穴がクソほどあるし、どれだけ厳しい規制を敷いても、完全にシャットアウトするのは無理だろう。

かつて、日本のエロ産業には「裏本」と呼ばれる無修正の局部丸出し写真を掲載した本があった。表紙と裏表紙を含めて52ページで、何千円かで売られていたビニ本とは違う完全非合法のエロ本だ。

田舎に住む私はそれを見たことがなかったのだが、仕事で行った池袋の怪しいビルの胡散臭い店に、「裏本あります」という張り紙がしてあって、「こんなところで売られているのか」と思ったことがあった。

ただ、それは数年前の話で、今は裏本がなくなってしまった。警察が裏本業者を大量摘発したため、作り手がいなくなり、出版されなくなったんだそうな。
警察の取り締まりによって、裏本は消滅した。

しかし、裏本が消えたのは、警察の取り締まりだけが原因ではない。
実際、今では、丸出し画像なんかインターネットで検索したら幾らでも出てくる。裏本は根強いファンがいたみたいだが、結局「何千円も出して見る価値なし」と見られることが大半で、需要が減っていたため、業者摘発のついでになくなってしまったというのが本当の原因だろう。

需要があるのなら、ノウハウは失われてしまったが、誰か根性で裏本事業を立ち上げ、出版したに違いない。

だから、児童ポルノは絶対になくならないと思う。紙媒体の児童ポルノ本なんかが出てくることはなかろうが、インターネット上のデジタルデータの取り締まりは、どうやっても無理だ。

アグネスが幾ら必死に訴えたとしても、到底無理なことなんだから、空しく聞こえてしまう。
 

 

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