先っちょマンブログ

2010年06月

ここのところ、仕事がトラブル続きで、帰りが遅く、休日もなかったが、昨日は強引にいつもより少し早めに帰った。早めといっても9時帰宅だが。
さっさと飯を食って、風呂に入り、夜11時前から臨戦態勢でテレビの前のソファに着席。
もちろん、W杯の決勝トーナメントで、日本代表を応援するためである。

ただ、我が家では私ひとりが気を吐いていただけで、嫁さんは11時になったら「寝る」と言って寝室に行ってしまった。

嫁さんはグループリーグで日本がオランダに負けたとき、次にデンマーク戦があるということを分かっていなかった。最初がリーグ戦だということも分かっておらず、その前に、日本がどこと戦うのか、日本代表にどんな選手がいるのかも全く知らなかった。
かろうじて、本田くらいは知っていたようだが、とりあえずまるで興味なし。

昨晩の試合もTBS開局以来の高視聴率だったらしいが、世の中には、サッカーのW杯に全く興味がない人がいる。特に女に多いのだろうが。

サッカーのルールも知らないし、日本代表のことも知らない嫁さんに強引に見せても仕方がないので、試合はひとりで見ることにした。
一喜一憂する私に、うちの犬だけは「なんか様子がおかしい」とでも思ったのであろうが、私のそばまで来て寝そべっていた。

試合の方は、日本もパラグアイも決定力に欠け、当事国の国民以外にとっては盛り上がりに欠ける試合だったかも知れないが、日本人とパラグアイ人はハラハラして見たに違いない。
得点を取られそうで取られない、あのドキドキ感が堪らん。

結局、残念ながら日本はPK戦で負けてしまったが、ベスト16で満足すべきだろう。
今回のW杯の日本はなかなかよかった。どう考えても1点も取れずに全敗して帰ってくると思っていたのに、計4得点、2勝もした。グループリーグを突破したのだから、それ以上の結果を求めるのは欲張りが過ぎるというものだ。

確かに、次のスペイン戦で撃沈するであろう試合も見たかったが、ポルトガルやイングランドが決勝トーナメント1回戦で負けたことを考えたら、十分過ぎる。

ただ、同じ負けるにしてもPK戦での負けは残酷だ。責任の所在がハッキリするので、3人目でミスった駒野が責任を感じて号泣する結果になってしまった。誰が駒野を責められようかと思うが、駒野の姿を見ると、何だかしんみりした気持ちになってしまった。
そして、その寂しい気持ちで寝た。

もちろん睡眠不足だが、日本が負けたというのに、不思議とあまり嫌な気持ちはない。
それだけ、日本代表の戦いがよかったということなんだろう。
 

 

菅首相が消費税アップ発言をしたところ、V字回復した支持率が10ポイント程度下がり、民主党は大慌てで参院選の争点から消費税を外そうとしている。

消費税アップは仕方のないことだし、所得税減税とセットでやるなら、悪いことなんか何もない。だが、大衆迎合の政党には、選挙前に真実を語り、目の前の金のことしか見えていない国民にそっぽを向かれるのは困るから、何とか軌道修正したいわけだ。

民主党は、消費税アップは次の衆院選の争点だと主張するが、2年後までに消費税アップの下地ができるとは思えない。まだ政権政党であったとして、どうせ次も消費税のことをを隠して選挙に臨むに違いない。

民主党政権がこれまでやってきたことで、いいことなんか殆どなかったが、鳩山が辞めて菅に代わったことで、どうも次の参院選もそこそこの議席を獲得し、何とか与党としてやっていけそうな勢いだ。

民主党がいいとは思えないのだが、それでも別にあることだけ目をつむればガマンができる。アホな税金バラ撒き与党でも、赤字国債発行しまくり与党でも、金のことならあとで何とか挽回できる。

だが、民主党が与党であってはならないのは、外国人の地方参政権を実現させ、人権擁護法案(人権侵害救済機関設置法案)を成立させようとしているところにある。

選択制の夫婦別姓も問題だとは思うが、そんなことをやる国民はあまりいないだろうから、大きな問題とは思えないが、外国人の地方参政権も人権擁護法案も、日本のあり方を大きく変えることであり、とてもじゃないが看過できないのだ。

どちらも不可逆であり、一度やってしまうと元に戻せない。
外国人に与えた参政権をあとから取り上げるとか、国民を人権の名の下に監視、取り締まりする凶悪な機関をあとで取り潰すとかできるだろうか。できないに決まっている。

一時的な税金のバラ撒きくらいならガマンのしようがあるが、日本を大きく変え、場合によっては日本をめちゃくちゃにしてしまうようなことだけは許せない。

それを民主党は、マニフェストにも書かずしれっとやろうとしている。マニフェストに書いていない法案を通していけないなんてことはないが、国の根幹に関わる重要な法律をこっそり成立させようとするのは、やり口として汚すぎる。
今さらの消費税アップ隠しも姑息だが、在日や部落解放同盟だけが喜ぶ法律の成立を目立たないようにやろうとするのはもっと姑息だし、これを売国行為といわずに何と言おうか。

本当に日本が好きな日本人であるならば、次の参院選では民主党やその候補に投票せず、菅政権に「ノー」の意思表示をするべきだ。
日本は日本人のためにある。日本は被差別者を自認する人間たちが、国民を厳しく監視し、信条を強制する国ではない。

民主党が、外国人の地方参政権や人権擁護法案を捨てるのであれば、次の選挙で勝ってもガマンできる。
だが、日本を潰そうとしている政党が、次の選挙で勝つことだけは、どうしてもガマンできない。
 

 

2002年の日韓W杯で、日本と韓国がアジア勢として決勝トーナメントに進出し、日本は敗退したものの、韓国はいろいろあってベスト4まで勝ち進んだ。
そのとき、日本の中に「韓国を応援しよう」という動きがあり、韓国を応援する日本人たちがマスコミでも大きく取り上げられて、心底驚いた。
この人たちは何なのかと。

同じアジア繋がりで応援していたのだろうが、その考えが全く理解できない。反日、反日で敵意むき出しの韓国のサッカーチームに、日本の夢も託して勝って貰いたいと願うなど、アホなんじゃなかろうかと思ってしまった。
アホではなかったとしたら、何も考えていないだけか、とても器が大きいかのどちらかだろうか。

いずれにしても、器量が狭く、韓国が好きではない私には信じられない出来事だった。

だから、今回の南アフリカ大会でも、日韓が共に決勝トーナメントに進んだが、韓国に勝って欲しいなどとはこれっぽっちも思わなかった。韓国は26日にウルグアイと対戦し、敗れた。
そのニュースを聞いて、ガッツポーズをしたヤツは私だけではあるまい。

ウルグアイを応援する義理などないが、韓国を応援するとか、韓国が勝って喜ぶとかいう義理はもっとない。ただ日本の近くにあるだけという、鬱陶しくてめんどくさい国なんか、負けたらいいのである。

それはあまりに大人げなく、余裕もなく、器の小さい考え方なのかも知れないが、本心だから仕方がない。韓国が勝って嬉しいことなんか、何ひとつない。

日韓がアジア勢の意地を見せ、グループリーグを突破しただけで十分。これで一応、アジア勢が死守したかったW杯の出場枠も従来通り4.5を確保できるだろう。
その時点で韓国の役割は終わりでいい。

私自身そう思ったのだから、敗退した韓国人が日本の勝利なんぞ願っているわけないし、願って欲しいとも思わない。

サッカーでは日韓はライバルだろうけど、ライバルの活躍をただ単純に喜ぶなんて、私には悪趣味にしか思えないのである。

 

南アフリカからボロボロの状態で帰ってきた私の父親は、病院で点滴を打つなどして何とか復活した。
何だかよく分からないが、心臓の持病などではなく、現地で食あたりか水あたりかをやって、体調を崩して下痢ピーの脱水状態だったらしい。

先週20日の父の日に渡せなかったプレゼントを、昨日実家に訪れて渡しておいた。ファイテンのラクワネックX50の金本モデルである。父親が好きな阪神タイガースの金本が1492試合連続フルイニング出場の世界記録樹立を記念して作られたものだ。
ファイテンの輪っかを首にかけているプロスポーツ選手は多いが、ハッキリ言って効果の方はよく分からない。アクアチタンとか何とか言われても、嘘くさいのだが
、まあプロ選手と同じのをやっているというステータスがいいのだろう。

私は「それしても健康にはならへんと思うで」と言ったのだが、父親は「いや、パワーが貰えるかも知れん」とか言っていた。
そんなにパワーが必要なのかと、何か心配になる返答である。

ファイテンの輪っかを持って行ったついでに、南アフリカ土産を貰ってきた。

ゴディバのような、ベルギー王室御用達の高級チョコ。
何故ベルギーのチョコなのか。意味が分からん。

ライオン、ゾウ、チーター、サイ、ヌーの「Big 5 Animals」をプリントしたペアマグカップ。
「ビッグ5」とか言われてもなぁ。

何とも言い難い、現地の民族のお面。
将棋の駒の通行手形のように、クソの役にも立たないお土産の代表格を買ってくるセンスはステキだ。

そしてブブゼラ。
どうせなら、JAPANモデルがよかったのに、何を思ったのか、南アフリカモデルの豪華版を買ってきた。ちなみに、やはり中国製。

最も興味があったのは、やはりブブゼラだろう。
自分で吹いてみたらどうなのか、試してみなければいけない。

とりあえず吹いてみたが、事前にニュースで聞いていたように、結構難しい。恐らく、トランペットなどの管楽器をやっている人は簡単に吹けるのだろうけど、やったことがないからコツが分からない。
いろいろ試すと、口を福島瑞穂のようにややとんがらせて、唇を振るわすようにして思い切り吹くと音が出るのが分かった。
ブブゼラは、唇をブルブル震わせる音を大きくしてるだけのアホみたいな楽器だと思われる。

1分くらい試行錯誤すれば、ブブゼラから音を出せるようになるとは思うが、それを持続させるのは難しい。
コツが分かっていないからかも知れないが、ずっと風船を口で膨らませるような感じになるので、調子に乗って吹いていると、すぐに頬が痛くなってしまう。思いっきり風船を口で膨らませると、両頬が痛くなった経験は誰しもあるかと思うが、あれと同じ状態になる。

少なくとも私は、ブブゼラをサッカーの試合が終わるまでずっと吹いてはいられないと思った。
あれをバカのひとつ覚えみたいにずっと吹いているヤツは、意外とスゴイのかも知れない。

 


つばきだらけになるので注意が必要です

 

 

 

昨日、サッカーW杯の日本代表の3試合を観戦するために、南アフリカに12泊15日で行っていた父親が帰国した。
とりあえず、向こうで心配される犯罪に巻き込まれることはなかったらしいが、それ以外の問題があった。

うちの父親はちょっと前まで、珍しい病気で心臓が悪くなり、頻脈になって死にかけた上、入院しており、退院後も薬が欠かせない生活を送っていた。そんな病み上がり(治ってないけど)の状態で南アフリカまで行くなんて気が狂っているとしか思えないのだが、日本代表のあの戦いっぷりには満足したことだろう。

そして、その頻脈を抑えたりする薬も盗まれることなく、ビョーキ自体は大丈夫だったらしいが、帰国する前日に体調を崩してしまったらしい。下痢に次ぐ下痢で、何も食事ができず、水を飲むのが精一杯。帰りの飛行機の中ではマジで死にかけだったらしい。

南アフリカからの飛行機はドバイに一度降りて、客はそこから成田便と関空便に別れて登場するらしい。ドバイのトランジットは2時間半あって、元気な人はドバイの成金どもの小遣い稼ぎに手を貸すため、土産物店で何か買っていたらしいが、父親はそんなことをする気力もなく、ボロボロの状態で関空行きの場所にたどり着き、くたばっていたそうな。

やっとこさ関空にたどり着き、関空特急の「はるか」に乗った。そこから先が不安だったようで、母親に京都駅まで迎えに来て貰っていたらしい。

そんなボロボロの状態なのに、「家に帰って寝る」と言っていた。そのまま死なれては困るので、「とりあえず病院に行け」と説得し、母親に救急病院に連れて行って貰った。そこで1時間半点滴を打ち、父親は帰宅した。

今日は何とか大丈夫な状態だったようだ。
始め聞いたとき、父親の心臓がまたぶっ壊れて、今度こそ死ぬんじゃないかと思ったが、どうやらただの食あたりのようで、しばらくしたら元に戻るだろう。

父親は、最寄り駅に着いたときに、一息つくためにタバコを一服していた。ビョーキでボロボロのくせに、頭がおかしいのかも知れない。赤塚不二雄的な破滅的行動をしているわけだが、案外そういうのがすぐにくたばらずに、しばらく生きるのだろうか。

父親は関空の検疫で足止め食らったらたまらんと思い、そしらぬ顔をして通り抜けてきたようだ。係の人間もいい加減なもんで、さっさと通していたらしい。
もし体調を崩しているのがバレた場合、一体どうなっていたのだろうか。

この件で学んだことはひとつ。
ジジイが嬉しがって南アフリカくんだりまで、W杯なんか見に行かない方がいいってことだ。今回、たまたま無事だったが、運が悪かったら死ぬかも知れないんだし。
 

 

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