先っちょマンブログ

2011年06月

朝飯を食いながら、テレビのニュース番組を見ていたら、芸能コーナーで加藤ローサとサッカー日本代表の松井大輔が結婚するというニュースが紹介されてビックリした。スポーツ報知のスクープ記事の紹介である。

それによると、知人の紹介で加藤ローサが松井大輔と知り合い、現在交際6か月で、妊娠4か月なんだという。
松井大輔はフランスのサッカーチームに所属しており、超遠距離恋愛で、これまで数えるほどしか会っていないというのに、できちゃった婚である。
単純に考えると、付き合い始めて2か月で、30歳と26歳のオトナが、コンドームもせずにセックスして、そのまま妊娠である。

松井大輔も加藤ローサも、バカなんだろう。

清純派で売っていた加藤ローサの株は急降下に違いない。付き合い始めてすぐ、数回しか会っていない男と生でセックスして、妊娠するのだから、ド級のバカで、淫売みたいなもんである。
松井大輔もサッカーでは賢そうに見えても、「外出しすれば大丈夫」とか言うタイプのバカ男だったことが分かった。

ここは是非、究極のKY芸能レポーターと呼ばれる石川敏男に、辻希美と杉浦太陽の記者会見のときのように、「コンドームを付けるという考えはなかったんですか!?」と訊いて貰いたい。

「日本人はできちゃった結婚がデフォルトみたいになるつつあるな」と思いながら、通勤途中のコンビニで週刊新潮を買って読んだら、そこにも下半身がだらしないヤツの記事が載っていた。
原子力安全・保安院で広報担当を務める西山英彦審議官である。

福島第一原発の事故のあと、元々の担当官が"不用意発言"とやらでトバされて今の地位に就き、テレビで毎日のようにみたオッサンだ。
頭の部分が気になってしょうがない、人前に出るべきではない広報担当でもある。

週刊新潮の記事によると、西山審議官は、同じ経済産業省の30代の女性と不倫関係にあって、年収1600万円もありながら安もんのデートを重ね、バーで人目も気にせず女の太ももをまさぐったりしているのだという。

原発の対応で毎日忙しいだろうに、その合間を縫って20歳も年下の職場の女に手を出しているとは、顔の割にはなかなかのツワモノである。
西山審議官みたいなタイプのオッサンは、嫁さんが風呂に入っている隙にエロDVDでも見てシコシコするタイプだと思っていたが、そうではないらしい。

また、記事には、ドケチ西山は、自分のカツラも安物を使っているので、ホテルでシャツを脱ぐときにカツラまで取れてしまうため、ズボンとパンツを脱いでチンポコを放り出しても、ヅラがずれる危険は冒さぬよう、シャツを着たままでセックスするという恥ずかしい暴露まで書いてあった。

女にだらしない上にドケチなのと、スポークスマンとしての能力は関係ないのかも知れないが、バレバレのカツラを被るようなヤツの話はマジメに聞けない。
頭の上の方に視線を誘導し、ほかのことを気にさせないようにするための作戦か。

西山審議官は、セックスの際にカツラが取れてしまう危険を冒さぬよう細心の注意を払うくらい危機管理能力が高いのだから、それを原発事故の対応でも発揮して貰いたいものだ。

 

3月11日の震災で何故か発売延期になったPS3の「龍が如く OF THE END」を買った。
昔の東映のヤクザ映画みたいな感じで、いいヤクザを操作して、悪いヤツをボコボコにするゲームである。

前々からアホみたいな設定とシナリオで、とても深い内容とは言えないゲームなのだが、今となっては希少な国産の日本人向けゲームであって、私はPS2の「1」のときから、全部発売日に買ってクリアしてきた。

今度の「OF THE END」は、歌舞伎町がモチーフの街にゾンビが出現して隔離され、ゾンビを倒していくという、これまで以上にムチャクチャな設定だ。
普通にヤクザものでよかったのに、どうしてこのようになってしまったのか。

ゲーム内容にしても、これまで殴ったり蹴ったり、或いはそこらへんに落ちているものでどついたり、凶器でボコボコにするという戦闘だったのに、銃でゾンビをぶっ殺すというものに変わってしまった。
その操作性とカメラワークが絶望的に悪くて、せっかく楽しみにしていたのに、どうもイラつく場面が多くて、いまいち楽しめない。

私は週末しか時間がないので、ちょっとずつしか進めないのだが、これまで2回の週末で4部構成のシナリオのうち2部まで進めたのだが、イラっとして悪態をついたことは500回くらいあったかも知れない。

それでも既に40万本を出荷したのだという。
国産ゲームで出荷数1万本というのがたくさんある中、ヒットしてると言っても過言ではない。
これもひとえに、人気シリーズだからであろう。

ただ、一向によくならないインターフェイス周りと、最悪な操作性とカメラワーク、バグだらけの内容を見る限りは、やはりゲームソフト分野では海外ゲームとの格差を感じずにはいられない。
日本人好みのゲームに仕上がっているのは間違いないし、やはり今回もそれなりに楽しめるのだが、ショボさばかりが目に付いてしまう。

ミリオンセラー連発の海外のパブリッシャーは、100億、200億といった映画並みの予算でゲームを作る。まさに映画の配給会社と制作会社のようになっていて、金を集めてすごいゲームを作って、爆発的に売るという構図だ。

それに対して日本は、昔ながらのやり方で、ゲーム会社が企画、制作、販売をすることが多い。制作に関しては、開発を下請けに出すのが多くなってきたが、それでも海外の変化について行けていないというのが現状だ。

その上、未だにJRPGと外人から揶揄されるような、日本人向けゲームを量産している。美少年、美少女のキャラクタが出てきて、シナリオもへったくれもない、「ファイナルファンタジー」みたいなゲームだ。

多分このままでは、日本のゲームソフト業界は遅かれ早かれ殆ど全滅して、一部の優良メーカだけ残ることになるだろう。
大手はケータイゲームに精を出し、据え置きなんか金がかかるだけでどうでもいいと思っているフシがあるのだから当然だ。

PS3で幾つかゲームを持っているが、面白かったのは「コール・オブ・デューティ」シリーズ、「ゴッド・オブ・ウォー3」、「レッドデッドリデンプション」、「リトルビッグプラネット」シリーズなど、いずれも海外ゲームばかり。
国産では、せいぜい「龍が如く」シリーズがわりと楽しめたくらいのもんか。

この数年で、日本のゲームソフト業界は世界で10番目くらいに降格してしまった感がある。
スパコン1位で喜んでいる場合ではないかも知れない。このままでは、日本のゲーム産業はSCEと任天堂のハード会社だけ残ることになるのではなかろうか。
IT関係でも日本はソフト分野が極めて弱く、ハード分野は強い。ゲーム業界も、結局それに落ち着いてしまうのだろう。

これは、ゲームソフトにおける日本の落日である。

 

「2位じゃダメなんですか」と蓮舫に小バカにされた日本製スーパーコンピュータ「京」が、6月20日公表のTOP500で1位を獲得した。「地球シミュレータ」以来、日本勢7年ぶりの首位奪還である。

「京」は8162テラFLOPS、実行効率93.0%の性能で、2位の「天河一号A」は2566テラFLOPSであることから、ぶっちぎりで1位であることが分かる。
これまでに1200億円も注ぎ込んできた甲斐があったというものだ。

蓮舫は予算凍結で「京」をそこそこのビミョーな性能のスパコンに貶めようとしたが、日本人には日本人なりの意地とプライドというものがあって、多少の金を遣ってでも、世界最高峰のスパコンを作ることには意義があるのだ。

1年半にも渡り「2位じゃダメなんですか」発言を無知の賜と揶揄され、小バカにしたスパコンの代わりに自身が散々小バカにされた蓮舫が何というのか楽しみにしていたら、なんと口から出たのは言い訳と苦言だけであった。

「発言はマスコミがかいつまんで流しただけで誤った報道だ」
「ナンバーワンよりオンリーワン」

どう考えても、意地でも1位を取る必要なんかなくて、2位でも何位でもスパコンはスパコンだろうという発言に間違いない。マスコミが意図的に情報操作したものではあるまい。てめえが喋って、そのまま流しているニュースが殆どだったのだが。

それに、バカのひとつ覚えみたいに「オンリーワン」とか言っているのも、蓮舫の程度が知れるというものだ。
技術分野のオンリーワンは、ニッチな分野を狙う企業が言うもんであって、スパコンの国際競争にオンリーワンもクソもない。あるのはナンバーワンと、それ以外だけだ。

襟立てババアの腹の立つ逆ギレであったが、蓮舫を滅多斬りにして、予算を何とかぶんどったスパコン関係者並びに科学技術者にとっては、してやったりであっただろう。
ババアに負け惜しみしか言わせないくらい、完膚無きまでに叩きのめしたのだから。

ただ、気になるのは来年完成する予定の「京」の行方である。

「京」は特定の目的のために設計されたスパコンではなく、汎用機であるからいろんなことに使えるのだが、日本の今の状況ではどんなふうになるか、本当に予想が付かない。
TOP500計算時の「京」は、家庭用冷蔵庫くらいの大きさのラックを672台繋げたものであるが、最終的に800台以上を接続して、年間の電気代が30億円弱である。計算すると、3万5600戸の一般家庭が1年間で使う電力と同じくらいである。
金で済むのならまだいいが、節電ファッショが吹き荒れるこのご時世に30億円分の電力を消費するとなると、節電原理主義者から、「そんなもん動かしている場合か」とクレームが出るに違いない。

奇しくも、「京」で大恥をかいた蓮舫は、節電計画等担当大臣でもある。
「京」の世界一で恥の上塗りをさせられた意趣返しとして、「節電のために京を止めろ」と言い出しかねない。
電気の入っていないスパコンなど、無用の長物以外の何ものでもない。

ノーベル賞受賞者でもある理研の野依良治理事長は、ドヤ顔で会見に臨んでいたが、本当に心配すべきはこれからである。
蓮舫が当初から狙っていたとおりに、蓮舫が「京」を骨抜きにしないか心配すべきではなかろうか。

 

江口愛実はやっぱりCGだった!

今朝の芸能ニュースでは、この話題で持ちきりだった。江崎グリコの「アイスの実」のCMで前田敦子や大島優子らAKB48の主要メンバーを差し置いてセンターポジションに就いた江口愛実とかいう"大型新人"が、実はCGで合成された、ほかのメンバーのいいとこ取りだったというものだ。
正直、どうでもいい。

このニュースは、1週間ほど前に、AKB48の下位メンバーがブログでCGであることをほのめかす書き込みをし、それを削除して、ネットで騒ぎになって、秋元康になだめられたなどともニュースになっていたが、どれもこれも胡散臭い。
AKB48のどうでもいいメンバーから情報がリークされることで、元からあった"CG疑惑"がネットで騒動になったと一般紙でも取り上げられることになった。

こういうのは、元から仕組まれた情報戦略だろう。相手にするだけ時間の無駄だ。アホ臭い。そもそも、どうでもいい。
この世の中で、江口愛実がCGかどうか気になるのは、AKB48のファンだけだろう。
こういう見え見えの情報戦略とパフォーマンスに踊らされてるとバカみたいに見えてしまう。

まあ、こうやって書いている段階で、その情報戦略に乗ってしまっているのだろうが。

同じようなどうでもいいパフォーマンスをやって注目を浴びていたのが、ホリエモンこと堀江貴文である。

こいつはライブドアの粉飾決算事件で有罪判決が確定した、ただの犯罪者でしかないのだが、元"時代の寵児"だけあって、その言動が何かと注目され、本人も目立ちたがり屋だから何かしょーもないことをやっている。

この前は、刑務所に入ることについて書いた本の宣伝のため、秋葉原でメイドなどを雇って記者会見と収監記念パーティをやっていた。
繰り返すが、ホリエモンはただの犯罪者である。金のためとはいえ、ホリエモンの収監パーティに参加する連中の脳みそはどのような作りになっているのだろうか。

今日は、「GO TO JAIL」とプリントされたTシャツを着て、頭をモヒカンにし、ニコニコ動画で生中継されながら東京高検に入った。
醜く太ったホリエモンがモヒカン刈りにしている姿は、響の長友みたいであった。

何が面白いのかよく分からんが、一部のネットの住人ならともかく、マスコミまで大勢駆けつけるからこういうアホなパフォーマンスをさせることになるのだろう。
ホリエモンはまだまだ唸るほど金があるようだし、今後の人生、ブラブラしてても食いっぱぐれないのだから、そんなアホの宣伝に乗って、手を貸すようなマネをする必要はなかろうに。

江崎グリコと秋元康は、うまいことやってスポーツ紙はおろか一般紙まで巻き込んで、ただで「アイスの実」とAKB48の宣伝に成功した。
ホリエモンも、くだらねえパフォーマンスで、自分の宣伝に成功した。

載せられたのは、バカなマスコミと、それを熱心に見るアホな国民だけ。

うまいことやるヤツが勝って、アホなヤツは負けて踊らされるだけという構図に思えて仕方がない。

 

睡眠中に見ている夢で、起きたときに夢と現実がリンクしていたと感じることがたまにある。
例えば、夢の中でベルが鳴っていたら、現実で目覚まし時計が鳴っていたとか、夢の中で誰かに呼ばれていたら、現実で母親が起こすために自分の名前を呼んでいたということである。

これらは、たまたま夢の内容と現実が同じだったのではなく、覚醒時に、そのような夢を見ていたと脳が勝手に感じることで起こるらしい。
夢の記憶は、目が覚めるとき、脳が勝手にパパッと組み立てたものを、実際にそれをずっと見ていたと感じることが多いとか。

人間の脳というのは、よくできていそうで、実際はかなりいい加減だ。
特に、人間の記憶ほどいい加減なものはない。人間の記憶なんてものは当人が勝手に変えてしまうので、それほどアテにならないものはない。

吉田清治という男が、日本陸軍に所属していた戦時中に、済州島などで朝鮮人の女を"人間狩り"し、慰安婦にしたと明かす本を出版して大騒ぎになった。今も続く、従軍慰安婦問題の発端である。
その後、秦郁彦や韓国人などが済州島などで検証を行った結果、強制連行の事実自体が全くのデタラメであったことが判明する。
吉田は後年になって週刊誌に、著書で創作を織り交ぜて書いたことは認めたが、「人間狩りをした」ことについては死ぬまで曲げなかった。

吉田は世間から注目されるがために"強制連行"というウソを作り出し、世間に吹聴した。ウソを何度も並べ立てるうちに、それがどんどん"事実"になり、自身の"記憶"として留められるようになった。
何もないところから、記憶は生み出されるのである。

それと同じようなことが、異常性欲者や凶悪犯の記憶に対して適用されることも多い。

凶悪犯は、よく「過去に両親から性的虐待を受けていた」などと言われるが、実際は相当疑わしい面があるという。
凶悪犯を分析する精神科医が、そのように決めつけ、何度も凶悪犯に対して質問を重ねているうちに、犯人の記憶にそれまでなかった性的虐待の記憶が生まれ、精神科医との面会を重ねることで、それがハッキリとした記憶として、紛れもない"事実"として昇華されてしまうのだ。

普通に育てられた子供が、そのような精神科医の手にかかることで、ありもしない性的虐待の記憶を作り出し、両親を訴えるということもあるのだ。

事実でないことでも、繰り返し思い返すうちに、悪気があろうとなかろうと、記憶になってしまうのは普通のことだ。
宇宙人に連れ去られて何かを埋め込まれたと主張する連中も、非常に恐ろしい霊体験をしたという連中も、大体がそれ。妄想を現実にしてしまったか、幻覚を現実にしてしまったかのである。

これらについては、科学者のカール・セーガンによる著書「悪霊にさいなまれる世界」に詳しい。

人間の記憶というのは、自分のものでも疑わしいのだから、他人のものは尚更疑わしい。

裁判の再審で、何十年も経ってから新証言が出てきたというのがよくあるが、私にはとてもじゃないがそんな証言を信じることができない。
何年も何十年も寝かせていれば、どんなことだって"真実の記憶"になってしまう。
当人はウソをついているつもりはなく、自分が作り上げた記憶の上で"真実"を語っているのだから、余計にタチが悪い。

他人がウソを言っているかいないかを考える前に、そもそも他人の記憶なんか何も信じない方がいい。
他人の記憶に頼るくらいなら、自分の勘に頼った方がまだマシかも知れない。

 

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