先っちょマンブログ

2012年04月

群馬で起きた高速バスの事故は、連休でぼんやりしている頭を覚まさせるような事故だった。
夜までニュースを全く見ていなかったのだが、ニュース映像を見てビックリした。高速道路に設置された、下の一般道への転落防止防護壁に、正面から突っ込んで、文字通りバスが真っ二つになっていた。
防護壁が切り裂いたバスの左側に乗っていた7人が亡くなったらしい。

2年前に三重で起こった高速バスの事故は、東京ディズニーランド行きの高速バスで、今回も金沢発ディズニーランド行きだった。
ディズニーランド行きの深夜バスは多いから、ディズニーランド行きのバスが縁起悪いというより、単に確率の問題なんだろう。
私は朝早く通勤していて、最寄り駅に向かう間に、深夜バスで帰ってきた乗客がディズニーランドの土産の紙袋を抱えて家路についているのをよく見かける。
この事故を受け、深夜バスでディズニーランドへ行く人が、少し減るかも知れない。

この事故について、バス会社の社長がテレビの取材を受けていた。
「運行状況に問題がなかったのか」という質問に対し、「事故が起きている以上、問題がなかったとは言えない」と返していた。
なかなか利口な回答で、温和そうに見える外見に加え、頭の回転も速そうである。

「問題があった」などと答えてしまっては、以前から把握いていたと取られかねない。かといって、「問題なかった」と言えるはずがない。
だから、「状況を見る限りは、何かしら問題があったと思われる」という回答である。
企業マンとして、この回答には問題がなかった。

こういう問題が起こったとき、本気で二度と起こさないようにしたいのであれば、根本的な問題の解決をする必要がある。
そうしなければ、必ず繰り返されるからである。

今度のバス事故の問題は何だったのか。

ひとつは、防護壁の問題がある。下の道路に落ちないため、ほんの短い距離だけ設置されていた。それにたまたま正面からぶつかってしまったため、報道写真にあるような酷い状態になってしまった。
それが長ければ、壁にぶつかって、居眠りしていた運転手が急ブレーキを踏んだくらいで済んだかも知れない。
しかし、長かったとしても、どこかには端があるはずだし、壁にぶつかってぐちゃぐちゃになったりするかも知れないので、これは根本的な解決にならない。

考えられるもうひとつは、深夜バスの運転手の勤務状況である。
事故を起こした運転手は、勤務直前まで3日の休み合ったらしく、休養は十分だった。でも寝てしまった。誰だって、運転中に眠くなることはある。
だとしたら、運転手が寝ないようにしなければならない。

2000年のスキー深夜バスの大事故で、長距離バスの運転手のふたり勤務態勢が取られるようになったが、実際は670キロを超える区間を運行するバスで適用されているらしい。
今回の金沢と東京ディズニーランド間は、ちょうどそのくらいだったので、運転手ひとりでの運行でも、ルール上は問題なかったといえる。

企業のコストで最も高く付くのは、なんといっても人件費だ。
金沢からディズニーランドまで3500円の運賃でやっていくためには、運転手をふたりも確保するわけにはいかないのだろう。

理想としては、常に運転手をふたり確保し、できる限り両方起きた状態で、話でもしながら運行するのが望ましいように思える。
どっちかが仮眠するのもいいが、ずっと仮眠していて、運転している方が寝てしまっては意味がない。

もちろん、バスの運賃は高くする。パックツアーも当然高くするべきだ。
長距離バスは、2000年の規制緩和によって、新規参入が増え、料金の過当競争となった。コスト勝負なら、バスを4列シートにするだけでなく、運転手もふたりなんか乗せていられない。
これは仕方のないことだ。

売る方が安さばかりをアピールし、消費者がそれに応えるように安さにばかり反応しているから、こういうことになってしまうんだろう。
今回の事故で、バス会社ばかりを悪く言う人が多いようだが、バス会社の責任をどこまで問えるのだろうか。
一応、ギリギリのところで運行距離のルールを守っていたようだし、運転手も休養を取っていた。運転手をふたり乗せなかったことの責任を問えるのか。

私がバス会社の社長だったとしたら、同じような運行体制を取っていたと思う。
リスクマネジメントなんて、事故が起きてから、あとで言える話で、弱小バス会社にはそんな余裕なんかないに違いない。

遺族としては、当たりどころは運転手とバス会社しかないから仕方がない。
しかし、関係のない外野が、事後で誰かを批判するのは簡単である。口で言うだけなら簡単で、誰でもできる。
マスコミにしても何にしても、批判するだけでなく、どうすべきだったのか提案してみるべきだろう。ふたり勤務態勢にして、コストが上がったら、ツアー会社から仕事を貰えなくなり、仕事が減って、社員が食いっぱぐれる。そんな選択をする会社、聞いたことがない。

これは、起こるべくして起こった事故だから、こういうのは今後も続いていくに違いない。

 

世の中、どういうわけか東電叩きがほかの電力会社にも飛び火して、沖縄電力以外の原発を保有する電力会社が平然と国民から叩かれるようになった。
よく分からないのだが、想像してみると「よくも原発みたいなもん作ってくれたな」とか、「あんなことがあったのに、原発を動かすとは何ごとか」という理由らしい。

感情でしかものを考えられない単純なヤツらが多いのだから、仕方がないのかも知れない。ただ、電力会社の社員やOBにとってはたまったもんじゃない。
こんな電力会社叩きが続けば、会社も自分たちのモチベーションも疲弊する。損しかしない。

特にOBにしてみれば、会社の未来が分からないのだから、自分たちの企業年金が心配だろう。
発送電分離とか言われているし、会社の赤字が続けば、どうなるか分からない。
東電OBは半ば諦めているかも知れないが、それでもほかの電力会社は関係がない。

Yahoo!ニュースのコメントなどを見ていると、電力会社関連のニュースというだけで、原発不稼働のせいで電気代が上がりそうになると、「社員の給料を減らせ」とか平気で言うヤツが多い。
まったく意味が分からない。
てめえたちで原発を止めさせておいて、代替としての火力発電に使う燃料費分を消費者に求めようとすると、文句が出るのだ。
こういうのをクレーマーというのだろう。

こいつらはただ単に、電力会社の社員の厚遇、高給取りを妬んでいるだけのヤツである。二流以下の会社の人間が、一流会社の人間を妬んで、叩いているだけである。
電力会社の社員というだけで、めちゃくちゃ言うヤツは、自分の顔を鏡で見てみるといい。妬みや僻みで見にくく歪んだ自分の顔が見られるだろう。

めちゃくちゃなヤツらに絡まれる電力会社の社員は自分たちの立場が何かと心配だろうが、電力会社と何の関係もない私も、今の状況を個人的に心配に思っていることがある。
これまで何度も書いた計画停電とかそういう話ではなく、オール電化住宅がどうなるかという話だ。

オール電化だと停電になると何もできないのだが、そんなことより、深夜電力がどうなるかが心配なのだ。
関電管区のオール電化住宅は、夜11時から朝7時までの電気代が3分の1になる。夜中の電気代が3分の1だから、暑い夏の夜に、電気代を特に気にせず冷房をかけまくれるのだ。

これは、原発があってこその恩恵である。原発は止められないから、深夜もどんどん発電する。それを使わないと無駄になるので、深夜の電気代を割り引いているわけだ。
だからもし、原発が一切稼働できないとか、枝野の野郎が言うように、火力発電だけで間に合う場合は原発を動かさないとかいう状況になったら、電力会社にとったら、深夜の電気代を大幅に割り引くメリットが何もない。
だから、深夜割引なんかすぐになくなってしまうに違いない。

我が家はオール電化住宅で、夏の夜は毎晩冷房をつけている。私は冷房がなくてもそこそこガマンできるのだが、うちの嫁さんが女のくせに冷房なしでは生きられないタイプなのだ。
これまでそうやって生活してきたのに、深夜の電気代割引がなくなったら洒落にならん。

まあ、電力不足が毎年続くことの方が洒落にならんわけだが、個人的には深夜の電気代割引はやめさせるわけにはいかないのだ。
アホな連中が言う反原発の意見のために、暑い夏を過ごすなんてまっぴらゴメンだ。

こんなことを書くと、反原発派は「自分勝手が過ぎる」などと説教を垂れ、「国の将来や子供たちのために節電しろ」なんて言うのだろうが、そんなもんはてめえだけでやってろ。

 

26日(木)の東京版全国紙1面は話題が分かれていたが、関西では、亀岡で10人が死傷した自動車事故で、亀岡署の警察官が遺族の連絡先を、加害者の父親に教えていたという記事がどこも1面トップだった。

亡くなった女性の携帯電話に、加害者の父親から電話があって、遺族に謝罪を申し込んだ。起こった遺族が誰から連絡先を聞いたのか問い質すと、亀岡署の警察官から貰ったと回答があった。

それがニュースになったわけだが、翌27日(金)になって、亡くなった女性の携帯番号を教えたのは、被害児童の小学校の教頭であったことが分かった。
情報を漏洩させた亀岡署の交通課係長(警部補)は、被害者10人の氏名と住所を教えた。携帯番号は、小学校の教頭が、加害者の親戚が自身の教え子

で、その人物から頼まれて、学校に保存されていた児童が入学したときの緊急連絡先を教えたのだという。

どっちも、被害者の情報をホイホイ教えるのだから、どうなってんのかと思ってしまう。
社会人としての常識が欠如しているとしか言いようがない。「これだから公務員は」と言われても仕方のないような対応である。

私が勤めている会社では、一般に「Pマーク」と呼ばれるプライバシーマーク認定事業者と謳っている。個人情報保護の耐性を整備している業者が、Pマークを貰えるのだ。
それを貰うためには、社内環境を整えるのはもちろん、社員への教育も必要ということで、年1回の講習を受けさせられる。そこで、とにかく個人情報を出すなと言われるのである。

ウンザリさせられる講習のせいで、とりあえず面倒だから個人情報は出さないようにしようと思う。それがいいのか悪いのか知らんが、Pマーク準拠に役立っているのは間違いない。しょうもないことでCSR部から吊し上げられたら嫌だから、個人情報は死んでも出さないのだ。顧客の情報ならば、なおのことである。

時代の流れで、今やそれが当たり前なのだが、警察官や教師はそうではないらしい。
何とも思わずに携帯電話の番号を教える教頭は論外だし、亀岡署の警察官がやっているのは、普段からやっているような感じだ。

常識がなく、どちらも間違いを犯したのは同じであるが、その後の対応は違った。

携帯番号を教えた教頭は、自ら謝罪会見に出席し、顔を出して謝罪していた。
一方、被害者リストを整理して加害者側に提供していた警察官の方は、署長と交通課長という上司が出てきて謝っただけ。本人は出てこず。名前も分からず、顔も分からない。

ここらへんが、警察と教員の大きな違いだと思う。

失敗の程度はどちらも同じくらいだと思うのだが、小学校の教頭は、世間からバッシングされるのを覚悟して、本人が謝罪会見に臨み、説明した。
一方の警察官は、「交通課の係長(警部補)で50代」という以外の情報が分からず、本人もどう思っているのか分からないまま。被害者側の個人情報は漏らすが、警察官の個人情報は死んでも漏らさないというわけだ。

亀岡署にしても、安詳小学校や亀岡市教育委員会にしても、世間に謝罪しても大した意味がないわけだが、本人が出てくるのと、出てこないのでは大きく違うと思う。
警察という組織が、以下に所属する人間を手厚く守っているかというのがよく分かる。どんな失敗をしても、本人が出てこなくてもいいのである。本当に重要なはずの個人情報を漏らした遺族側への謝罪も、誰か別のヤツが行ったのではなかろうか。

小学校の方は、教頭だったから個人で謝罪会見に臨んだのかも知れないし、校長や教育委員会が教頭を庇わず、警察は身内を庇っただけかも知れない。
けれども、まったく同じ個人情報漏洩事件で、教員だけが謝罪会見に出て、警察官は知らんふりというのが、どうしても理解できない。

警察官は仲間に手厚く庇護され、教員は自分で自分のケツをふかされるということか。

 

バファリンの箱書きや説明書を見ると、用量として、15歳以上1回2錠とある。その1パターンしかない。
1錠あたり、アセチルサリチル酸 330mg、ダイバッファーHT 100mgらしいから、その成分量を倍にして、1回1錠にしたらいいと思うのだが、なぜか1回2錠だ。

それはともかく、バファリンには注意書きとして、15歳未満の小児の服用禁止と書いてある。
バファリンなどの頭痛薬は、大人向けに作られていて、子供が飲むと副作用を起こす可能性があるためである。だから、子供には、成分が違う小児用バファリンを飲ませねばならないのだ。
大人用を半錠、1錠といった具合に、勝手に減らして子供に飲ませてはいけない。

子供を持つ親なら当たり前の知識であるが、意外と知らない人が多い。
なにより、いちいち説明なんか読まない人が多いのだ。15歳以上しか用量が書いてなかったとしても、何も疑問に思わない人が多いのである。

薬の用量については、分からないことが多い。バファリンは1回2錠であるが、体重50キロの女子高生も、100キロのプロレスラーも同じ1回2錠である。
池乃めだかが、「体が小さいから酔いが回りやすいねん」などと言っているが、女子高生には強く、プロレスラーには弱く効くような気がする。

薬の用法や用量について疑問があれば、購入するときに薬剤師に訊けばいいわけだが、明確な答えが返ってくるとは思えないし、いちいち訊くほどの内容でもない。
それ以前に、ドラッグストアでは、薬剤師は形式的にいるだけで、バイトに混じってレジ打ちや品出しをしている。そんな薬剤師に訊いて意味があるのかどうかも分からない。

バファリンとか正露丸みたいな薬は、別に薬剤師がいようがいまいが、勝手に買って、勝手に飲めばいい。
しかし、そういう類の普通の薬は第二類医薬品といって、2009年の薬事法改正によって、対面販売でないと買えないようになってしまった。

医薬品を取り扱っているコンビニで、薬のことなんか何も知らない店員から買えるのに、インターネットからは買えなくなってしまったのだ。
薬のことでコンビニの店員に訊くより、ネットで問い合わせした方が確実な答えが返ってくるはずなのに、ネットの医薬品取引は原則禁止になってしまった。

ロキソニンやガスター10のような、第一類医薬品と呼ばれる強めの薬なら分かるが、頭痛薬や風邪薬のネット販売を禁止する意味が分からない。

薬事法改正の前に、医薬品ネット販売大手のケンコーコムが出店しているYahoo!ショッピングや楽天で、薬事法改正の反対を訴える署名運動をしていて、それなりに集まったらしいが、その甲斐もなく、ネット販売が禁止になった。

ネット販売大手のケンコーコムとウェルネットが、医薬品のネット販売を禁止した厚生労働省令が違法だとして裁判を起こしていた。
一審では訴えが退けられたが、26日(木)の東京高裁の判決で、原告敗訴の一審を一部取り消し、ネット販売を認める判決が出た。
ケンコーコムの社長や楽天の三木谷社長が言っていたが、当然の判決である。
小沢一郎が無罪判決を得た裁判ばかりが注目されるが、こちらの裁判も注目すべきである。

現状のドラッグストアや、一部コンビニでの医薬品販売がOKで、ネット販売が禁止されている意味が分からない。多くの国民からすれば、ドラッグストア業界におもねって、ネット販売の取り締まりをしているようにしか見えない。

医薬品のネット販売が問題なんだとしたら、薬を売っても何の説明もしない薬剤師も問題だし、私の会社のように、健康保険組合が頭痛薬や感冒薬などの医薬品を卸業者から特値で販売するのは、めちゃくちゃ大問題だ。

何の体もなしていない規制なんか、社会にとって邪魔なだけである。
それを全く理解せず、判決を不服だとしている厚生労働省はアホなんじゃないかと思わずにいられない。

 

福知山線の脱線衝突事故から7年が経った。7年前の4月25日のことはよく憶えている。

私は毎日通勤のために尼崎駅を利用している。尼崎駅は、事故があった福知山線(宝塚線)が乗り入れていて、神戸線、地下鉄東西線などに接続している。

インターネットのニュースを見て、フロアにいる同僚社員たちが動揺しているのが分かった。
大変な事故が起きて、死者がどんどん増えていっているのも理由のひとつだが、宝塚方面に住んでいて、JR宝塚線を利用している人たちが、「オレたちの通勤はどうなるんだ」と心配していたのが大きな理由だ。

中国の高速鉄道は、原因不明でも3日ほどで運転が再開されたが、事故があった宝塚線は2か月かかった。
その間、宝塚方面の人たちは、阪急に乗るなどして、回り道をして通勤していた。元々、阪急で通勤していた人たちも迷惑だっただろうし、JRが止まっているから阪急で遠回りさせられる方も堪らない。
30分の通勤時間が1時間半になるのである。ウンザリしている人ばかりだった。

JR西日本が起こした事故は極めて重大だったが、宝塚線近くに在住しているサラリーマンたちは、「とにかく運転再開してくれ」というのがホンネだった。

2か月経って、ようやく待ちに待った運転再開は行われたわけだが、「原因も分かっていないのに、運転再開するとはケシカラン」という声がたくさんあった。
原因は分かっていた。運転士に日勤教育というプレッシャーを与え、スピード超過でカーブを走らせたことと、ATSが整備されていなかったことだ。
スピード超過をせずに運転し、ついでにATSもあれば万全だが、とにかくJR西日本が宝塚線の運転を再開することをよしとしない人が幾らかいたのだ。

これは、原発の話とよく似ている。
原子炉の再稼働について、「福島第一原発事故の原因究明も済んでいないのに、時期尚早だ」という声が山のようにある。

これも原因が分かっている。津波によって電源が失われたからであって、その対策を取れば、問題ないように思える。
けれども、それをよしとしない人が大勢いるのだ。

原発事故のあと、どこぞの外人が産経新聞に寄稿し、その中で「自動車事故が起きたからといって、そのあとずっと自動車に乗りませんか?」と問いかけていた。
JR西日本は、あの事故後にダイヤを大幅に改正して、京都駅、大阪駅、三宮駅など、乗降客数の多い主要な駅では、2分ほど停車して、ダイヤに余裕を持たせるようにした。
それでも、「JR西日本はなんか信用できない」と思っている人は多い。しかし、JR宝塚線を利用しなければ通勤できない人は、JR宝塚線を使うわけである。阪急は、JRの完全な代替電車にはならないのである。

原発もそれと同じ。
完全に安全と謳えるわけがないが、昨年の大地震を受けて、それなりに改修しているわけで、安全度は以前よりも高まった。
そしてなにより、原発の代わりはないのである。
太陽光とか風力のような発電方法が、原子力の代わりになると信じているアホみたいなヤツがいるが、太陽光や風力では、原子力の代わりは務まらない。
現時点では、原発を止めるのであれば、火力発電に頼るしかないわけだが、火力発電は原発みたいに一度走り出したらずっと動いている発電所ではなく、休み休みメンテナンスしないと、すぐに故障してしまう。

それを思えば、多少不満があったとしても、人々がJR宝塚線に乗るように、原発を再稼働せねばならないのである。

そのうち、JR宝塚線に代わるような、新しい通勤手段ができれば、そちらを使えばいい。
原発に代わる発電方法が確立されたのならば、そちらに以降していけばいい。

「JR西日本が気に入らん。だから、オレは利用しない」では、移動や通勤が面倒になるだけである。しかも、困るのは自分だけ。
原発については、そうはいかない。

 

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