先っちょマンブログ

2012年11月

Twitterがバカ発見器とはよく言ったモンである。どうでもいいツイートの中に紛れて、アホ丸出しのツイートが散見される。
どこぞの会社の社員でありながら、有名人のプライベートを暴露したとか、客を小馬鹿にして炎上し、あとで新聞記事になるものから、ただ単にアホとしか言いようがないものまで様々だ。

よく見かけるのが暴言で、芸能人に出される暴言、誰かのツイートが気に入らないから送られるメッセージなど、これもいろいろある。

私はTwitterでは、毒にも薬にもならない、本当にどうでもいいことばかりツイートしていて、あまり思想のことも語らないし、時事問題も語らない。だが、たまにニュースのことなどでツイートすると、誰か知らんヤツから"ファンレター"が送られてきたりする。

例えば昨日、酒井法子が執行猶予期間を終えて芸能界復帰の記者会見を開いたことについて、こんなことを書いた。

 


すると、誰か知らんヤツから、次のようなツイートを頂いた。

 


酒井法子は、警察の職務質問を受けた際、「息子を預けてくる」と警察官に告げて立ち去り、10歳の息子を、昔の友人で、夫の愛人でもあった女に預けて逃走した。そして、その後、警察の指名手配を受けることになる。

コイツが言うには、息子を夫の愛人に預けたのは母親の愛情があったからであり、「子供を捨てた」と表現するのは捏造であり、中傷に当たるから、その中傷をツイートする私は人間のクズであるらしい。

よく考えてみるといい。文字通り子供を捨てたのであれば、子供を置き去りにするとか、ゴミ箱に捨てることかも知れない。
酒井法子が知り合いに子供を預けたのは、シャブ抜きのための逃走に子連れでは邪魔だったからではないのか。本当に母親としての自覚があるならば、子供を赤の他人に預け、自分だけ逃走するだろうか。私の感覚からすれば、これは子供を捨てたことと同じだと思うのだが。これを「子供を捨てた」と言わずに何というのか。「子供を夫の愛人に預けた」より短く、適切な表現ではないか。

文句を言ってきたヤツは、コメント専用のアカウントであるらしい。いろんなところに文句を言うだけのアカウント。本アカウントがあって、文句を言う専用のアカウントを作ったのだろうか。いずれにせよ、やっていることはアホ丸出しである。見ず知らずの他人に、喧嘩口調でクソ呼ばわり。中国人みたいなヤツである。
私のところへ文句を言ってきたのは、いちいちTwitterで「酒井法子」と検索して、気に入らなかったから文句を寄越したのだろう。

こういうのは面白いから、Twitterではもっと誰かを怒らせるような発言をしてもいいかも知れない。
そうすることで、口の利き方も礼儀も知らないバカから、いろんなお便りが寄せられ、それを読んでニヤニヤすることができる。

 

内閣府が24日に発表した「外交に関する世論調査」によると、中国や韓国に対する国民の親しみが急落したそうな。

中国に親しみを感じる人は、前年比8.3ポイント減の18.0%。感じない人は前年比9.2ポイント増の80.6%。中国に親しみを感じない人は、1978年の調査開始以来最高値となった。

また、韓国に親しみを感じる人は、前年比23.0ポイント減の39.2%。感じない人は前年比23.7ポイント増の59.0%。こちらは過去2番目の高さだった。

3000人を対象としたこの世論調査で驚くのが、まだ中国や韓国に親しみを持つヤツがいるということである。

特に中国なんぞ、日本資本という理由で、日系スーパーが襲撃されて金品が強奪され、パナソニックの工場やトヨタの販売店が燃やされた。
歩いているだけで、日本人だという理由で中国人に殴られたり、ラーメンのスープをぶっかけられた。

それでも中国人に親しみを持てるというのは、よほど鈍感なのか、アホなのか。それとも、知り合いに凶暴ではないマトモな中国人がいるからか。
何にせよ、日本が何も悪くないのに、中国で日本企業が襲われ、日本人がケガさせられていながら、反日デモや襲撃事件を主導した中国を好きになれるとは、頭がイカれているとしか思えない。

韓国だって同様だ。竹島を不法占拠されたまま、いいように舐められ、ありもしない従軍慰安婦問題では難癖を付けられ、またもや日本から金銭を毟り取ろうとしている恐喝国家である。
そんな国に親しみを感じる日本人が4割もいるのだ。これは、恐ろしい数字だ。

恐らく、K-POPや韓流ドラマのブームが影響しているのだろう。バカになってしまうと、何も見えなくなってしまうらしい。
K-POP好きでも韓流ドラマ好きでも何でもいいが、それが好きだからという理由だけで、韓国に親しみを感じている場合か。「K-POPは好きだけど、韓国という国はキライ」とはなれないのか。

思い返せば、民主党政権がどんなデタラメをやっても、支持するヘンタイが国民の中に常に2割くらいいた。
その手のマゾが日本には常にたくさんいるのだ。

そういう変なヤツが大勢いるから、日本はいつまで経っても国民が一致して、いちいち絡んでくるヤクザみたいな国に毅然とした対応を取れないのだろう。
これが、言論や思想の自由があるいい国の証なんだろうか。とてもそうとは思えないのだが。

 

 

剛力彩芽をテレビで見るたびに、芸能界のゴリ押しというのは恐ろしいと感じざるを得ない。

剛力彩芽は何かと評判の悪いオスカープロモーション所属で、オスカーは数年前から上戸彩がEXILEのHIROと結婚することを想定し、武井咲と剛力彩芽のふたりをポスト上戸彩として、強引に押し出す作戦に出ていた。

武井咲はイオンや洋服の青山、資生堂のマキアージュのCMでお馴染みだ。
だが、武井咲は剛力彩芽ほどゴリ押しの記憶が残らない。どうしようもない棒読みしかできない大根役者だが、剛力彩芽よりは可愛いから、ゴリ押し感が少ないのだ。

対する剛力彩芽は、標準並み、或いはそれ以下と思われるような顔立ちながら、テレビ番組の司会をしたり、CMをたくさんやったりと、事務所のゴリ押しのおかげで仕事を山ほどやっている。
特にauのCMでは露出過多で、見るたびにウンザリさせられる。

しかも、そのゴリ押しがドラマ界にも押し寄せてきていて、今度の月9ドラマの主役をやるらしい。
その月9は、「ビブリア古書堂の事件手帖」というライトノベルで、主人公はストレートの黒髪でロングヘア、地味で薄幸であるというキャラなのに、それを剛力彩芽が演じるということで、ファンから総スカンを食っている。

ただ、それが事務所のゴリ押しだろうがなんだろうが、CMに出ている分や、興味のないドラマに出ている分は構わない。
剛力彩芽で最も腹が立つのが、リドリー・スコットが監督した「プロメテウス」の主人公も、どういうわけか剛力彩芽が担当していることだ。

恐ろしいことに、剛力彩芽は実写映画の吹き替え初挑戦。映画やアニメの声優は、プロとアマでは全然違う。プロ声優とプロ俳優でも全然違って、プロ俳優がダメなことはスタジオジブリの作品を見ればよく分かる。

なぜ剛力彩芽は、洋画の吹き替えにまでしゃしゃり出てきて、映画ファンへの嫌がらせをするのか。
本人が望んだことではなく、事務所が取ってきた仕事なんだろうが、それでも「プロメテウス」の吹き替えの評判が最悪であることを考えると、剛力彩芽が責められても仕方のないレベルである。

昔、ロバート・ロドリゲス監督の「デスペラード」で、サルマ・ハエックの役をC.C.ガールズの藤森夕子が吹き替えるという悪夢があった。
おかげで、「デスペラード」のDVDは吹き替えで見たのは1度きりだった。繰り返し何度も見たが、いずれも字幕。字幕で見ざるを得ないような吹き替えだったからだ。
Blu-ray化にあたり、なんと再度吹き替え直され、アントニオ・バンデラスは大塚明夫のまま、サルマ・ハエックは別の声優に代わっていた。

「プロメテウス」もそれを望んだのだが、剛力彩芽のままである。
なんという悲劇だろうか。

思えば、藤森夕子もオスカープロモーション所属だった。
オスカーという会社は、映画ファンに嫌がらせをする芸能事務所であるらしい。

 

いつだったか、だいぶ前に小林よしのりが「ゴーマニズム宣言」の中で、「ハーバード白熱教室」で知られるマイケル・サンデルが東京大学での講演で、身内が重大犯罪を犯した場合、告発するかしないかを問うたということについて、「バカな質問だ」とか、「自分なら身を挺してでも守る」などと書いていた。

小林よしのりの心意気は買いたいが、日本では罪を犯した親族を身内が匿ったりしても罪に問うことができないので、本人が望むならそうしてやったらいい。どうでもいい身内なのであれば、さっさと警察にチクればいい。ただそれだけの話だ。

手塚治虫の「奇子」を読めば、身内の犯罪を親族が隠しても罪に問えないと、親族間で会議するシーンが出てくる。それを読み、ちゃんと憶えていれば、小林よしのりはサンデルの問いにマヌケな説教を垂れずに済んだはずだ。

サンデルの話は、究極の選択のような選択肢がふたつあって、どちらを選ぶのが"正義"なのかというようなものが多いが、暑苦しくて面倒くさい話ばかりだ。
正直どうでもいい。そんなもんに正義もクソもあるんだろうか。

アメリカ人は、第2次世界大戦を終結させるため、アメリカ兵の犠牲を減らすため、広島や長崎に原爆を落としたと欺瞞を述べる。
それがアメリカ人の正義らしいが、正義なんてもんは、自分を正当化させるために無理矢理こじつけで捻り出されるもんだから、特に意味なんかないのだ。

自分がやったことが正義かどうか評価することや、やってもいないことを想像して、それが正義であるかなどと考えるのは、実にしょーもないことに思える。
それが哲学なのかも知れないが、それが哲学なのであれば、私の物差しからすれば、実に面倒くさいものではないか。

自分のやることが善なのか悪なのかの判断を迫られることが稀にあるかも知れないが、どっちを選んだにせよ、あとから理屈を考えて正当化するか、もしくはずっと悩み続けるのだから、そのことを真剣に考えることにあまり意味はないように思える。
直感に任せ、やりたいようにやるだけ。

今日、オウム真理教の逃亡犯・菊地直子を匿ったという理由で、同居していた男が裁判で懲役1年6月、執行猶予5年の判決を受けた。
この男は、オウムの信者でもなんでもなく、好きになった女が逃亡犯だっただけで、のちに犯人蔵匿の罪などに問われた。これは気の毒に思える。
自分が好きになった人間が、重大犯罪の容疑者だった。それを警察にチクりに行くヤツなんかいるんだろうか。

サンデルの白熱教室では、身内が犯罪を犯したら9割が告発すると答えたらしいが、ウソつけと思ってしまう。
そんなもんは、"正義"を考える教室の机上の空論で出てくる答えであり、実際はそう簡単ではなかろう。想像力が欠如しているとしか思えない。

それもあるが、そもそもの問題として、告発するか、しないかの二択しかないのが悪い。そんなもん、「その場になってみないと分からない」が普通の答えだろう。
それでは答えになっておらず、議論が進まないのかも知れないが、それが現実だ。

それを思うと、"正義"を考えることなんぞ、何のためにやるのかと思わずにはいられない。

 

私は1か月ちょっと前にTwitterを始めたわけだが、ついでに中国の新浪微博というマイクロブログも始めてみた。
私が情報を集めている台湾の芸能人は、大体がFacebookをやっていて、それで大体の動向を知れるのだが、殆どがFacebookと一緒に中国のマイクロブログをやっているのだ。Twitterをやっているのは皆無に近い。

理由は簡単。中国語圏で商売をしようと思えば、中国人向けに情報を発信しなければならないからだ。

微博がマイクロブログと呼ばれるのは、微がマイクロを表し、博が中国大陸の中国語でブログを博客と書き、そこから博を取ったからだ。

Twitterの中国語版と言われるように、Twitterとよく似ているが、ユーザが何をやったとかいちいち表示されたりして、Facebook的な機能もある。
ただ、Twitterとかなり違うのは、ケータイのメールなどで使われるような絵文字が使えることだ。中国人も台湾人も、やたらと絵文字を使うので、画面がゴチャゴチャして実に鬱陶しい。

また、さすがに中国のインターネットサービスだけあって、利用者の数がものスゴイ。
これは、有名人のアカウントのフォロワーを見れば一目瞭然だ。

少し前に、NIKONのカメラのことを書いたら、中国人に袋叩きにされた王力宏(ワン・リーホン)は、フォロワーが2587万人もいる。
Twitterでフォロワー数1位のレディー・ガガがフォロワー3143万人だ。
レディー・ガガは世界中でかなり知られているが、王力宏のことなんか中国語圏の人間しか知らない。それでも、台湾の人口を圧倒的に超える数のフォロワーが付くのだ。

中国のホームレスの子供が、ゴミ箱の中で火を焚いて5人が一酸化炭素中毒で死んだ事件があったが、その事件に対する中国人のコメントが、200万件も付いている。

いちいち、恐ろしいくらいの数を微博で見ることになり、改めて中国人の数の多さを思い知らされる。

私はその新浪微博で、特にこれといったことをやっておらず、台湾の芸能人の書き込みに日本語で適当にコメントを付けているくらいだ。
中国語は大して知らないが、敢えて無理して中国語で書く必要なんかなく、日本人も何か書いていることを知らせることに意義があるのだ。

このブログやTwitterで使っている、日章旗みたいな服を着たキャラクタのアイコンを使っているので、中国人から罵声でも浴びせられるのかと思っていたが、今のところは特に何もない。
朝日新聞の中国語版のアカウントが、石原慎太郎や野田総理のニュースを書くと、必ず「小日本が…」と書く中国人が出てくるが、大荒れするでもない。

新浪微博は思ったよりも平和だった。

新浪微博は、ごてごてしたものが好きな中国人向けのサービスで、Twitterとは一線を画すものだが、中国人にはTwitterをやるという選択肢はない。新浪微博か、昔はやったチャットサービスのQQから派生した騰訊微博のほぼ二択だ。
中共政府が、Twitterへの接続を許可していないからだ。

Facebookもそうだ。中国人は、香港などを除いて普通にFacebookをやることができない。
中国人のジョークで、「尖閣諸島に行ってインターネットに接続し、Facebookができたらそこは中国領だ」というのがあるくらいだ。

新浪微博も騰訊微博も、中国のサービスなので、中共政府の言いなりだ。どんな規制でもやってのける。
ところが、TwitterやFacebookはそうはいかない。天安門のこと、法輪功のこと、ダライ・ラマのこと、何でも自由に検索できて、何でも自由に書き込める。
ついでにいうと、YouTubeも自由に見られない。中国には、人民に見られたくない映像が山のようにあるのだ。

中国のインターネットは、金盾と呼ばれるシステムによってがっちり管理されていて、ネット接続の自由もなければ、検索の自由もない。
それに力を貸しているのが、シスコ・システムズやサン・マイクロシステムズなど、金儲けのことしか考えていないどうしようもない守銭奴企業だ。

中国の金盾、別名グレート・ファイアウォールという規制だらけのインターネットがあることを思えば、日本はなんと自由で素晴らしい国なのかと思ってしまう。
インターネットでどこにでも自由にアクセスでき、政府批判も幾らでもできる。

「日本の生まれてヨカッター」というのが、新浪微博をやってみた感想だ。

 

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