先っちょマンブログ

2014年11月

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台湾で29日(土)に投開票が行われた統一地方選挙で、与党国民党が台湾の新聞に「1949年以降最大の惨敗」と称されるほどの大敗を喫した。
与党国民党は15の市や県の首長を送り出してきたが、今回はそれを9つも失い、新北市など6つの市や県でしか首長の座を保持できなかった。

国民党惨敗の象徴とされるのが、台北市で無所属の議員に敗れたことである。実質的に最大野党の民進党から推薦されていた無所属の柯文哲が当選した。国民党大物政治家の連戦の息子である連勝文は破れてしまった。台北で無所属の議員が市長になることは史上初めてだそうだ。
何が何でも台北市長の座を明け渡せない国民党は、野党が後押しする候補について「戦時中に財産を貯めた親日家の子孫だ」などと虚偽のバッシングを行ったが、それも功を奏さなかった。

今回の国民党の敗北は、最初から予想されていた。支持率が名前にちなんで9%しなかない馬英九総統が中国へあまりにも擦り寄りすぎたせいで、国民の不満が爆発した。
学生らがサービス貿易協定に反対し、立法院に押し入って立て籠もったことは記憶に新しい。

国民党は、統一地方選に先駆け、テレビCMを打っていた。韓国が中国と中韓FTAを締結し、うまくやっていくなか台湾が自滅し、韓国人が「ありがとう」などと言うCMだ。
中国との経済的な結びつきを強くしないと、韓国にこう言われることになると国民に警鐘を鳴らすCMだったつもりが、かなりの不評を買っていた。国民党は根っからの大陸寄りの連中であると。

前回の台湾の総統選挙では、民進党が主張する独立を進めると、中国との関係が悪くなり、経済的に問題が出てくることを心配した台湾の人々が馬英九に投票し、2期連続で当選することができたが、2年後に控える次の総統選は、国民党は相当苦戦することは間違いなさそうだ。

台湾人たちは、中国との結びつきが強くなればなるほど、悪い面が相当増えることに気が付いた。中国から仕事を恵んで貰えればいいと思っていた人でも、サービス貿易協定などで中国人が台湾にどっと押し寄せ、台湾のなかでも自分たちの仕事を奪っていくことに気が付いた。
中国寄りのメディアによる目に余る中国推しにも辟易していた。

中国は、台湾の経済を疲弊させるだけでなく、文化まで奪っていくことにも多くの人が気が付いている。
その典型的な例が、先日行われた金馬奨だろう。

金馬奨は、台湾のアカデミー賞とも呼ばれる映画賞であるが、近年は台湾に限らず、中国やシンガポールなど、中国語圏の映画全般が評価の対象になっていて、審査員もそれらの国から選ばれている。

第51回を迎えた今年は、もっとも期待されていたのが台湾で大ヒットした「KANO」である。
日本統治時代、日本人監督を迎えた嘉義農林学校が漢族、原住民、日本人の混成チームで台湾代表として甲子園に出場し、準優勝するまでの実話を描いた映画だ。監督役で主演したのは永瀬正敏である。
台湾で今年2月に公開されて大ヒットし、9月にリバイバル上映もされ、さらに12月にかけても再度リバイバル上映が決まった。

「KANO」は6部門にノミネートされて期待されたが、結局は無冠に終わってしまった。保守系の自由時報が報じるところによると、かねてから「親日的すぎる」として「KANO」を批判していた中国政府は、金馬奨に関する報道で「KANO」について中国国内で報じることを禁止した。審査委員のなかには中国出身の人物もいて、委員が中国に配慮して「KANO」を無冠にしたのではないかとインターネットで騒ぎになった。

金馬奨の前日、一般投票で「KANO」は1位に選ばれており、観客賞と国際批評家連盟賞を受賞していた。それが、いざ本番になるとまるで存在していなかったかのように無冠なのである。
台湾の人々が訝るのもムリはない。

「KANO」をプロデュースした魏徳聖は、「海角七号 君想う、国境の南」(2008年)と「セデック・バレ」(2011年)という、いずれも日本統治時代の映画を監督したことがある。
特に「海角七号」は台湾映画のなかで興行収入1位に輝いている映画で、全映画のなかでも、台湾では「タイタニック」に次ぐ歴代2位の興収を得るほどヒットした。
その「海角七号」も、公開当時に中国から盛大な批判を受けた。日本統治時代、赴任してきた日本人教師と教え子が恋に落ち、結ばれぬまま60年が経った台湾が舞台の話で、中国はこれも「親日的すぎる」と批判していた。

6年前の金馬奨は、中国に毒されていなかったため、「海角七号」は6部門で賞を獲得した。
だが、同じ人物が制作に携わり、同じようにヒットし、同じように中国に「親日的すぎる」と批判された「KANO」は無冠だった。

中国の影響がこんなところにも出てきている。それに敏感にならない方がおかしいわけで、台湾人の心配はよく理解できる。

中国に擦り寄るバカな国もあるわけだが、台湾はそんなもんに流されず、一定の距離を置いて中国と付き合うようにして貰いたい。
台湾人のアイデンティティが失われることは、日本にとっても損失なのである。

20141128-1

よく日本人は愛国心が少ないなどと言われるが、別にそんなことはないと思う。国民の多くが日本のことが好きだし、日本に生まれてよかったと感じ、生まれ変わっても日本人でありたいと思っている。表立って表明しないだけである。
「愛国心は…」などと他人に議論をふっかけたり、嫌いな国の車をひっくり返したり、国旗を燃やすことは愛国心でも何でもない。

"静かなる愛国心"と表現してもいい日本人の愛国感情は、いろんなところに垣間見ることができるわけだが、他国から日本を貶められたときに通常よりも強く出る。
もっとも顕著な例が、韓国の大統領だった李明博が2012年8月に竹島に不法上陸して日本を挑発し、天皇陛下に対して「韓国に来たければ跪いて謝罪しろ」と調子に乗った発言をして、爆発的に嫌韓感情が広まったことだろう。

未だに竹島に関心の薄い日本人もいるが、さんざん挑発されて、返す刀で天皇陛下まで侮辱されたのだから、多くの日本人の琴線に触れないわけがない。
今の韓国の大統領も前の大統領もそうだが、日本人の感情を完全に読み間違った。日本人拉致を認めれば日本人が許してくれると読み間違った金正日と同じである。「このくらい大丈夫だろう」などと甘く見ていることが日本人にはお見通しなのである。

李明博の挑発後、ブームに翳りが指していた韓流ブームは一気にしぼみ、紅白歌合戦の常連になりつつあったK-POPの連中はそれ以降出場できていない。韓流ドラマも地上波の放送が終わり、BSやCSでしか見られなくなった。
嫌韓感情は年々高まり、今年に入ってからは嫌韓本が特に売れるようになった。

当たり前の話である。韓国についてどうとも思っていなかった日本人も、散々バカにされ、挑発され、先の戦争の謝罪や補償という名の金銭を求められてばかりではさすがに堪忍袋の緒が切れる。
今の日本における嫌韓感情の高まりは、どう考えても韓国自身が招いたことだ。にも関わらず、韓国人はバカなのか現実を直視できないのか、見当違いの解釈ばかりしている。

まず、日本人が嫌韓感情を持つことについて、「戦争でめちゃくちゃにされた韓国人が反日感情を持つことは当然だが、日本人がどうして韓国を嫌うのか」などと言う。
なぜ自分が嫌われるかを理解できないし、理解しようとしない。嫌われ者の特徴だ。

また、日本での嫌韓感情の広まりについて、「日韓の外交上の対立」のほか、「日本の成長鈍化と韓国の躍進に焦りや不安を抱いているせい」などと理由を分析している。
別に日本人は、サムスンや現代自動車が大企業になったから韓国を嫌いになっているわけではないのに、ソニーやパナソニックが売上や営業利益でサムスンに負けているから、劣等感で韓国を嫌っているとしているのである。

こんなバカどもに付ける薬はないし、そう思っている以上、日本の嫌韓感情など死んでも理解できないだろう。

韓国が少しは技術を身につけ、経済的に豊かになってきたことが嫌韓感情の理由であれば、技術的、経済的に韓国と同様の台湾を嫌う日本人が殆どいないことの理由にならない。
韓国人が「日本人の劣等感」などと勝手に分析にするのは、韓国人が常に自分の国が世界的に見てどの立ち位置にあるのか、日本と比べてどうなのかをずっと気にしているからである。

だから、韓国人は「自分たちより下」と判断する台湾や東南アジアの国々、アフリカ諸国の人々を見下し、差別的な振る舞いをするのである。
「タイは日本より下」、「インドネシアも日本より下」などと言っていちいち見下すことは、日本では一般的ではない。

自分たちが日本をこけにすることで、日本で嫌韓感情が高まっていることを理解していないのだから、今の状況はまだしばらく続くに違いない。
日本を突き放せば日本が擦り寄ってくると甘い見方をしていた朴槿恵は、安倍首相にガン無視され、自分たちを通り越して中国との関係改善を図っていることで焦りを感じているらしいが、そう簡単には反日政策は変えられまい。

韓国国内にある都合の悪い自身の噂を産経新聞に報道されたからといって、報復のために刑事裁判で起訴したのだから、まだまだ日本に嫌われるつもりらしい。
産経新聞の元ソウル支局長の裁判のニュースを見聞きするたび、日本人は不快に思い、もっと韓国を嫌うようになる。

当事者である産経新聞は、韓国にここまでやられているのだから、もっともっと韓国に厳しい記事を書いていくべきだ。
産経新聞にはその資格がある。

23日(日)に、朝鮮日報日本語版が、サウジアラビアの新聞が韓国人労働者に恋い焦がれているという記事を掲載したと自画自賛の紹介をしていた。

【朝鮮日報】サウジ紙「韓国人労働者たちが恋しい」 (11/23)

韓流ブームは40年前に始まり、サウジアラビアで非の打ち所のない建設工事をしていた韓国人をサウジアラビア人が尊敬しているだとか、最近は中東で中国、日本、フランス、スペインなどが基幹設備工事を行っているが、当時の韓国人に比べれば仕事が遅く、質も落ちることに疑念を抱いていると報じられた。

その4日後、産経新聞のウェブ版に、近年の韓国の建設工事は手抜きや不正だらけで他国に嫌われているという記事が掲載された。

【産経ニュース】ビル傾く手抜き工事、韓国建設現場“あり得ない実態”…他国も「発注したくない」が超安値で排除も困難 (11/27)

朝鮮日報による自国民を褒めちぎる記事に対抗すべく書かれたわけではないのかも知れないが、イヤミを言うための記事なんだっとしたらすごく面白い。

韓国国民への名誉毀損事件として、また産経新聞の記者が起訴されないか心配になるが、こういうのはもっとやるといいだろう。それを知った韓国人が歯噛みして悔しがる姿が想像できる。

日韓関係は、もうどうにもならないくらいメチャクチャになってしまった。この険悪なムードを韓国人は「原因はすべて日本にある」というが、日本人はそんなことを意に介す必要はない。日本を蔑み、散々挑発して嫌われ、経済的に苦しくなることは自業自得であり、日本人としては大して困ることはないのだから。
なぜ自分たちが嫌われるのかを理解しない国となど仲良くやっていく必要はないのである。

20141127-1

ここ数年、韓国という国がいかに異常であるかを多くの日本人が目の当たりにしてきた。先進国を自認し、法治国家であるとの自負があるらしいが、実は先進国でもなんでもなく、法治国家でもない。

韓国司法は、大統領は国民の意向を受けて解釈がころころ変わる。
国民が望まないから、日本から盗み出された仏像は返さなくていい、返してほしくば日本が朝鮮半島から仏像を奪っていない証拠を出せという司法判断が平気で出る。盗人猛々しい上に、被害者側に立証不能な否定の証明を求めるのだ。少しでも知性のある人間ならば、盗まれたという証拠を韓国側が出すべきだと思うはずだ。

デタラメな司法判断の礎となっている法律にしても、デタラメなものが目立つ。
戦前に日本に協力した人物の子孫を親日という罪で犯罪者扱いし、土地などの財産を没収するという、いわゆる親日罪があるような国だ。あとから作った法律で人を裁く事後法であるほか、その子孫にまで影響が及ぶのである。

今日、韓国で産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の刑事裁判の初公判が行われた。加藤記者は、8月に日本人向けにMSN産経ニュースで朴槿恵大統領に関する記事を書いて、刑事裁判を受ける被告の身となってしまった。朝鮮日報の記事や証券筋の証言を元に、セウォル号沈没の際に大統領が7時間行方不明になっていたと騒ぎになっているが、親しい男と会っていたのではないかという噂があると紹介しただけである。
それが韓国国内で翻訳されて紹介され、朴槿恵支持の保守系団体に大統領に関する名誉棄損罪訴えられてこうなった。

通常、名誉毀損は民事裁判で争われるものである。日本にも名誉棄損罪があり、名誉毀損が刑事罰に問われる法律があるわけだが、実際はほとんど適用されることがない。刑事事件として起訴されること自体が稀で、有罪になっても殆どが罰金刑である。
しかも、ここがもっとも重要なのだが、名誉棄損罪は痴漢などと同じで親告罪である。被害者とされる人物が、加害者とされる人物を告訴しない限り、刑事事件として起訴される可能性がゼロである。

どう考えてもそれが普通であるが、OINK(Only IN Korea)で知られる韓国は異常なのでそうではない。大統領支持の市民団体が勝手に名誉毀損だとして告発し、大統領の意向を忖度した検察が起訴できてしまう。
外国人記者が自国向けに書いた記事で、しかもほかの新聞記事を引用するなどしただけの記事なのに、他人が勝手に訴えて、検察が起訴するということは、言論の自由への挑戦でしかない。韓国には国民はおろか、マスコミに対する言論の自由もないと世界に知らしめることであり、普通はそのような恥ずべきことはできないのだが、韓国の検察は大統領がそのような意向だと判断して起訴した。おかしいと思いつつも、お姫さま、いや首領さまの感情を無視することはできないということだろう。

加藤記者は公判で、「大統領個人を誹謗する意図はまったくない」と起訴内容を全面否認した上で、「現代的法治国家である韓国において、法と証拠に基づいて厳正に進行されることを期待する」と意見を述べた。異常過ぎる韓国司法への意趣返しであろう。
また、大統領自身の意向の確認が求められた。朴槿恵のことだから、「憎たらしい産経新聞の記者はメチャクチャにしておしまい」と思っているのだろうが、それを確認することは極めて重要に思える。

裁判では、検察がいかにして加藤記者が悪意を持って記事を書いたかの立証が求められる。
韓国の最高裁は、3年前に「意があるか著しく相当でない限り、メディアによる公職者の名誉毀損は成立しない」と判断しているためだ。

ただ、ダブルスタンダードが平然と行われる韓国において、どのようになるかの先行きは不透明だ。
加藤記者は、最高で懲役7年に処される可能性がある。韓国の大統領に関する噂について、韓国の新聞などを引用しながら日本のウェブサイトで日本人向けに記事を書いて、名誉棄損罪で最高懲役7年に課せられる可能性があるのだ。
恐ろしい限りである。

恐ろしいといえば、公判中、朴槿恵支持の保守系団体が「韓国国民に謝れ」、「加藤を拘束せよ」などと騒ぎたて、加藤記者を避難するプラカードを掲げたために大抵させられる騒ぎがあった。
また、公判後には加藤記者が乗る車を団体の構成員が取り囲み、ボンネットの上に寝転がったり、通路に横たわるなどして車の進行の邪魔をしたほか、車に生卵を投げつけた。

韓国は、日本に対して何をやってもいいという、中国同然の愛国無罪が存在する。仏像を盗んでも愛国心があるともてはやされる国である。
朴槿恵大統領の敵とされる加藤記者が今後、出国禁止措置が取られている韓国国内で何者かによって危害を加えられたり、最悪殺害されてもおかしくない。加害者の韓国人は、伊藤博文を暗殺した安重根と同じように、民族の英雄として奉られる。

ネット向けの記事を書き、刑事事件として起訴され、出国禁止になり、懲役刑を受ける可能性があるほか、暴漢に襲われる可能性まであるのだから、新聞記者で海外支局に赴任するのは大変だ。
そんなことになるのは韓国くらいか。実質的に先進国でも法治国家でもない国で、言論の自由もない国なのだから、そんな恐ろしい国で仕事をする場合は十分に注意せねばならないのだろう。

20141126-1

24日(月)、対馬を訪れていた韓国人4人が仏像などを盗んだ容疑で逮捕された。同日10時から14時の間に、対馬市美津島町の寺から市指定の有形文化財である仏像「誕生仏」や市指定の文化財である300冊を超える大般若経の経典を盗み、韓国に持ちだそうとしていたところ、通報を受けた警察官が市内の厳原港で男らに職務質問して逮捕に至ったという。

逮捕されたのは、いずれも職業は自称で、住職の金相鎬(70)、農業の金溶晃(54)、会社員の李哲佑(47)、警備員の安承喆(53)。
翌日になって、5人目の男としてカラオケ店経営の朴奉緒(42)も逮捕された。

韓国人による対馬での仏像盗難は、2012年の窃盗事件が記憶に新しい。長崎県指定の有形文化財である「観世音菩薩坐像」と、国指定の重要文化財「銅造如来立像」が盗難被害にあって韓国に持ちだされた。
窃盗犯は韓国で予め買い手を探すなど、金銭目的での窃盗であったにも関わらず、韓国に帰ってから「日本に奪われたものを奪い返してきた」と主張し、一躍愛国者として奉られるようになった。
韓国国内の世論を受け、2013年に韓国中部の大田地裁は「観世音菩薩坐像」について、日本側が朝鮮半島から盗んだものではないと証明しない限り返してはならないという驚きの判決を下した。

韓国は法治国家ではなく、人治国家である。司法は世論や大統領の意向によって流される。ユネスコの協約で盗難文化財は元の所有国に返さないといけないと決まっているにも関わらず、そんなことはお構いなし。日本側に対し、「何百年前に盗んだ品ではないことを証明しろ」と難癖を付けて終わり。
結局、「観世音菩薩坐像」も返還されておらず、対馬から盗まれて韓国に渡った2体の仏像は、日本に返されることのないまま韓国が所有し続けている。

韓国人観光客に頼らざるを得ない懐事情の苦しい対馬も、さすがにこの件で韓国を見限る人が増えたほか、そうでない人でも韓国人優遇ができない状態に陥った。

毎年開催されていた「厳原港まつり対馬アリラン祭」のメイン行事「朝鮮通信使行列」は2013年に中止になった。祭りの名称も、「アリラン」を取り除かれて「対馬厳原港まつり」に変更された。
それでも親韓の市民が多いのか、行事の再開を望む声が多く寄せられ、津島市は今年の実施を決定していたが、大雨で取りやめになった。
お天道様がそうはさせまいと阻止したのかも知れない。

今回、2度目の仏像盗難事件が発生し、さすがに対馬市でもさらなる嫌韓感情が沸き起こることだろう。島に韓国の国花であるムクゲを植えるなど傍若無人な振る舞いをしている韓国人であるが、日本を舐めきっており、またぞろ仏像を盗難し、韓国国内で売りさばこうとしていたのである。
ここまで侮辱され、それでもガマンできるという対馬市民がいるのであれば、よほど韓国に毒された観光業に携わる人間なのだろう。

日本国内で「ふざけんじゃねぇ」という声が多数上がったが、韓国国内ではこの盗難事件を諌める声もあるが、2年前と同じように「"略奪文化財"を取り戻そうとした英雄」という声が多数上がっている。
韓国では、「古来より韓国の領土である」というふざけた主張をする人間がいる。対馬は古事記や日本書紀の国産みで産まれたとされる島で、大昔から日本が認識する日本の領土であった。ただ場所柄、昔から対馬が朝鮮半島と交流が盛んだった。

対馬には130体を超える朝鮮由来の仏像があるが、これらすべてに対して韓国人は"略奪文化財"であると主張する。
シナの属国となり、シナの影響を強く受けたせいで仏教を蔑ろにし、仏像を捨てていた国が何を言うのか。

そのメチャクチャな主張にかこつけて、韓国人が金銭目当てで盗難した仏像を「略奪したものを取り返しただけ」と主張し、犯人は民族の英雄に奉られる。
ホント、お気楽で都合のいい考え方だ。

韓国人はなにか悪いことがあっても、すぐに日本のせいにすればいいから楽である。
放火によって消失した南大門(崇礼門)の復元工事で、装飾に早くも亀裂や退色が見られたことについて、「日本製の接着剤が粗悪品だった」と報道された。だが実際は、資金流用などの不正による手抜き工事が原因だった。

韓国人のこういうものの考え方は、同じDNAである在日韓国人にも当然受け継がれている。在日は就職や進学でうまくいかないと、すぐに「差別のせいだ」と主張する。実際、私が勤める会社の就職試験で、最終の社長面接で落とされた在日韓国人の国立大生が「差別だ」と喚き立てて大変だったことがあった。
会社には在日韓国人が朝鮮名のまま仕事をしているし、中国人も働いている。なにより、最終面接で落とした当時の社長は、中国から帰化した人間であった。

「自分たちのせいではない。すべては日本の責任だ」
韓国人はこれさえ言っておけば言い逃れができるのだから楽である。逆に、こればかり言っているから、いつまで経っても進歩がないのだ。

20141125-1

11月21日の日刊ゲンダイに、安倍首相の精神状態が不安定で、おかしくなると自身のFacebookに寄せられる"いいね"やコメントを見て悦に入っているという憶測だけで書かれた記事が掲載されていた。

【日刊ゲンダイ】生放送で「国民の声」にブチ切れ 安倍首相“精神状態”に異変 (11/21)

この夕刊紙は、反自民党の薄らサヨクタブロイド紙で、いつも安倍首相や自民党を叩いているので、別段驚くような記事ではない。

この内容が本当かどうかは知らないが、安倍首相がFacebookを好んでいるのはよく分かる。Facebookで意見表明し、それが記事になることが多い。
本人が直接書き込んでいるのではなく、安倍首相の意向を秘書がまとめ、本人に確認して貰った上で書き込みされているのだろうが、割と国内の反政権勢力に対する厳しい書き込みが時折見られる。

23日に書いたエントリで、慶応大学の青木大和というNPO法人代表を務める学生が、小学4年を騙って解散の批判をするサイトを作成していたのがバレたたことを書いたが、安倍首相のFacebookでそのことについて言及されていた。

安倍晋三 Facebook

「批判されにくい子供になりすます最も卑劣な行為だと思います」などと書いていて、まあその通りではあるのだが、ネット上のどうでもいい矮小な事件に一国の宰相が言及するのは大袈裟なように思える。
23日のエントリで書いたが、相手は炎上目的でやった可能性がある人間である。最初から騙すつもり満々だったのに、バレたあとで白々しく「結果的に騙してしまった」などとコメントを書いて反感を買うのも承知の上。
総理大臣ともあろう人物が、相手の釣りに引っかかっている場合ではない。

当初、「保守速報」というネトウヨ御用達のサイトから引用される形でFacebookのエントリが書かれていたのもいただけない。大したことも考えずに、秘書が元記事を「保守速報」にしたのだろうが、首相がそんなもんを読んでいると日刊ゲンダイにまた叩かれそうである。

キチガイじみた大学生の釣りに引っかかったり、そのバカがやったことを"最も卑劣な行為"などと批判すると、余裕がない総理大臣と思われるのは間違いないし、格好のメディアのネタになる。

安倍首相がどういうつもりでFacebookを運用しているのか知らないが、内容だけ見ていると保守が喜びそうなことばかり書き、コメント欄も保守層の仰々しいコメントで溢れている。
もうちょっとやり方を考えないと、ツッコミどころ満載すぎて危なっかしい感じがしてならない。一国の宰相たるもの、もっとドンと構えて、ネット上の小者にいちいち反応して欲しくない。言及するにしても、もうちょっと余裕のあるコメントの方がいいのではないかと思う。
あまり大層に批判し過ぎると、その相手に逆に塩を送るような形になって、相手に反安倍層からの支持を集めることになるだけである。

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