サムスンのスマートフォンGalaxyが日本でのシェアを落としている。一時期、ドコモが「ツートップ戦略」なるアホな販売戦略を取ったせいで、ソニー以外の日本メーカーのスマホが売れなくなって次々とスマホ事業撤退に追い込み、サムスンが大きく販売シェアを伸ばすことになったが、かつて17%あった市場シェアが今や4%まで急落。アップル、ソニー、シャープの後塵を拝している。
Galaxyは世界市場で見ると25%という圧倒的なシェアを誇っているが、日本ではまったく売れなくなってしまった。
サムスンの日本法人は六本木にあった27階建ての自社ビルを売却し、移転することが決まった。プライドを重んじる韓国人には耐え難い屈辱であるらしい。
世界シェアでも中国のミッドレンジ帯の低価格スマホに押されてシェアを落としており、危機感を抱いたサムスンは、Galaxy S6のリリースを発表した。
これまでの樹脂筐体からiPhoneのような高級感あふれる金属筐体にして形も似せた。アップルがApple Payという支払いサービスを始めると発表したのに合わせ、Samsung Payのサービスを開始をアナウンスした。
まさになりふり構わぬパクリ戦略をさらに進めることになったのは、それだけiPhoneに対して劣勢であると感じているのだろう。だからといって、iPhoneと似たようなスマートフォンを用意するのはどうかと思うが。
Galaxy S6は日本でも販売される予定であるが、売れないだろう。iPhoneと似たような形のAndroid端末というだけで、サムスンは「デザインにこだわった」というが、デザインでスマホを選ぶ日本人は間違いなくiPhoneを選ぶ。携帯キャリアの販売戦略によってiPhoneが安いこともある。
とにかくサムスンは日本市場で崖っぷちだ。サムスンは2007年にテレビなどの日本の家電市場から撤退しているが、日本のスマホ市場からの撤退も時間の問題ではないかと見られている。
世界基準で見るとスマホメーカーの雄とみられるサムスンが、日本のスマホ市場で転落してしまったのは嫌韓感情が大きいと思われる。
表立って韓国嫌いを表明しない人でも、韓国という国や韓国メーカーに不信感を抱くようになった。
それもこれも、李明博が竹島に不法上陸して挑発し、返す刀で天皇陛下に対して「韓国に来たからった跪いて謝罪しろ」などと侮辱したことが発端だろう。これのおかげで、元々下がり気味だった韓流ブームに冷水を浴びせ、韓流ブームの凋落を加速させた。ついでに、韓国メーカーも特に嫌われるようになった。
ネットでは「サムスン不買」が叫ばれて久しいが、そんなことが効いたのではなく、韓国の政治家や国民の横暴によって日本人全体に韓国を遠ざけたいと思う感情が芽生えたのだと思う。
まさに韓国人による自爆だ。
思い返せば、日本ではサムスンのテレビが売れなかったのと同様に、ヒュンダイの自動車もほとんど売れずに、ヒュンダイが日本市場から撤退した。ヒュンダイの車など在日韓国人しか買わなかった。8年間で1万4000台しか売れなかった。
ヒュンダイ傘下の起亜自動車に至っては、日本で1台も販売することなく、21年で日本から撤退することになった。
日本人は韓国人などに比べると愛国精神が希薄なように感じられるが、実際は韓国人よりよほど自国を愛している。
自動車は国産メーカーのものを買い、家電も国産メーカーのものを買う。単に優れているからという理由だけではなかろう。どうせ買うなら日本メーカーのものを選び、わざわざ韓国メーカーのものは選ばない。
テレビなど毎日目にするようなものに、LGのムカつく顔のマークが入っていたら鬱陶しい。それでも値段を優先してLGを買う日本人はいるわけだが、それほど多いわけではない。
逆に、韓国では日本製品不買を呼びかけるものの、日本車や日本製の家電やカメラが売れる。小売業界を挙げてアサヒビールやニコンの不買をしようと運動を進めたが、すぐに廃れた。
そのような不買運動や、韓国マスコミによるネガティブキャンペーンをしないと持続できないと考えられていて、それをやったとしても持続ができない。その程度の愛国心しかないわけだ。
大規模な反韓運動などを繰り広げられなくても、国民の多くに反韓感情が芽生え、韓国を意識してか無意識かは定かではないものの、韓国を遠ざけようとする日本人のこの阿吽の呼吸、団結力はスゴいと思う。
それでも韓国は日本の右翼勢力による反韓、嫌韓運動のせいだと主張するのだろうが、まあコイツらには絶対に日本人のことなど理解できないし、日本製品のボイコットもできないのだろう。