先っちょマンブログ

2016年05月

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台湾で民主進歩党の蔡英文主席が総統に就任した。蔡英文総統は台湾独立を明言しないものの台湾独立派と見られており、中国政府に厳しい目で見られている。就任演説で「ひとつの中国」について言及しないなど、これまでの慣例を変えつつあり、中国離れを就任期間にどんどん中国から離れていくのではないかとされている。

前の総統だった馬英九は、最後の最後になってこれまで日本の沖ノ鳥島について中国に同調して「島でなく岩である」と主張し、台湾漁船の保護を名目として巡視船を派遣するなどした。蔡英文総統への牽制球のようなものである。
だが、蔡英文総統は一部の台湾人の意見など気にもせず、就任早々に巡視船を沖ノ鳥島から引き上げさせ、馬英九政権で「岩である」とした主張を取り下げた。

馬英九は沖ノ鳥島に関して中国に媚びへつらい中国と同じ意見を述べ、最後っ屁として巡視船の派遣を行ったが、中国蔡英文総統は日本との外交関係を重視するため、即座にそれを撤回した。
台湾では「弱腰だ」という意見も出たが、大した影響はなかった。

ただ、それに関して昨日30日の立法院(日本の国会にあたる)内政委員会の質疑において、内政部長が沖ノ鳥島についての国民党議員からの質問に対して、「内務部の管轄ではない」としながらも「沖ノ鳥礁(台湾での名称)は基本的に岩であり、日本のEEZは存在しない」と回答した。
このことについて、台湾のニュース番組では「内政と外交の不一致だ」と報じられていた。
また、民進党に批判的な聯合報は新聞の1面で大きく取り上げていた。
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蔡英文相当は馬英九政権時代の主張を急転回させるなど、「親日すぎる」と批判されている。日本としては歓迎すべきものであるが、あまり強硬すぎるものは大丈夫なのかと逆に心配になってしまう。

聯合報に関しては、夕刊で「沖ノ鳥は礁であると内政部長が発言」と報じた日の朝刊で「日本の被曝食品が解禁」とこれまた1面で報じていた。
台湾では昨年からは日本の殆どの都道府県産品を対象に産地証明書と放射性物質検査証明書の添付が必要になった。事実上の禁輸措置に等しい。
それが7月にも解禁される見通しだとして騒ぎになっている。
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実際、台湾では輸入したカップ麺や菓子が「福島県や茨城県の工場で作られていた」として大騒ぎになったことがあった。
福島第一原発内で製造されたならまだしも、福島県の工場で作ったからなんだと思うわけだが、中国人や台湾人、韓国人は口にする者の毒とか放射能とかに敏感で、とにかく気にばかりしている。日本人からすると不衛生なものを食っている口なのになにを言うのかと思うわけだが、中国人が「放射能に効く」とされた塩の買い占めに走ったり、台湾の空港で日本人観光客に対して震災後しばらくガイガーカウンターでの放射能チェックをしていた。

台湾や香港で日本の食品から微量の放射性物質が検出されたとしてニュースになったこともあったが、基準値内とかそういうことはあまり重視されない。ちょっとでも放射性物質が検出されれば「放射能汚染」と大騒ぎされてしまう。
福島県周辺の食品は危ないと未だに信じている台湾人も多く、このちょっとした騒動は簡単には収まりそうにない。

さっさと誤解を解くよう蔡英文総統に期待したいところだが単に「親日ゆえの食料品禁輸措置の解禁」などと思われると誤解は溶けそうにない。
日本側もこれまで以上に放射能に関する誤解を解くよう努力した方がいいし、蔡英文政権の手助けもした方がいいだろう。

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29日(日)から台湾に来ている。そのせいでブログのコメントに返信ができなくなってしまった。ライブドアブログの設定で海外からの書き込みを許可していても、どういうわけか台湾から書き込めない。購入したSIMを使っての台湾キャリアからも、ホテルのWi-Fiからも、出張先の海外規格試験サイトからも不可。
3月に行った韓国からはコメントの書き込みが可能だった。

ライブドアブログに問い合わせをしたが、「よく分からない」というような内容だった。ライブドアが韓国企業の傘下にあるからといって韓国からだけ許可しているとは思えないが、2日(木)まで台湾にいる間はコメントへ返信できないのでご容赦願いたい。

半年ぶりくらいの台湾であるが、月曜の朝から仕事があるので前乗りしないといけないので前日に行くことになった。休日に移動しても移動手当しか出ないので本来なら御免被りたいところであるが、台湾なので朝の便で行って、出張先の新竹市に向かうのではなく台北に行って買い物をすることにした。

少し前まで円高に寄っていたので台湾出張したときの換金レートが前より改善されていると思っていたのだが、ちょうど出張のときに円安に触れたので、換金レートは1台湾ドルが3.4円程度だった。それでも前に来たときは1台湾ドルが4円くらいだったからマシな方である。

円高基調は日本へ行く台湾人旅行者を泣かせていたが、ここへ来ての日本経済の先行き不安による円安を哈日族(日本好きの台湾人)が注目していると台湾版のYahooが今日になって記事にしていた。

台北に半日いて、中国人ほどではないがいろいろ買い物をしてきた。台湾人歌手のCDやポスターを買い、廣富號という帆布カバンのブランドの店でもまとめ買いした。廣富號のカバンは本当によく買うので、嫁さんは店員に覚えられているほどだった。毎回、嫁さんが行くたびにLINEのビデオ通話でアレコレ話をしているので、店員が「また来たね」と話しかけてきたそうな。
それで、嫁さんが店に顧客登録したら、今月誕生日だった嫁さんにバースデーカードと誕生日月割引のお知らせが台湾から来た。それを持って行ったおかげで25%引きで変えた。日本からお得意さんが来ることはあまりなさそうなので店員も驚いている様子だった。

買い物をしたり、B級グルメを食べたり、私は台湾をかなり満喫できる。清潔感が足りない屋台が苦手でも、小洒落た店はいくらでもあるので食うのにも困らない。
この前のゴールデンウィークは、日本人の海外旅行先で台湾が1位だったという。2位はハワイらしいが、ハワイよりもずっと近いし、価格もお手頃なので旅行には向いている。台北はもちろん、他の都市でも日本人観光客慣れしている人が多いので問題が起こりそうなことはまずない。

台湾で日本人旅行客がジワジワと増える一方、一気に減ったのが中国人観光客である。台湾で蔡英文総統が誕生し、民進党が政権を握って以来、中国からの観光客が急激に減った。2008年に中国政府が台湾旅行を中国人に解禁し、中国人には台湾への「大陸居民往来台湾通行証」を出すようにした。その通行証がパスポートの代わりとなり、それがなければ中国人はパスポートがあっても台湾に渡ることができないのだが、中国政府がその発行を渋りだし、申請書類を増やしたうえに発行するのも遅くしたので新たに台湾に行こうと思ってもなかなか行けなくなったらしい。
その影響をもろに受け、台湾では中国人観光客がすでに3割減だという。

実際、桃園国際空港の第1ターミナルに着いたとき、以前は中国人観光客がいっぱいで、入国審査に数十分待たされたが、今回は誰ひとりならんでいなかった。SIMを購入する空港のカウンターは中国人観光客で溢れかえっていたが、誰もいなかった。
ゼロになったわけではないので、時間帯によっては中国人がいるのだろうが、以前はいつ行っても中国人だらけでウンザリしていた。特に第1ターミナルは中国の格安航空の乗り入れが多く、質の悪い中国人ばかりだった。

そういうのが減るのかと思うと、中国人観光客の現象は台湾にとっては痛手かも知れないが、よその国の観光客には歓迎である。

以前泊まったホテルでは、ビュッフェ形式の朝食が中国人とそれ以外で分けられていた。中国人は別の部屋で別のものを食わされていた。
今回泊まった別のホテルも同じことをしていた。

台湾は2008年に中国人観光客を受け入れるようになって以降、自分たち台湾人と中国人が全然違うことを知るようになった。食事のマナーも悪ければ、礼節も知らない。順番には並ばず、空港のロビーで子供にウンコをさせる。
そんな中国人を商売として受け入れはしたが、心の底からは受け入れられないし、ほかの外国人にも会わせることができないと考えているのだろう。

だから、中国人観光客が減ることは台湾にとってはプラスと考えた方がいい。蔡英文にもっと頑張ってもらい、中国人観光客をゼロにしてもいくらいだ。少なくとも、他の国の観光客はそう思っている。

日本人などは台湾で爆買いをしない。せいぜい小洒落た小物やちょっと高い台湾茶やパイナップルケーキを買うくらいだろうが、そういうのをもっと増やすようにするしかない。
中国人という毒饅頭にいつまでも頼りきっていると、性根から腐ってしまう。

それは、日本にも言えることである。

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私は他人には厳しい方だと思うのだが、最近はあまり厳しくなくなってきたように自分でも感じる。「もうええやんか」と思ってしまうことがよくある。

例えばベッキーについてだが、ネットでは未だにバッシングの声が大きい。実際は多くの人が「どうでもいい」と思っていて、自分もそうなのだが、あまりにも叩かれているのを見て可哀相になってしまう。さすがに「もう勘弁してやれや」と思わずにはいられない。
ベッキーはゲス男に騙されて恋愛にのめり込み、会見でウソをついてテレビとラジオのレギュラーをすべて失い、CM契約もすべて失った。十分すぎるほど罰は受けたし、本人は謝ってんだからもういいじゃないかと思わずにはいられない。
ベッキーを叩いている人はなにが憎くて叩いているのだろうか。

ただ、小保方晴子みたいなヤツは許せない。瀬戸内寂聴と対談して、そこでも自分が被害者であることをアピールしていたが、あいつは加害者である。自分の非を認めず、謝ろうともしないヤツは嫌いだ。

では今話題のオバマ大統領ならどうだろうか。広島訪問を実行したオバマ大統領について、韓国人被爆者やその支援者らがキレているわけだが、そもそもの話としてオバマ大統領が原爆を投下したのではないのだから許せる、許せないの話ではない。
オバマ個人ではなく、アメリカの大統領としても謝罪させたり、許すか許さないかこちら側にあるとか思う気にもならない。原爆投下は明らかに一般市民の虐殺行為であり、かつ人体実験でもあった。ただ、アメリカは戦争に勝った。日本は負けた。戦争は勝てば官軍であるから、勝った側はいくらでも正当化することができる。「戦争を早期集結させるため」と言われればそれで終わりだ。

アメリカが「すまんかった」と謝罪するのに越したことはないが、そんなこと逆立ちしてもするわけがない。そんななか、オバマ大統領はアメリカ国内で反対意見もあるなか、広島を訪れた。
直接の謝罪などなかったが、日本人としてオバマ大統領の意図をなにかしら汲むことはできた。

原爆資料館を訪れた際、白血病で死んだ女の子が折った折り鶴の展示の前で自分が折ってきたという和紙でできた折り鶴を取り出し、同行した小中学生に手渡したのだという。
資料館の見学時間は短かったが、その後の核廃絶などを訴えたスピーチは17分も行っていた。
また、スピーチ後に行われた被爆者との対話で、握手した手を話さずに真剣な眼差しで対話し、別の人とは抱擁していた。

アメリカの大統領として謝罪はしないが、なんとなく原爆使用への後ろめたさのようなものがあるように受け取れる。そうでなければ、広島に来ることもないだろうし、真剣なスピーチをすることもないだろう。被爆者に会うこともなかろう。

オバマ大統領は核廃絶を訴えただけでノーベル平和賞が貰えたジョークのような存在だと思っていたが、彼は思っているより悪いヤツではなく、寧ろいいヤツに思えてきた。
私は単純で、厳しさが足りないのだろうか。

そんななか、平岡敬という元広島市長が毎日新聞でオバマ大統領を厳しく叩いていた。

【毎日新聞】米大統領広島訪問 平岡・元広島市長「何をしに来たのか」 (5/27)

「原爆を使った過ちを認めないのなら、何をしに広島に来たのかと言いたい」とのことだが、こいつは誰かが全部口に出して言わないと分からないのだろうか。料理の腕を男に振るって「おいしいと言ってくれないと分からない」とキレている女のようである。
仮にオバマが原爆投下についてまったく悪くないと思っていたとしても、アメリカ大統領としての広島訪問を少しくらい評価することはできないのか。

この平岡敬という人物は、テレビのインタビューでは「謝罪と補償、再発防止」を訴えていた。
分かりやすい格好で土下座し、カネを支払い、二度と過ちを犯さないことを確約させる。そこまでして初めて評価してやれる。どこぞの韓国人みたいではないか。
ただ、それをやったところで、「誠意がない」「謝罪が足りない」「カネも足りない」などと言い始めるだけだろうが。

世の中には厳しすぎる人が結構いる。
そういうヤツがいろんなものごとの妨げになっている。

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飛行機の定期航空便には複数の航空会社がひとつの便を出す共同運航便(コードシェア便)というのがある。個人的によく聞くのがスターアライアンスという航空連合に所属している航空会社の便で、台湾行きの全日空の便だと思っていたら実はエバー航空だったなどというものがよくある。
ピーチやジェットスターのような格安航空(LCC)に比べたらエバー航空でも構わないが、日本人のCAが少なかったり、サービスがちょっと悪かったりするので損した気分になる。

日本航空はワンワールドという航空連合に所属しているが、それとは別にエールフランスや大韓航空とも提携している。「JALだと思ったら大韓航空だった」ということも頻繁にある。

3月に韓国出張に行ったとき、会社で航空券を手配したら、「JAL便がなかったので大韓航空になります」と言われて仕方なしに大韓国空にしたのだが、搭乗するときにJALと大韓航空の共同運航で、大韓航空のボーイング777に乗ることが分かった。
同じ日程で行っていた関連会社の人はJALでチケットを取ったのに、乗る飛行機が同じであった。共同運航でもチケット代は航空会社で異なる。同じサービスを受けるのに値段が違うとはなにごとかと思うが、JALで買ったのに大韓航空だったガッカリ感は計り知れない。
チケット予約のときによく見たらいいのかも知れないが、会社や他人に頼んでいるとこういうことはよくある。

昔、「オレは大韓航空に乗らないからJALにしろ」と航空券を手配する総務部門にキレている上司がいた。以前のエントリで書いた、課長になった途端に横暴になったアホな上司だ。
大韓航空はソ連に領空侵犯して撃ち落とされたり、金賢姫に爆破されたイメージが強い。
JALやANAの方がいいに決まっているが、実際はそれほど悪くもない。日本に就航しているボーイング777は設備がいいし、たまにLCCのようにエアバスのA320になっても座席間隔は広いし、座席のモニタもある。
それは分かっているのだが、感情としてできたら日本の航空会社の方がいいように思えてしまう

最近でも幹部がナッツリターン事件を起こすなどやはりイメージはよくないし、今日になって羽田空港で金浦空港行きのボーイング777が離陸直前に左翼エンジンから火を吹いた。
乗客319人は緊急脱出させられるハメになり、羽田空港発着便にめちゃくちゃな遅れが出た。
離陸の滑走中だったからよかったものの、離陸直後だった場合は万が一のことがあったかも知れない。

こんなことがあると大韓航空の整備が怪しく思える。それに韓国の航空会社はアシアナ航空が起こした事故のように、パイロットといえども上下関係が厳しく、飛行機が墜落する間際になっても後輩パイロットが先輩パイロットに口出しすることができない。複数で操縦している意味がなく、パイロットが事故を起こしやすいで仕事をしているのは間違いない。整備士だって似たようなものではないのか。

それに大韓航空に乗ると不愉快なものを見せつけられる。座席の前に取り付けられたモニタに航路を表示させると、そこにわざわざ日本海に浮かぶ「Dokdo(独島)」の表記を入れてくる。韓国に不法占拠されている竹島のことであるが、日本人にこんなものを見せつけるとは失礼極まりない。
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しかも、共同運航だとJALでチケットを取ったのに、大韓航空に乗せられて「Dokdo」を見ることになる。JALはこれを問題と思わないのか。
ANAだと共同運航便でアシアナ航空になる可能性もあるが、これも恐らく似たような「Dokdo」表示の地図が出るのではないか。

日本の航空会社は、韓国の航空会社と共同運航便を出さない方がいい。事故云々の話もあるが、日本人としての矜持があるのなら竹島問題について黙っていてはいけない。

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伊勢志摩サミットを開催するにあたり、参加国である先進7か国の首脳が伊勢神宮を訪問した。伊勢神宮は日本の神社の頂点にある神社だけあって、威厳と風格に満ちた神社であり、各国首脳のみならず、サミットについて報道する海外にもいいアピールになったと思う。

伊勢志摩サミットに先駆けて、昨日25日(水)には日米首脳会談が行われ、予定の30分を大幅に超える1時間ほど安倍首相とオバマ大統領が話し合ったという。その多くが沖縄の問題だったそうだ。
基地問題で揉めている沖縄で元海兵隊員が日本人女性を殺害したために沖縄で不満が噴出しているのだから仕方がない。

会談で安倍首相はアメリカに「断固抗議」したという。それが本当かどうか知らないが、オバマ大統領自身も元米兵で現在は米軍基地で働く軍属である男が日本人女性を殺害したことについて謝罪していた。
正直なところ、軍属といっても米軍基地に出入りしているだけの元米兵であり、オバマ大統領に責任があるとは思えないのだが、米軍はもちろんアメリカのトップとして、アメリカ人を代表して謝罪したのであろう。

トップにいるということはそういうことだ。日本では責任も取らず、謝罪もしないトップが多いが、少しくらい改めた方がいい。
マイナンバーカードを発行する地方公共団体情報システム機構で繰り返されたシステムトラブルによってマイナンバーカードの発行が大幅に遅れたわけだが、運営責任者である理事長はなんの責任も取らされず続投されるという。
責任者というのは、問題が起こったときに謝罪したり、責任をとって辞任するためにいる存在であり、ロクに仕事もしないのに高給取りなのはそれがあるからなのに、その仕事が全うされないということはどういうことなのだろうか。

サミットにまつわる謝罪といえば、オバマ大統領の広島訪問に合わせて韓国人被爆者が広島にやって来るという。目的はオバマ大統領への謝罪要求だ。
サミットになんら関係ない韓国は、これまでにオバマ大統領の広島訪問という日米間のことに口を挟んで文句ばかり言ってきた。韓国に対しなんら言及されておらず、もちろん謝罪もないことについて不満があるらしく、リッパート米駐韓大使にオバマ大統領への書簡を渡そうとしたが面会してもらえなかったので、直接広島に行ってオバマ大統領に因縁を付けるのだそうだ。

リッパート米駐韓大使は韓国国内にて韓国人の暴漢に襲われて顔面の半分を刃物で切られて口裂け状態になったが、憤っている韓国人被爆者に遭うとまた顔を切られると思ったのだろうか。それともオバマ大統領にそんな書簡渡せないと思ったのだろうか。
いずれにしても、厳戒態勢の広島でどのようにしてオバマ大統領に書簡を渡し、謝罪を求めるつもりなのだろうか。韓国では被害者を名乗れば大統領より力を持てるかも知れないが、よその国ではそうではないのだが。

それにしても、まったく無関係の国である韓国がしゃしゃり出てくる恐ろしさを改めて感じる。韓国人がいうには、韓国人被爆者は日韓基本条約の補償対象外だから謝罪も賠償も要求する権利があるらしい。従軍慰安婦の問題とまったく同じだ。
本当に恐ろしい国である。

また、韓国の左派系新聞であるハンギョレには、日本人の多くが韓国人被爆者になんら配慮せず、オバマ大統領に対して謝罪を求めているという記事を掲載していた

【ハンギョレ】韓国人被爆者への配慮なく米大統領に謝罪求める日本 (5/24)

まず日本人がなぜ日米二国間のことに対して韓国に配慮しないといけないのか理解できないが、それを置いたとしても、「日本人の多くがオバマ大統領に対して謝罪を求めている」という内容も理解できない。
記事には以下のようにある。
だが「謝罪は必要ない」という意見も現実的な妥協論に過ぎず、本心では謝罪を必要とする意見が圧倒的多数だった
「表面上は謝罪を求めていないが、内心では謝罪を求めている」という内容で、これが大多数の日本人の意見だとされているがなんの根拠もなく、ハンギョレの記者による推測、希望的観測でしかない。推測を元に「韓国になんの配慮もせず日本人も謝罪を求めている」というでっち上げを記事にするのだから、韓国のマスコミの程度が知れるというものである。

実際、広島と長崎の被爆者115人に対する時事通信の調査によると、78%が「謝罪は不要」と回答したという。当事者である被爆者ですらこうなのだ。どの日本人の圧倒的多数がオバマ大統領に謝罪を求めているというのか。

サミットのことについて、なぜかことあるごとに韓国が割り込んでくる。特にオバマ大統領の広島訪問について、「日本に被害者面させるな」と主張し、「韓国に謝罪しろ」とまで言い出して日本に乗り込んでくる。
ハンギョレは、G7首脳の伊勢神宮参拝についても靖国神社のことまで持ち出して「天照大神を祀る伊勢神宮への参拝は政教分離に反する」と文句をつけていた。
まさにモンスターである。
そのうえ、自分たちがモンスターであることを薄れさせるため、「日本人の圧倒的多数も原爆の謝罪をアメリカ大統領に求めている」などとウソをつく。

今度のサミットのおかげで、無関係の韓国が改めてモンスター国家であることを知ってしまった

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