日曜の朝、8時くらいに起きると大体「サンデーモーニング」を見てしまう。TBS系列で放送されているこの番組は、極左反日番組ともいえる情報番組で、出演者が日本に対して文句を言いまくりで、朝から胸糞悪くなるテレビ番組なのだが、ついつい見てしまう。見たくないのにグロ動画を見て、不快な気分になるのと似たようなものだろうか。
番組では本当に文句しか言っていなくて、在日韓国人の姜尚中が政治や社会に文句を垂れ、同じく張本勲が野球以外のスポーツにまで口出しして文句を垂れる。朝から韓国人のジジイどもが文句を言い、視聴者がそれをありがたく拝聴するというコンセプトである。
今日は、コメンテーターに青木理が出ていた。サヨクジャーナリストで、反安倍を掲げて日本会議に属する保守系議員を叩きまくり、最近ではサヨク連中がいう「共謀罪」に反対する記事をメディアに書きまくっている人物だ。
そいつが、アメリカ海軍の空母カール・ビンソンに触れ、「空母は護衛艦などに守られているわけです。日本国憲法では他国に対する威嚇も禁じられており、憲法違反です」などと言っていた。
アメリカ海軍がどうして日本国憲法に縛られるのかよく分からないが、日米安保に基づいてアメリカの空母打撃群を自衛隊が護衛してはならないということなのだろうか。
北朝鮮が周辺諸国に威嚇どころか恫喝するのはよくて、アメリカや日本が威嚇するのはダメだと出演者が文句を言うのがサンデーモーニングである。
サンデーモーニングの見どころは、最後の「風を読む」のコーナーだ。日本最強レベルの極左情報コーナーで、サヨク連中の思考回路がよく分かる。
今日はまたもや「共謀罪」の特集だった。
アメリカ国家安全保障局 (NSA) や中央情報局 (CIA)の元職員だった エドワード・スノーデンについて、アメリカの秘密を暴露した勇気ある人物だと持ち上げ、そのスノーデンがアメリカが開発したインターネットの監視システムであるXKEYSCOREをアメリカが日本にも提供していたと報じていた。
そのうえで、日本はすでに街中に監視カメラがあるような監視社会で、大分県警が捜査のために盗撮をするとか、警察が令状なしでGPSを容疑者などの車に取り付けることを行き過ぎた監視だと批判し、このままでは日本はなにも言えない社会になってしまうとした。
VTR終わりに出演者全員で「共謀罪」を批判した。
青木理は朝ナマで「多少テロが起きても、市民のプライバシーは守られるべき」だと主張するような人物で、市民の安全よりもプライバシーが優先されるというテロリストや犯罪者の立場でモノを言う恐ろしいジャーナリストであるが、さすがに今度はそこまでは言わなかった。
姜尚中は「普通の人は自分は関係ないと思うだろうが、そうではない」と主張していたが、なにがそうではないのかがよく分からない。もし仮に政府が私のブログやらSNS、メール、ネットの検索履歴を探っていたとして、「しょーもな」で終わるだろう。
言論の自由が侵されると萎縮するのはサンデーモーニングに出演し、「市民のプライバシーのためならテロくらい起きてもいい」などと発言するようなヤツだけではないのか。
番組ではスノーデンのことをやたらと持ち上げていたが、アメリカが本気になればスノーデンくらい暗殺することができるのではないか。スノーデンが好き勝手に情報を小出しできるのは、アメリカが取るに足らないと思っているからか、殺してまで発言を封じようとしないからか、或いはロシアに匿われているからだろうか。
スノーデンが隠れているロシアは、元諜報員など都合の悪くなった人物を国外であろうがところ構わずポロニウムなどで殺害するような国だ。プーチンを批判した有力者がなぜか死んだりする恐ろしい国である。
そんなロシアに匿われ、言論の自由を訴えるスノーデンがいて、それを持ち上げる日本のバカみたいな番組がある。
その番組に出演した青木理がどれだけ安倍首相のことを批判しようが、なにもされない。「日本でちょっとくらいテロが起こってもいいじゃないか」とテレビで発言してもネットで批判されるだけ。
この言論の自由が「共謀罪」の設立によって変わるのだろうか。とてもそうは思えない。「国民が萎縮する」などと言うが、萎縮するのは日本のことを悪くしか言わないような連中だけではないのか。「国民のため」とか言いながら、結局は自分がビビらないようにしたいだけのお為ごかしではないのか。