先っちょマンブログ

2017年12月

20171231-1

2002年に結婚して、9月にハワイに新婚旅行に行った。そこで結婚式も挙げたりしていろいろ思い出があるのだが、新婚旅行にまつわる思い出以外に強烈に覚えていることがある。
ちょうど当時の小泉純一郎首相と金正日による日朝首脳会談1回目が行われていた時期で、ハワイにいる間もなんとなく気になっていた。最終日の帰国する日、シェラトンワイキキのスイートに泊まっていたので、サービスで毎朝現地発行の読売新聞を入口のドアの下に差し込まれていたのだが、帰る準備をしながらその新聞の1面を見て衝撃が走った。金正日が日本人拉致を認め、日本政府が認定していた4人の被害者に加え、把握されていなかったひとりを加えた5人が生存しているという内容だった。

当時、北朝鮮の拉致問題を厳しく追求していたのは大阪のテレビ局と産経新聞など一部マスコミだけで、朝日新聞のように北朝鮮を悪く言わないマスコミも珍しくなかった。どうなるのかと思っていたが、金正日が日本人拉致自体を認めるとは思わなかった。日本側が認定している被害者全員を認めてはいないが、それでも拉致自体を認めるとは予想外だった。よほど日朝国交正常化をして、賠償金をふんだくったうえで、日本と正式に貿易がしたかったらしい。

拉致被害者5人の生還に繋がったという意味で、日朝首脳会談の意義は大きかったが、それ以上に金正日に日本人拉致をゲロさせたことは素晴らしかった。北朝鮮がどれだけ悪逆非道な国であるかを世間に知らしめることができた。かつて北朝鮮を泥棒もハエもいない地上の楽園と褒め称えた朝日新聞はぐうの音も出なくなった。
それまで、テレビで誰かが「北朝鮮」と発言すると、必ず字幕スーパーで「北朝鮮=朝鮮民主主義人民共和国」と表示されていた。朝鮮総連などからの略称を使うなと抗議され、それにテレビ局が屈服していたからだ。だが、北朝鮮のような悪の枢軸国家に気を遣う必要がなくなり、朝鮮総連も世間に口出ししにくくなってその慣例がなくなった。
今では、M-1グランプリで金正恩が笑いのネタで使われるくらいになった。かつての日本なら、朝鮮総連からの抗議や報復テロを恐れてそのようなネタは絶対に放送されなかったに違いない。

とにかく、日朝首脳会談のインパクトはすごかった。会談前から拉致被害者の生存は認めてくるなど、大きなニュースになることは間違いないと見られていたが、予想以上に大きなニュースになった。新聞の1面から社会面までほぼ全部北朝鮮関連のニュースだったと言っても過言ではないくらいだ。

このような大きなニュースがあると分かっているとき、狡猾な企業は絶対に見逃さない。ニュースのリソースの多くが持って行かれることを分かっているため、そこを狙って不祥事の発表を行う企業があるのだ。
事実、日朝首脳会談にあわせて不祥事を発表し、記者会見にどこの新聞も来なかったとか、内容がベタ記事として扱われた企業があったと週刊誌に書かれていた。
不祥事発表せねばならなくなった企業は、日朝首脳会談のように確実にメディアで大きく取り扱われるニュースにあわせたくなるのだろう。ずるいが、その気持ちは分からないでもない。

これと同じような感じで、あまり注目されていないことの公表や実行をなにかのイベントにあわせることがある。新聞休刊日を狙ったり、盆暮れ正月の時期を狙う。特に年末年始はニュース番組やワイドショーがなくなり、人々があまりニュースに注目しなくなる。今ではネットでニュースをいくらでも見られるが、それでもニュースに注目する人が激減するのは間違いない。
だから、芸能人は今の時期を狙って離婚を発表するし、結婚でも注目されたくない芸能人は年末年始に発表する。運がよければほとんど話題にならなかったりする。企業も例えば今年なら12月29日あたりに不祥事を公表しておけば、注目されずに済むかも知れない。

芸能ニュースや企業の不祥事あたりならいいが、日本の周辺国の不穏な動きが年末年始に起こらないかがいつも気になる。中国のみならず、中国文化圏の韓国や北朝鮮は元日だけが祝日で、年末年始は普通に仕事ウィして普通に生活している。自分たちは普段通り生活し、日本人がのんびりしている時期になにかあるかも知れない。
北朝鮮が新年の景気づけに日本を飛び越す弾道ミサイルを撃つかも知れない。中国が尖閣諸島に侵攻してくるかも知れない。韓国の大統領が日本を侮辱する反日発言するかも知れない。尖閣諸島侵略ならともかく、ミサイルや反日発言のような日常茶飯事となったことだと、この年末年始日本でまともに報道されず、ほとんど注目されないかも知れない。

これまであまりそのようなことはなかったが、いい加減そろそろどこかの国が気づいてなにかやってくるかも知れない。
年末年始、よくないニュースがなければいいのだが。

20171229-1

2003年にNHKのBSで放送された韓国ドラマの「冬のソナタ」は日本における韓流ブームのきっかけになった。長らく続いた韓流ブームに楔を打ち込んで終わらせたのが、2012年8月の李明博大統領の行動だった。
李明博は8月10日に竹島に不法上陸して日本を挑発したあと、14日には天皇陛下について「韓国に来たければ足を縛って跪いて謝罪しろ」と発言した。
足を縛って跪かせて謝罪させるのは中国や韓国などの儒教国家で罪人に謝罪させる方法である。つまり、罪人である今上天皇は謝罪をしないと韓国に入国させてやらないということだ。

韓国人はアホなので、支持率の落ちた大統領が反日発言をすると支持するようになる。李明博の言動が韓国国内に与えた影響はいかほどか知らないが、日本に対しては効果が絶大だった。特に今上天皇に対する侮辱発言に怒りを覚えた国民が多かった。終戦当時中学生だった天皇陛下を罪人扱いしたうえで、韓国に行きたいと言っていないのに、なぜ跪いて謝罪して韓国人から許しを得ないと韓国に行けないのか。
今の天皇は政治的な権力をまったく持っておらず、憲法上は国民の象徴となっている。首相や日本政府に謝罪を要求するならまだしも、天皇に謝罪を要求するということは、日本国民全員が罪人であることを認めたうえで、韓国に土下座をしろということでもある。

天皇への侮辱発言が日本人の琴線に触れ、大きな反撥を食うことを韓国政府はこのときに理解したようだ。それ以降、天皇に対して一切文句を言わなくなるが、ときすでに遅し。韓国への反撥が高まり、韓流ブームは一気に下火に。日本人観光客も激減した。韓国メディアは円安ウォン高が原因だとしていたが、それだけが理由ではない。

いずれにしても、これがきっかけで天皇陛下の訪韓の芽が摘まれてよかった。韓国の市民団体のなかには、この騒動があってもまだ天皇陛下に謝罪を求める声がたくさんあり、天皇陛下が訪韓しようものなら、愛国烈士を気取った安重根みたいなテロリストに殺害されるかも知れない。
アメリカの駐韓大使が頬をナイフでざっくりと切り裂かれた事件があった。皇族はもちろん国の要人も韓国なんぞに近寄らない方がいい。

安倍首相が2月の平昌五輪に出席するかどうかが注目されていたが、やはり出席しない方向で決まりそうだ。日韓の複数のメディアが政府筋の情報として、「出席は難しい」としているという。表向きは国会があるから云々となっているが、実際は慰安婦に関する日韓合意を覆そうとしている韓国政府のやり口に対しての措置だろう。
その方が懸命である。フランスやカナダのトップが来るとはしゃいでいる韓国に恥をかかせることができるが、それより今の韓国に行けばなにをされるか分からない。五輪会場はテロに最大限の警戒をしているだろうが、安倍首相が標的になる可能性があるだろうし、韓国がテロを許したことでいくらか恥をかいたとしても、「安倍が死んでよかったからプラス」と普通に言いそうな国だからだ。

今の日韓関係は、かつてないほど冷え込んでいる。李明博や盧武鉉のときよりもずっとだ。文在寅という強烈な反日大統領が誕生した結果である。
「国民が納得していない」と言って反故にしようとし、合意に関して30年非公開にするはずだった内容を2年で勝手に公開した。
中国に対しては絶対にこのようなことはできないのに、日本に対してはなにをやってもいいと思っている。日本は相当舐められている。日韓合意をどうするのか訊かれた文在寅は、対応は平昌五輪後に出すとした。先延ばしして、安倍首相や日本の政府要人を越させ、五輪の賑やかしに利用したあとで合意破棄や再交渉をするつもりなのだろう。

日本が拠出した10億円を47人中36人の自称慰安婦や遺族が受け取っていることを韓国人や世界中の人にほとんど知られていない。韓国政府は政府間の合意は一方的に破っていいと考えたり、非公開の取り決めを勝手に公開していいと考えている。日本政府はそれらをもっと世界に発信すべきだろう。それ以上に日本国内にもっと発信すべきだ。そうなればもっと嫌韓が進むだろう。

この際、韓国政府は平昌五輪後の2月に日韓合意を破棄して、安倍首相に足を縛って跪いての謝罪を求め、賠償金を追加で1兆円くらい求めたらいい。そうなれば決定的な日韓関係の破綻になる。
韓国の保守的メディアは、そんなことをすると本当に日韓関係が取り返しのつかないことになってしまうと危惧しているが、困るのは韓国であって日本ではなかろう。
世の中には隣国とは仲よくした方がいいと主張する人がいるが、そんなことはない。隣同士仲の悪い国など山ほどあるし、そもそも仲よくして貰うためにこちら側はありえない譲歩などする必要はない。

今年の紅白歌合戦には、何年かぶりにTWICEという韓国の女性アイドルグループが出演する。韓国、日本、台湾出身者の混成グループだ。中国で活動するために台湾出身のメンバーに「私は中国人です」と泣きながら謝罪させた動画を公開した卑劣な芸能事務所に所属している。
日韓関係がここまで来てしまうと、来年からK-POPのアイドルが紅白歌合戦に出ることはまたなくなるだろう。ほかの歌番組にも出なくなればいい。

正直、日韓関係が冷え込めば冷え込むほど喜ばしいし、破綻すれば清々しい気持ちになれる。このまま、文在寅が日韓関係をめちゃくちゃにぶち壊してくれることを期待してやまない。

20171228-1

年の瀬に最悪なことになってしまった。
昨日なんか熱っぽいと思いながら家に帰って体温を測ったら38℃あった。「これはもしかしてインフルエンザではないか」と思い、寝室から布団を自分の部屋に移して早めに寝たのだが、夜中に体温を測ったら39℃を超え、明け方には40℃近くになってしまった。

「これはさすがにヤバい」と思い、普段風邪をひいてちょっと熱が出たくらいでは病院に行かないのだが、病院に行って診察を受けた。インフルエンザA型に陽性だった。
私の勤め先は今日明日も仕事があるのだが、当然休み。私が働いているフロアで私が初のインフル患者になってしまった。2つ下のフロアでインフルエンザが大流行していると聞いたばかりだった。

顧客から製品トラブルの問い合わせが来ているそうでウンザリするが、休み明けの来年9日に回答すると他の人に返してもらった。なんらかのトラブルを抱えたまま越年するのは気持ち悪いが仕方がない。勤務記録も今年中に出せと言われているが、できないので同僚にやってもらった。

いろいろ最悪であるが、不幸中の幸いで、本当の年末、正月にインフルエンザにかからなくてよかった。年末年始は31日(日)から4日(木)が休みの病院が多い。こんなときに40℃の熱が出たら救急病院に行くしかない。
インフルエンザ用の吸入薬であるイナビルと解熱用の頓服薬10回分、鎮咳や痰を切る薬を長めの8日分もらった。イナビルは帰宅後すぐ吸入し、頓服を飲んだら38℃台に下がったが、今また40℃くらい出ている。

40℃も出ているのにブログを書いているなんてアホかと思われるだろうが、私は比較的熱に強く、昔正月に横浜に遊びに行って、42℃出ていてもマクドナルドでビックマックセットを食った。深夜バスのチケットを手配していたので、新幹線で帰るのがもったいなくてバスの時間まで粘ったのだ。
普通、高熱が出ると食欲が増えて体重が減る人が多いと思うが、私は40℃あってもモリモリ食べられるので、逆に動かず食べてばかりなので太る傾向にあるくらいだ。

だから暇なのでブログを書いている。今は風邪をひいて寝込んでも、タブレットでYouTubeやアマゾンプライムの動画を見たりして、暇つぶしがいくらでもできる。昔は本を読むか、何度も読んだ漫画をまた読むくらいしかできなかった。
そのうち熱が少し下がれば、年末が2日しかないので掃除が全部できるか心配だったのだが、できるようになると思う。

人生2度目のインフルエンザ罹患であるが、感染率の高いA型なので注意が必要だ。嫁さんに移ってしまう可能性がある。
昨日の段階で寝る場所は別々にし、今日から完全に私は隔離状態だ。
インフルエンザは空気感染よりも飛沫を触ったり、感染者が触ったものをほかの人が触って感染することが殆どだという。だから、極力接触はさけるようにした。我が家は狭いのに1階と2階に洗面台とトイレを設けたが、大正解だった。私は自室の前のトイレを使い、嫁さんは1階のトイレを使う。また、しょっちゅう手を洗い、部屋から出る場合はアルコールを入れたスプレーボトルで手を消毒してから1階に降りるようにしている。その際、極力ものを触らないようにする。
今さら手遅れかも知れないが、やらないよりはいい。隔離して2~3日、家族が発症しなかったら大丈夫であるそうだ。

ただ最悪なのが、年末年始にいろいろ録画したテレビ番組を一切見られないということだ。私も嫁も年末年始のバラエティ特番が大好きなのだが、1週間は隔離が必要だから、正月の3日か4日まで一緒にテレビを見られない。マスクをして、手を消毒し、リビングで離れた場所に座っていれば大丈夫かも知れないが、録画したものがどんどん溜まっていくのが歯がゆい。

どこで感染したのか知らないが、とにかく最悪な年末年始を過ごすことになってしまった。インフルエンザだけは本当に気をつけねばならない。

20171227-1

慰安婦に関する日韓合意から2年になろうとする12月28日に先駆け、5か月にわたって日韓合意について調査していた韓国政府のタスクフォースが結果を発表した。当時の朴槿恵政権と被害者との意思疎通がかなり不足していたという内容だった。
調査結果では「被害者が受け入れないかぎり、政府間で慰安婦問題の最終的・不可逆的解決を宣言しても、問題は再燃するしかない」と結論づけており、民意が外交的な合意や国内法規を上回るという"人治国家"であることを証明した格好になる。

自称慰安婦の連中や国民の意見を取り入れなかった合意なのだから蒸し返されて当然となっているが、それは韓国国民が選んだ大統領が決めたことではないか。自分たちの代表がやったことなのに、その責任の一端を日本にも押し付けてくる。これほどメチャクチャな話はない。
韓国は大統領がなにも決められず、国民から意向を伺って政策の舵取りをせねばならないというのなら衆愚政治でしかない。大統領になんの権限も与えず、あらゆるものごとを国民投票でもやって決めるしかない。

韓国政府はこの調査結果をもってして、平昌五輪後に日本政府に対して合意の見直しの働きかけや合意破棄の通告をしてくるのであろう。分かっていたとはいえ、いかにも勝手な主張に閉口してしまう。

調査結果には非公開の合意内容も含まれている。非公開としているのに勝手に公開するのもどうかと思うが、それには韓国政府が大使館前の慰安婦像の移転に努力し、第三国での追悼碑の設置を支援せず、性奴隷という言葉を使わないとあったそうだ。韓国側が日本側の要求を飲んだ形であるが、その約束は一切守られてない。韓国にとって国家間の約束などあってないようなものなのだろう。
このような合意は韓国が勝手に破棄するに決まっている。

慰安婦に関する日韓合意は2015年の年末、ごたごたしている最中に電撃的に行われ、日本が慰安婦に関する非を認め、韓国に10億円支払うという内容だったから日本人にとっても噴飯モノの合意だった。納得のいかない合意であるものの、現実的に見れば慰安婦問題が「最終的かつ不可逆的に解決」され、しかも実質的に賠償金でありながら10億円の支払いで済んだのだから、外交上で見れば安倍政権の大勝利だったのだろう。
なぜなら、この日韓合意が韓国を苦しめているからである。

韓国側としては、慰安婦をネタに未来永劫日本から謝罪と賠償を引き出すつもりだったのに、最終的かつ不可逆で解決されたのだからそれができなくなった。だから、得意のゴネ得作戦でゴネてゴネてゴネまくって、勝負がついてからなんとかうっちゃろうという無理筋の話を展開している。
韓国国民の7割が納得せず、自称慰安婦の連中や慰安婦支援団体も納得していないというが、日韓両国の政府が決めた合意であり、韓国の国民がどう思ってようが日本からすれば知ったことではない。前の政権の合意だろうが、国民を納得をさせるのが韓国政府の仕事だろう。
実際、慰安婦の7割超が日本からのカネを受け取っているのだが、カネは貰うが納得していないババアのことなど日本は相手にできない。

慰安婦問題は日本国内の痴漢冤罪事件とよく似ている。一度犯人に仕立て上げられたら終わりである。被害者とされる人物の主張ばかりが受け入れられ、加害者とされる側はいくら無実を訴えても信じてもらえない。慰安婦は戦場で兵士を相手に売春をしていた売春婦であり、日本の官憲に強制連行された性奴隷ではない。にも関わらず国際社会では、日本が罪を認めずにただただ否定しているだけのように捉えられている。ナチスのシンパが「ホロコーストはなかった」と主張するのと同じように見られている。

「慰安婦は性奴隷ではなかった」と否定の証明をすることはできないが、慰安婦問題ではそれが求められている。さまざまな資料を元に証明を試みても、慰安婦を自称する連中があることないこと言えばそれが信じられてしまう。韓国人は「証拠はおばあさんたちの証言だ!」とバカなことを言うが、それがまかり通ってしまう。

どうやっても無実を証明できないから、被害者とされる側を黙らせるためにあらぬ罪を認め、慰謝料、賠償金を支払ったのが日本だ。被害者側の弁護士が交代し、「前の弁護士が進めた和解のことは知らない」と言って、「被害者が納得していないのだから、前の和解はなかったことにしろ」と迫っているのが今の状態。そして、今の弁護士が「書面もない和解など無効だからもう一度やり直し」と言っている。前は問題の解決と蒸し返さないことを口約束したが、今度はその口約束もない。慰謝料だなんだと言って何度でもカネを引き出し、何度でも謝罪をさせようとするつもりだろう。

なんと言われようが、日本は相手にする必要はない。安倍首相は韓国に耳を貸す必要はないし、五輪見学に韓国に行く必要もない。10億円の返還も無視すべきだ。めちゃくちゃ言ってくるクレーマーは突き放して終わり。
菅官房長官の答弁から察するに、政府は間違いなくそうするだろう。そのあとで韓国に一方的に合意を破棄させればいい。韓国は政府間の合意を一方的に破棄する国だと世界に知らしめることができる。戦後の賠償問題で日本から何度も謝罪と賠償金を引き出そうとする姿勢も目立つだろう。

韓国のタスクフォースの調査結果は「大統領と交渉責任者、外交部の間の意思疎通が不十分だったため、被害者の意向重視という政策方向が修正されなかった」ともしている。それは韓国国内の話であって、だからといって日本がとりあう必要などこれっぽっちもない。日本は韓国の対応をスルーするしかない。韓国が勝手に寝言を垂れているだけだ。

今回のタスクフォースの調査結果発表や、今後の韓国政府の対応によってますます日本国内の嫌韓が進むことが予想される。不本意ながらカネまで支払って完全に解決したことをまた蒸し返して、さらなる謝罪と賠償が必要などと言われて誰が「はいそうですか」と受け入れるだろうか。
韓流ドラマやK-POPにうつつを抜かして韓国という国の実態を知らない連中は、韓国がいかほどの国であるかよく知るといい。

韓国人は「韓国の反日は当然だが、日本の嫌韓は理解できない」とよく口にする。「加害者のくせに被害者を嫌うとはなにごとか」という自分勝手な考えである。自分中心の国だから、相手がどう思うかなど関係ないのだ。相手の考えなど察する能力を持ち合わせていない。自分のやりたいように行動し、相手に不快感を与えるのが韓国という国である。
今回、それが改めて知れたし、多くの日本人にもそれを知らしめてくれた。なぜ自分たちが嫌われるのか理解できない連中の相手などする必要はない。

20171226-1

私はメチャクチャ性格が細かいので、人の間違いを指摘せずにはいられない。
テレビはバラエティ番組しか見ないが、バラエティ番組というのは基本的にいい加減に作っているのでおかしなところが多く、気になって仕方がない。

2日(土)に放送された「めちゃイケ」では、昔にやっていた「数取団」の企画が復活してオンエアされていた。
「数取団」は、暴走族の格好をした出演者が順番にモノの単位を答えていくゲームだ。最初にお題があり、数字を1ずつ増やしながら単位を答え、次の人に好きなお題を出す。例えば、最初が「犬」だと、次の人は「1匹」と答え、次のお題を「鉛筆」などと出す。次の人は数字を1増やして「2本」と答え、またお題を出す。この繰り返しで、失敗した人が罰ゲームを受ける。

2日放送の回でいくつか気になることがあった。ひとつは、「ダイヤモンド」というお題に対して岡村が「14個」と答えたら物言いがついて、正解は「14カラット」になったことだ。
ゲームのルールはお題にふさわしい数え方の単位を答えるというものなので、「14カラット」でいいだろうが、「14個」でも間違いではない。

例えばテーブルの上に1カラットのダイヤが14個あったとき、「ダイヤはいくつあるか?」と尋ねられたら普通の人は「14個」と答える。「14カラット」と答える人がいれば変人だろう。カラットは宝石の重さの単位であり、1カラット0.2グラムだが、1個のダイヤモンドに対しての単位はカラットだとしても、複数個あるダイヤの数え方はどう考えても「個」だろう。
これが金の場合、1グラムの金の欠片が14個転がっているとは想像がつきにくく、塊の金を想像するので「14グラム」でいいかも知れない。
しかし、「ダイヤモンド=カラット」はおかしく感じる。出演者が「カラットの方が単位としてふさわしい」と話していたが、それはダイヤモンドが1個しかない状況ではないか。
もし仮に重さの単位が正解なのであれば、「ステーキ」というお題に対して「1グラム」が正解になり、「1枚」では不正解になってしまう。ステーキはダイヤと同じで、数がいくつあるかだけでなく、ひとつが何グラムであるかも重要だが、重さで勘定するか、数で勘定するかは状況によって異なる。

このほか、「ランウェイ」というお題に対して「1本」と答えた出演者が罰ゲームを受けていた。出題者は「単位はメートルだろ」と言う。これもダイヤと同じでおかしい。モデルが歩くランウェイが複数ある会場だった場合、ランウェイは1本2本と数えるのではないか。ランウェイの単位がなぜ長さなのか。
回答せねばならない単位が数なのか、長さや重さ、量なのかがハッキリせず、正解とされる回答の基準である「よりふさわしい単位」が曖昧過ぎる。揉めるのが面白いのかも知れないが、「数取団」ではあとから物言いを付けた方の回答が採用されることが多い。「日本酒」は「1本」「2本」が正解で、「1リットル」や「1升」「1合」は不正解なのか。正解だったりするし、不正解だったりする。

バラエティ番組相手になにを力説しているのかと思われるだろうし、バラエティ番組だから細かいことはどうでもいいのかも知れないが、これが気になって仕方がなかった。
主観で決まる回答というのは受け入れがたい。

10日(日)放送の「ピラミッド・ダービー」では、いまいちパッとしない芸人が占い師の助言に従って行動すれば売れるのかという検証をしていた。占い師はただの詐欺師であり、私は占いなんぞ大嫌いであるが、バラエティのアホみたいな企画なら許せるのでなんとなく見ていた。
「右肘左肘交互に見て」のネタで知られる2700というコンビ芸人が「ザ ツネハッチャン」というクソダサイ名前に変更し、風水師の助言に従って自宅の置物を変えたり、山に登ったりしていた。

助言をいろいろ試したうえで、その結果として売れたかどうかの実証実験が行われた。元々それなりに売れている芸人だから、売れたかどうかをどうやって判断するのかと思っていたら、山手線を内回りに各駅を順に回り、それぞれの駅で5人に声をかけられれば次に行き、24時間で1周できればゴールというロケをして、ゴールできたら売れていると判定されるというものだった。

この企画を考えた担当ディレクターは真性のバカである。占い師の助言に従う前に同じことをやって、占い師の助言実行後に再度検証をして比較するというのならまだ分かる。比較対象もないまま、ゴールできたかどうかで売れたか売れてないかを判断するとか、頭が弱いとしか思えない。
結局ゴールできたのだが、占い師の助言に従う前でもゴールできたかも知れないため、なんの意味もない検証だった。さらに細かいことをいうと、それぞれ1回ではなく最低5回くらいやってゴールまでの平均に時間を比較したいところだ。できれば天候や季節も合わせるべきだろう。

別に学術的な実験ではないから検証方法はテキトーでいいとしても、比較は絶対に必要だ。「この企画にゴールできたら売れているとみなす」という主観的なルールにするならまだしも、占い師のおかげで芸人が売れたかどうかの判断は、相対的な比較をするしかない。
番組では「山手線一周でゴールでき、2700が占いのおかげで売れた」と締めくくっていたが、制作者はもちろん、それを受け入れるスタジオの出演者も全員アホなのかと思ってしまった。

「バラエティだから細かいことはどうでもいい」というのは理解するが、だからといってテキトー過ぎるのはよくない。バラエティのいい加減さがほかのジャンルにも飛び火するだろうから、やるべきことはキッチリやっておいた方がいいに決まっている。常日頃からそういうことをキッチリやっておかないから、やるべきときにできなくて失敗するのである。

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