今日は高血圧の治療で通院する日だったので有給休暇を取って仕事を休んだ。高血圧の治療で通院といっても医師とちょっと話をして2か月分の薬をもらうだけなのですぐに終わる。午後から出勤するのも面倒だし、有給休暇が余っているのでいつも休みにしている。
そうして通院で休む日は昼に外食することになっている。私は外食があまり好きではないのだが、家で飯を作るのが面倒だと考える嫁さんは外食好きで、仕方なく外食に行くことにしている。
ただ、外食といってもファミレスや回転寿司といった庶民向け外食であるが。
今日ははま寿司に行った。はま寿司は平日1皿90円なのでお得な感じがする。
それはさておき、はま寿司のトイレは男性用トイレの小便器に少し工夫がしてある。足下に三角の段が付いていて、用を足すときはかかとで底を踏まないように前に出て立つよう書いてある。かかとで三角の部分を踏んだままだとやりにくいので、自然とそうなる。
注意書きのステッカーを見ると実用新案登録の番号が書いてあり、前に立たせる工夫だけで特許を取ったもののようだ。
はま寿司以外のほかの店でもたまに見かけるが、なかなかいい仕掛けだと思う。
女性にはまったく理解できないと思うが、駅などの公衆トイレの小便器がたまにとんでもないことになっていることがある。50代60代のオッサンのなかには横から見たらポコチン丸見えの遠い位置に立つのがいて、当然そんな歳のオッサンは前立腺が肥大していて小便の勢いもなく、尿切れも悪いので下にこぼす。小便器の下が小便でビチャビチャになっていることがよくあるのだ。
若いのでこういうのを見かけたことがないが、60過ぎのジイさんに多い。なぜ立つ位置を小便器の方に詰めないのか、なぜ横から見てポコチン丸出しにするのか、なぜ床に小便を撒き散らして平気なのかが理解できない。
年寄りは若者がけしからんなどとよく言うが、小便を撒き散らす年寄りの方がけしからん。
若者と年寄りという観点でいうと、若者の方がマナーが悪そうに思えるが実際そんなことはない。結局マナーが悪いヤツには年齢など関係ない。電車で座席に座って足を開くやつは若いのより年寄りの方が多い。単に年寄りの方が電車に多く乗っているというだけではない。若者は自分が足を開いて隣の人の足と当たることを嫌がるが、年寄りは嫌がらない。私は通勤電車で足をきゅっと狭めて座っているが、隣りに座ったオッサンが足を広げ、私の足に当たっていてもなんとも思わないことが不思議でならない。若い女性の足ならともかく、男の足と当たっていてもなんとも思わないくらい鈍感になっているのだろうか。
人の迷惑を顧みない年寄りにはなりたくないものである。
しかしながら、他人に迷惑はかけないように心がけているとはいえ、年寄りになっていっているという自覚はある。髪の毛は白髪だらけで染める必要が出てきたし、鼻毛も白髪だらけだ。
視力も如実に衰えてきた。近眼なので普段メガネをしているのだが、リビングのテーブルでスマホをいじっていて、顔を上げてテレビを見て、番組表を表示させたらその番組表の文字がなかなか見えない。しばらくすると見えてくるようになるが、目の筋肉が衰えてピント合わせの調整機能がトロくなっているらしい。
電車でオッサンオバハンがスマホやガラケーをいじっているのを見かけるが、1画面に20文字くらいしか表示されてねーんじゃないかと思うほど、とんでもないくらい字を大きくしている画面が目に飛び込んでくる。ああはなりたくないと思うが、そのうちそうなるのかも知れない。私は近眼で、そのうち老眼も出てきたら、ちょうどいい距離の文字しか読めなくなる。今はスマホで5インチフルHDが当然だと思っているし、ノートPCであってもパソコンはフルHDは欲しい。
ずっとパソコンの前に座っているが、これまで眼精疲労を感じたことがない。目は疲れにくいが、悪くなっていることは確実だ。
体がいろいろ衰えていくのかと思うとげんなりするが、幸いないことにちょっとずつ変わっていくので変化には気が付きにくい。テレビの小さい文字は少しずつ見えにくくなり、少しずつ体力がなくなり、少しずつ白髪が増えていく。
そうやって、少しずつ小便器から離れていったり、少しずつ足を開くようになったりするのかも知れないが、そうはならないようにだけ気を付けるつもりだ。