仕事で金曜日に現地調査のための東京出張し、終電間際の新幹線で帰った。休日返上の土日出勤で、解析と対策ソフトウェアを作り、客先にリリース。今日月曜日には、また別件の問題で埼玉の北の方に出張だった。

我ながら、惚れ惚れするようなジャパニーズサラリーマンぶりだが、本当に優秀なサラリーマンだったら、トラブルを起こすこともないだろうし、問題解決のスピードも速い。平均以下だとこんなことになる。

出張は嫌いではない。仕事のたまの息抜きになる。移動時間に本を読んだり寝たりできるし、客がキレているトラブル対応でなければ、喜んで行きたいくらいだ。
ただまあ、出張に行ったら、今抱えている仕事が進まないため、結局どこかで帳尻合わせのために無理をしなければならないのだが。

出張は東京と静岡がやたら多いのだが、たまに別なところもある。
今日は埼玉の北の方だったので、生まれて初めて上越新幹線に乗れた。まあ、私は鉄オタではないので、新幹線に乗ったからといってどうということはないが。

私のような滋賀県民からすれば、埼玉県というのは都会かと思っていた。U字工事のネタみたいな感じだ。
だが、車窓から見る景色は、大宮だけ都会で、あとはそうでもなかった。

しかも、主張先で飯を食うために駅ビル内をウロウロしていたのだが、滋賀と似たような光景を見かけた。
女子高生のスカートの短さである。

私は滋賀から尼崎まで、4府県をまたいで通勤するので、大阪や神戸あたりの女子高生をよく見るのだが、都会の女子高生はスカートが膝下くらいの長さであることが多い。
だが、滋賀のような田舎の女子高生は、テレビや雑誌で見たイケイケ女子高生の格好ばかりが刷り込まれている田舎モンだから、多くがスカートを短くすればいいと思って、実際にそうしている。
今日行った、埼玉北部の出張先の女子高生も、それとまったく同じだった。
女子高生のスカートの長さの平均値で、都会か都会でないかが分かる。ド田舎まで行くとまた逆に長くなるのだろうが、ド田舎と都会の間の町では、こうなるのだ。

それはさておき、その出張帰りの話である。
私は新幹線での移動は嫌いではないが、それは周囲のほかの乗客による。みな静かならいいのだが、静寂を乱すヤツがいると、とたんに不快になる。

今日も、とんでもない母子が前の座席に座ってしまった。
30代とおぼしき茶髪のアホみたいな顔をした母親と、小学校高学年くらいのガキだったのだが、とにかくこいつらがうるさいのだ。

母親はスマホをマナーモードにする方法すら分からないバカなのか、メールの着信音を50回くらい鳴らしていた。
そのバカ息子は、Nintendo 3DSでモンハンを一生懸命やっていた。イヤホンも付けずに、スピーカーからそのまま音を垂れ流してである。

しばらく様子を見ていたが、ガキの方が30分経ってもやめようとしないので、後ろから座席をグーパンチでドンとどついたら、ようやく静かになった。
それで気がつくということは、悪いと思われると思いながらやっていたということなんだろう。
正真正銘のアホである。

このガキは、知能指数の低いバカな母親に育てられているから、こうなってしまったのだろう。
バカは遺伝すると思うのだが、遺伝よりも、育てられた環境が大きいのだと思う。子供がDSで音を出しながら新幹線で遊んでいても注意もしない親。そんな親だから、当然自分のケータイもマナーモードにすることがない。

こういうバカ親子も、私と同じ日本人なのである。バカな日本人を、それ以外の日本人がガマンせねばならないのだ。
こんなバカ親子どもは、中国か韓国あたりに移住してくれればいいのだが。