史上最低の総理大臣で間違いない菅直人が、今日になって文科相に朝鮮学校の授業料無償化手続きを再開しろと命じた。
明日30日(火)に菅内閣は総辞職するわけだが、そのどさくさに紛れて、愛する北朝鮮のために恥も外聞もないことをやってのけた。
さすがは史上最低の総理大臣だけある。やることなすこと、どれもこれも最低最悪で、最後まで最低だったのはある意味立派かも知れない。

北朝鮮が韓国の兵士や一般市民を殺害した無差別砲撃のを理由に、北朝鮮の出先機関である朝鮮総連参加の朝鮮学校無償化手続きを停止したにも関わらず、北朝鮮情勢は何の改善も見せていないなかの手続き再開指示である。
テロリスト市民団体に何千万円も寄付して支援するだけでは飽きたらず、テロリスト養成学校にも税金を注ぎ込み、反日闘士の育成にも手を貸すのだから、本当に最低の総理大臣だ。

大ニュースにすべきことであるが、次の総理大臣を選ぶ民主党代表選に合わせて行われたため、その陰に隠れて目立たなくなり、そのまましれっと無償化までこぎ着けられるかも知れない。
恐ろしい話だ。

朝鮮学校無償化手続きをぼやかすことになった民主党代表選は、野田佳彦が決選投票で逆転し、代表、すなわち次の総理大臣になることになった。
前の総理大臣があまりにクソ過ぎるので、在任期間中に何をやっても、それよりはマシに見えることは間違いない。

当初は、小沢一郎の支持を取り付けた海江田万里が優勢と見られていたが、決選投票で反小沢票を取り込んだ野田佳彦がうっちゃった。
総理大臣として魅力的な候補者はいなかったが、消去法で考えると、まだマシな結果かも知れない。

海江田万里は、菅直人に振り回された悲劇の大臣のイメージがあるが、単に菅に騙されたマヌケな大臣なだけである。
経産相の辞め時も完全に見失い、タイミングが計れない、決断力のない政治家だということがよく分かった。
福島第一原発で必死に作業する消防士に対し、偉そうに「水をかけなきゃクビにする」と言い放った過去もあり、人間性が疑われる人物でもある。

しかも、かつては相当な小沢嫌いだったはずなのに、小沢一派の票目当てに小沢にすり寄り、小沢一郎がこだわる「子ども手当2万6000円」や「高速道路無料化」といったアホなマニフェストをもう一度やると言い出した。

こんな露骨な小沢の太鼓持ちが総理大臣になったら、これからも親中・反米路線が継承されるだろうし、おぞましき東アジア共同体を進めようとするだろうし、天皇陛下を中国や韓国に行かせるなどの政治利用をするに決まっている。

経済界や産業界は、海江田が総理大臣になれば、「原発を動かしてくれるかも」と期待していたらしいが、すぐに掌を返すような政治家のどこらへんに期待ができるのであろうか。

野田佳彦の評価は分からない。財務省寄りの姿勢や増税ばかりが前面に押し出されるが、別段マイナスというものでもないし、間違いなく菅直人よりはちゃんとしているだろう。

日本の総理大臣はこれまで、鳩山由紀夫、菅直人という、歴代2位と1位の最低野郎が務めてきた。
野田佳彦がそいつらより悪くなるとは思えないが、せめて普通の総理大臣くらいにはなって貰いたいと願う。