昨日、日本代表がイングランド代表と試合をやっていることすら知らなかった。
夜、寝る前にインターネットを見ていたら、前半で闘莉王がCKからゴールを上げ、日本が1点リードしたとかいうニュースがアップされていた。何チャンネルで放送していたのかも知らないまま寝ることにした。

朝刊には、PKを止めるスーパーセーブがあったものの、結局オウンゴール2発で1-2で負けたとあった。3点とも日本の選手がゴールに叩き込んだわけだ。

先日の韓国戦とは異なり、世界トップクラスのイングランドと互角以上に戦ったこともあって、今度の代表戦の日本の評価は上々だった。その調子でいけばいいのだが、そううまく行くかどうかは疑問だ。諸手を挙げて喜ぶわけにはいかない。

私はどうも陰気くさい監督が嫌いで、阪神や楽天の監督をやっていた野村克也が嫌いだし、サッカー日本代表の岡田監督も嫌いだ。選手にも問題あるのだろうが、とにかく辛気くさい。しかも、陰気なくせに目標だけは異常に高く、未だに「ベスト4」とか言っている。
そういう理解不能なところも、受け入れられない理由のひとつだ。

そんな岡田監督について、今日のスポーツ報知がW杯南アフリカ大会のあと、引退して農業でもやりたいと語っていると報じていた。イギリスのサッカー雑誌のインタビューに答えたもので、「農業でもやって、晴耕雨読のような生活を送りたい」とのこと。

そういえば、私が嫌いなお坊ちゃま総理の鳩山首相も、引退後に農業でもやりたいと言っていた。
理解不能なヘンなヤツは、今の生業を引退したあとに、農業をやりたいと思うのだろうか。悠々自適の生活の中、小遣い稼ぎのために野菜を売ってやろうという魂胆なのかも知れないが、農業ってそんなに楽なもんなのだろうか。脱サラして農業をやって、失敗している人が大勢いるのだが。

それとも、金はあるから、農業での稼ぎはどうでもいいのだろうか。だったら、自分たちが食う分だけ、家庭菜園で作ってりゃいい。

サッカーばかりやってきたヤツ、政治と金のことばかり考えてきたヤツ、いずれにしても、どうもテキトーに将来を考え、農業もテキトーにしか考えていないように見受けられる。
将来を適当に考えられるほど余裕があるということなんだろう。とても羨ましい話である。