もうすぐサッカーW杯だというのに、南アフリカの治安は何も変わらないようだ。
韓国のテレビ局員が強盗に襲われ、別の韓国人テレビ局員が別の場所で車強盗に遭ったほか、ヨハネスブルクの近くでは強盗団と警官隊が銃撃戦を繰り広げ、警官2名が死傷する事件も発生した。

悪いと言われる治安への不安を払拭するため、南アフリカ政府も力を入れて治安回復に取り組んでいるはずだ。そんなさなかでのこれらの事件である。終わっているとしか言いようがない。

私の嬉しがりの父親が、100万円も出して南アフリカに2週間近く滞在して日本戦を観戦するらしいが、無事でいられるか本気で心配になってきた。強盗団と警官隊が日頃ドンパチやっている野蛮な国でサッカーW杯が行われる異常さに腹が立つ。
何故そんなところで試合をするのか。喜ぶのは、南アフリカの犯罪者ばかりではないか。
選手も観客も皆ビクビク。お祭り騒ぎをしている場合ではない。

万が一、私のオヤジが事件に巻き込まれて死ぬようなことになったら、またぞろアホな自称保守が、「自己責任だ」と喚くのだろう。
そうなったときのために、今から何と言い返すかを考えておいた方がいいかも知れない。身内が悪くもないことで叩かれるなんてまっぴらゴメンだし。