auがようやくコンシューマ向けにスマートフォンを投入する。「IS series」として、6月にシャープのアンドロイド携帯「IS01」、東芝のウィンドウズモバイル携帯「IS02」をリリースする。

これまで、auの小野寺社長は、「日本にスマートフォンは時期尚早」などと言って、ドコモやソフトバンクを尻目にスマートフォンを無視し続けていたが、いくら需要がまだ少ないとはいえ、無視し続けると遅れを取り戻せなくなるとようやく気が付いたようで、ライバルの2社に遅れること数年、本腰を上げたようだ。

注目はシャープの「IS01」だろう。電子手帳のような形で、フルキーボードを搭載している。ディスプレイは960×480 ドットの5インチで、さらにスマートフォン初のワンセグ搭載だ。オートフォーカス付きの527万画素のカメラも搭載。microSDHC も使える。
多分買う余裕なんかないだろうが、「IS01」を見て「これはいい」と思ってしまった。

だが、インターネットでよくよく調べてみると、電話機能に大きな欠点があった。電話としてもちろん使えるのだが、イヤホンマイクなどを接続しない限り、ハンズフリー状態になってしまうのだという。急に電話が鳴って取ってみたら、周囲に丸聞こえ。そんなマヌケな話があるか。
イヤホンマイクを急いで繋ぐにしても、ごたごたしている間に電話が切れてしまうだろう。

「IS01」はパスだ。

まあ、そもそも、高い金出して今の携帯電話を買い換えようと思わないので、元々スマートフォンなんか手に入れる機会なんかなさそうなのだが。